続自由時間のクラシック(464) 有名室内楽団・管楽アンサンブル(7)からパイヤール室内管弦楽団を聴く
今日の続自由時間のクラシックはフランスの古参の室内楽団からパイヤール室内管弦楽団のアルバムからいくつか採り上げて聞いてみることにします。名前は聞き覚えのある楽団ですが手許に1枚もなく、グーグルで検索しても、CD販売のCMばかりで、殆ど情報がない、解散もしていない、メンバのはずですが、詳細が掴めない不思議な楽団を選んだようです。
Webで調べると、「1953年にジャン=フランソワ・パイヤールによって設立されたジャン=マリー・ルクレール器楽合奏団を前身として、1959年に設立。フランスやイタリアのバロック音楽が中心だが、ドビュッシーなどの近代フランス音楽なども演奏する。音楽祭への出演、世界ツアーなど行う傍ら、同年に設立されたエラート・レーベルの看板楽団として数々のレコーディングを行った。主なレコーディングは、前記のレパートリーのほかJ・S・バッハやモーツァルトの管弦楽曲・協奏曲などがエラート・レーベルにある。」とあります。
また、「パイヤールの初来日は1968年10月で(当時のライヴCD「東京のパイヤール」がある)、以後、たびたび日本を訪れている。近年では2001年に来日し、水戸室内管弦楽団を指揮してドビュッシーやファリャ、オネゲルの作品を指揮した。2013年没と」簡単に説明がありました。
ランパルやラスキーヌの演奏をサポートしていて、フランスのレーベルのエラートを代表する室内楽団です。やはり、名門楽団だけに、Youtubeでは数多く、投稿されており、充分満足する検索結果が得られました。パイヤール没後、楽団はどうなったのか、詳細は不明ですが、数多くのアルバムは残っているようです。今日はいくつか名盤を選んで聞いてみることとします。名盤が沢山ありますが、厳選して「モーツァルト クラリネット協奏曲 イ長調 K 622 ランスロ」、「DEBUSSY,RAVEL&RESPIGHI ORCHESTRAL WORKS」、「Marie-Claire Alain, C.P.E. Bach Organ Concerto」と「モーツァルト ≪フルートとハープのための協奏曲」の4点はいかがでしょうか。フランスの名奏者のサポーター楽団といえます。残りは愉しみに残しておきます。
今日のお勧め曲
日時 2021・8・19
ジャンル 室内楽団
音源 Youtube
演奏楽団・合唱団 Jean-François Paillard Orchestre de chambre
演奏者カナ パイヤール室内管弦楽団
読み ハ行
国名 フランス
結成 1959
解散 ー
楽器分類 弦楽+各管楽器
指揮者・規模・中心メンバ ソリストに、モーリス・アンドレ、ジャン=ピエール・ランパル、ジェラール・ジャリ、リリー・ラスキーヌ、ピエール・ピエルロ、ジャック・ランスロらがいる。中でも、チェンバロのアンヌ=マリー・ベッケンシュタイナーは、パイヤール夫人
手許アルバム数 無し
Youtube検索結果より
・ Musikalisches Opfer (J.S.Bach) - Jean-François Paillard & Soloists
・ モーツァルト クラリネット協奏曲 イ長調 K 622 ランスロ/パイヤール
Mozart Clarinet Concerto A-major ★★
・ Bach / JF Paillard, Rampal, Beckensteiner, 1958 - Brandenburg Concerto No. 5
in D, BWV 1050
・ Boieldieu: Harp Concerto, Laskine & Paillard (1964) ボイエルデュー ハープ協奏曲
ラスキーヌ
・ J-F.PAILLARD/DEBUSSY,RAVEL&RESPIGHI ORCHESTRAL WORKS/ J-F
.パイヤール指揮 ドビュッシー,ラヴェル&レスピーギ名曲集 ★★
・ シャルパンティエ 「真夜中のミサ曲」ルイ・マルティーニ Charpentier "Messe de minuit"
・ シャルパンティエ 「テ・デウム」ルイ=マルティーニ/パイヤールo. Charpentier : Te Deum
・ Gyorgy Sebok plays Mozart - Klavierkonzert K 488 - Orchestre
Jean Franois Paillard LP
・ Handel - Water Music - Suite No. 1 in F major
・ Jacques Lancelot Concerto KV 622 pour Clarinette Mozart Orchestre
Jean-Francois Paillard ★★
・ Mozart - Concerto No. 23 in A major, K. 488 - Gyorgy Sebok
・ Marie-Claire Alain, C.P.E. Bach Organ Concerto in G major Wq.34 ★★
・ Mozart Clarinet Concerto in A, K.622 Lancelot/Paillard
・ モーツァルト ≪フルートとハープのための協奏曲≫ ハ長調 K 299 ランパル/ラスキーヌ★★
・ Telemann / JF Paillard, 1980: Tafelmusik - Overture in D Major -
Chambon, Gabel, Vinyl LP
・ Debussy, Orchestre De Chambre Jean François Paillard –
3 Sonates (196?) Erato – STU 70091
・ Marie-Claire Alain - Händel Organ Concertos Op. 7 No. 9-12
・ Rameau - Les Indes Galantes / Forêts paisibles, Les Sauvages.. +
P° (ref. rec. : J.-F. Paillard)
・ その他多数追加検索ください。
コメント・ウイキペデア他 "1953年にジャン=マリー・ルクレール器楽アンサンブルを創立する。これが母体となって1959年にパイヤール室内管弦楽団が結成された。同楽団はバロック音楽や古典派音楽を専門としていたが、チャイコフスキーやドヴォルザークの弦楽セレナーデのようなロマン派音楽を稀に録音することもあった。パイヤールは後者を通じてエラート・レーベルに数々のバロック音楽を録音し、また欧米の各地で演奏旅行を行なった。ドビュッシーなどの近代フランス音楽なども演奏する。音楽祭への出演、世界ツアーなど行う傍ら、同年に設立されたエラート・レーベルの看板楽団として数々のレコーディングを行った。主なレコーディングは、前記のレパートリーのほかJ・S・バッハやモーツァルトの管弦楽曲・協奏曲などがエラート・レーベルにある。
推薦図書
・レコ芸500
・モ-ツアルト名盤大全
・クラシック名盤大全 室内楽編
・200CD管楽器の名曲・名盤
・200CD協奏曲 立風書房
作曲家・楽器他補足事項(ウキペデア他より) パイヤール室内管弦楽団と共演して音源を残したソリストに、モーリス・アンドレ、ジャン=ピエール・ランパル、ジェラール・ジャリ、リリー・ラスキーヌ、ピエール・ピエルロ、ジャック・ランスロらがいる。中でも、チェンバロのアンヌ=マリー・ベッケンシュタイナーは、パイヤール夫人である。パイヤールはしばしばその他のアンサンブルにも客演指揮者として活躍し、また著述家としても活躍した。叢書『 Archives de la Musique Instrumentale 』の校訂者であり、また1960年には『フランス古典音楽 La musique française classique 』(渡部和夫訳・白水社クセジュ文庫)を出版している。
「モーツァルト クラリネット協奏曲 イ長調 K 622 ランスロ/パイヤール」です。 古い音源ですが、名盤です。 |
「J-F.PAILLARD/DEBUSSY,RAVEL&RESPIGHI ORCHESTRAL WORKS」です。 この方がパイヤールです。お勧めのアルバムです。 |
「Marie-Claire Alain, C.P.E. Bach Organ Concerto」です。 この方はパイヤールの奥様だそうです。 |
「モーツァルト ≪フルートとハープのための協奏曲」です。 巨匠ランパルとラスキーヌが演奏する、名盤です。 |
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