続自由時間のクラシック(497) 不滅の巨匠100から巨匠Karl Böhmを聴く

  今日の続自由時間のクラシックはウイーンフイルを手兵として、1975年、来日し、日本でブームを起こした「Karl Böhm」のアルバムからいくつか選んでみることにします。戦前から活躍されていたが、人気は第2時世界大戦後といわれる。カラヤンと違って、物静かな指揮ですが、頑固な一面があり、オーケストラのメンバも苦労したと有ります。日本では先に3度も来日しているカラヤンの方が知名度が高かったそうです。

 手許に70枚ほどのアルバムがあるようです。レコード会社の専属契約の関係から、1970年ごろ、ウイーンフイルで、指揮し、録音が出来るようになってから、ベートーヴェンとブラームスの交響曲全集を手掛けたそうです。指揮者としての経歴は歌劇場で作られた人でもあります。また、モーツアルトについては特別扱いで聴く必要があるようです。

 Youtubeで追加検索すると、手許のアルバムはモーツアルトの主な交響曲は、ほぼ、聴けそうです。手許のリストにない、アルバムを中心に検索した結果が下の表のとおりです。 膨大な量が公開されていますの、ベームのあとに作曲家名を併記して、検索すると、主な作曲家別に、名曲・名盤を聴く事が可能です。

 「人となり、(来日状況も含む)」はウキペデアが詳しいので一読ください。いくつか日本との関係をピックアップしますと、「日本でのベームの人気に一気に火がついた1975年の公演は、ウィーン・フィルを率いての公演であり、前評判に違わぬ演奏が大きな反響を呼んだ。あまりの反響の大きさにベームは感激し、時期こそ決めないものの再びの来日を即断したとも言われる。この時はリッカルド・ムーティも同行し、ムーティの指揮での公演も別途行われた。」とあります。

 「ベームが亡くなる際にも、危篤の段階から新聞やテレビ・ニュースで報じられていたほどである。ベームの来日は1963年、1975年、1977年及び1980年の4回。1979年にも来日の予定(読売日本交響楽団の招聘)であったが、体調不良のためキャンセルされている。」とあり、1977年の来日時は他の予定をキャンセルして、来日したとあります。

 今日は作曲家別に主にウイーンフイルを指揮した、交響曲を中心に数多く検索しました。協奏曲、オペラなど、数多くみつかります。是非、追加検索ください。今日は手許のアルバムからモーツアルトの「Eine Kleine Nachtmusik」を聴きながらブログをまとめましたので、余り聴く機会の多くないアルバムに限定し、「Mozart - Sinfonia Concertante K.297b」、「Beethoven, Piano Concerto No.4」、「Schubert Symphony No.8 D759」と「Strauss "Don Juan」の4点を選んで、聴いてみることにします。CDが普及する、直前の時期のアルバムがありますが、最近はリマスター版がでています。時間の関係でベートーヴェンの「フイデリオ(字幕日本語版)」は別の機会に聞くことにします。

今日のお勧め曲

公開日                       2021・11・03

演奏家名                          Karl Böhm

読み                           カール・ベーム

音源                           Youtube

出生地:                    オーストリア=ハンガリー帝国、グラーツ

死亡:                        1981年8月

分類                            指揮者

知名度                        不滅の巨匠 

クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲

モーツアルト オペラ コシファン・トウッテ

ベートーヴェン 交響曲全集

ベートーヴェン オペラフイデリオ

シューベルト 交響曲全集

R・シュトラウス オペラ サロメ

人となりウキペデアより抜粋 カール・ベーム(ドイツ語: Karl Böhm, 1894年8月28日 - 1981年8月14日)は、オーストリアの指揮者。学位は法学博士(グラーツ大学)。称号はオーストリア音楽総監督、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者。ベームは、当時のオーストリア大統領ルドルフ・キルヒシュレーガーをして「(オーストリア)共和国が与え得る栄誉はすべて与えました」と言わしめたほど、数多の名誉職を贈られていた。この発言の念頭にあるものも含めて、それらの一例として、「ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者」「ロンドン交響楽団桂冠指揮者」「ウィーン市、グラーツ市、ザルツブルク市の各名誉市民」「ドイツ連邦功労十字勲章」「バイロイト黄金名誉指環」「バイエルン国立歌劇場名誉会員」「ダルムシュタット国立歌劇場名誉会員」「ベルリン・ドイツ・オペラ名誉会員」などがある。そのため、ベームの死は世界中に衝撃を与えた。

推薦図書

レコ芸500 2017

クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ

手許CD(約70) 詳細は下記リスト

Youtube検索結果より 

Requiem de Mozart - Lacrimosa - Karl Böhm - Sinfónica de Viena

Mozart, Eine kleine Nachtmusik KV 525 Karl Bohm, Wiener Philharmoniker

Mozart Sinfonía nº 25 VPO Karl Bohm 1 de 4

Mozart, Symphony 35, K. 385, "Haffner" - Wiener Philharmoniker, Karl Böhm

Mozart, Symphony 36, K. 425, "Linz" - Wiener Philharmoniker, Karl Böhm

Mozart - Sinfonía 40 - Molto Allegro(1/4) - Karl Böhm - Filarmónica de Viena

Mozart Sinfonía nº 41 "Jupiter" - VPO Bohm (1 de 4)

Karl Bohm Mozart - Sinfonia Concertante K.297b (1966) BPO ★★

Mozart -Piano Concerto No 23 A major K 488, Maurizio Pollini, Karl Bohm

Beethoven: The Complete Symphonies Bohm/Vienna Philharmonic 

     150th Anniversary Edition ★★★

Beethoven Symphony No.5 Movt 4 - Karl B철hm, Wiener Philharmoniker

Beethoven Symphony No. 6 - Karl Böhm

Beethoven Symphony No. 7 Karl Böhm Wph -Tokyo Live-

      ベートーヴェン 交響曲第7番 ベーム ウィーンフィル

Beethoven Symphony No 9 WPh Bohm 1977

Wilhelm Backhaus plays Beethoven, Piano Concerto No.4 -

      Karl Böhm, Wiener Symphoniker (1967) ★★

Beethoven Leonora 3 VPO Karl Böhm 1977

Brahms : Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68 - Karl Böhm, 

     V.P.O. 17.3.1975 /ブラームス:交響曲第1番 - ベーム ウィン・フィル

JOHANNES BRAHMS – Symphony No 2 in D major, Op 73 -

      Wiener Philharmoniker (Karl Böhm)

ブラームス交響曲第4番 ベーム1978年ライヴ

Schubert complete symphonies Carl Bohm ★★★

Schubert Symphony No.8 D759 "Unfinished" Karl Böhm V.P.O.

      1975 /シューベルト 交響曲第8番『未完成』カール・ベーム指揮ウィーン・フィル ★★

Schubert Symphony 9 "The Great" - Karl Böhm (Live)

Karl Bohm Bruckner - Symphony No.7&8 (1976) VPO

Dvorak Symphony No.9 "From the new World" Böhm WPh 

     ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」ベーム ウィーンフィル ★★

Karl Bohm Haydn - Symphony No.88-92,etc (1972,73) VPO ★★

Tschaikowsky - Sinfonia N° 6 ''Patetica'' - London Simphony

      Orchestra - Karl Böhm - HQ Audio

Strauss "Don Juan" - Karl Bohm with Vienna Philharmonic 

     (Rehearsal and Concert)★★

R Strauss, Also Sprach Zarathustra Op 30 , Karl Bohm,cond

ベートーヴェン:フィデリオ (ベーム, 1970年)【全曲・日本語字幕】★★★

Gotterdammerung - Bayreuth 1967 - Karl Bohm - LP SOUND 神々の黄昏 

Die Walküre - Bayreuth 1967 - Karl Böhm - LP SOUND ヴァルキューレ 

Wagner: Das Rheingold [Karl Böhm 1965 ] Theo Adam, 

     Anja Silja , Lili Chookasian ラインの黄金 

作曲家別に追加検索ください。

演奏家追加情報 1917年 - グラーツ市立歌劇場でデビュー。リヒャルト・ワーグナーの友人であったカール・ムックがベームの『ローエングリン』を聴いた際に感激し、当時バイエルン国立歌劇場音楽監督だったブルーノ・ワルターにベームを紹介した。グラーツ市立歌劇場では首席指揮者に予定されていたが、ワルターの招きにより、1921年 よりバイエルン国立歌劇場の第4指揮者に転任。ワルターはベームに多大なる影響を与え、特にモーツァルトの素晴らしさを教えた。そしてまたベームもモーツァルトの権威として知られることになる。


「 Böhm 手許リスト」です。Youtubeでも殆ど揃う様です。
主な作曲家の交響曲はかなり揃っているようです。


「Sinfonia Concertante K.297b」です。K364もあります。
こちらはベルリンフイルでの指揮です。名曲です。是非いかがですか。
尚、冒頭のモーツアルトレクイエムは高い視聴回数を得ています。

「Beethoven, Piano Concerto No.4」です。
ピアノは巨匠バックハウスの演奏です。

「Schubert Symphony No.8 D759 "Unfinished"」です。
かなり、頑固な指揮者で楽員も困ったようです。

「Strauss "Don Juan"」です。珍しい、リハーサルつきです。

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