続自由時間のクラシック(512) 不滅の巨匠100から指揮者Carlos Kleiberを聴く
今日の続自由時間のクラシックは個人的にも大好きな指揮者の一人でカリスマ的な「Carlos Kleiber」のアルバムからいくつか聴いてみることにします。父親がベルリン国立歌劇場の音楽監督であったが、ナチスと衝突したため、南米のヴエノスアイレスに移住したのち、戦後、ヨーロッパに戻り、スイスの工科大学に入った経歴の持ち主で、親父のあとを継いだ指揮者です。
ウキペデアによると「父は指揮者志望の息子に助言を与え、劇場関係者に紹介の労をとる一方、公の場で息子の音楽活動を手厳しく批判したこともあった。偉大な指揮者である父との関係は息子の指揮者人生に複雑で深い影を投げかける事になる。」とあります。
「1968年にはバイエルン国立歌劇場の指揮者となり名声を確立する。1978年にはシカゴ交響楽団を指揮してアメリカデビュー。その後も世界の著名な歌劇場やオーケストラの指揮台に立つが、一度も特定の楽団や歌劇場と音楽監督などの常任契約を結ぶことなくフリーランスの立場に徹している。」と有ります。
カール・ベームのコメントが興味ぶかいので、記しますと「「次の世代の若手指揮者で唯一才能を認めた指揮者として、カルロスをあげている。そこでは「カルロスは天才的な男だよ。父親のようにね」(だけど)「やっぱり(父親と同じく)気難しい男でね、周りの者がてこずってるよ」「彼にはいつも『お前は紡ぎ手だね。人を魅了する紡ぎ手だよ』と言ってるよ」と答えている。ベームとは特に親しかったらしく、バイエルン国立歌劇場でのベーム追悼演奏会を指揮している。」とあり、親子揃って気難しい人だったそうです。
「1980年以降は演奏活動を控え、クライバーがどこかのオーケストラを指揮するというだけで大ニュースになり、首尾良く演奏会のチケットを入手しても当日、本当に彼が指揮台に立つまでは確かに聴くことができるか保証の限りではなかったが、多くのファンが彼の演奏会を待ち望んでいた。」とあります。
Youutbeで検索した結果、下の表のとおり、レパートリーは少ないものの、数多いアルバムがみつかりました。手許にはベートヴェンを中心に15枚ほどしか保有しておらず、Youtubeで追加検索し、マイリストを充実させることが出来ました。今日は先ず手許のアルバムからベートーヴェンの5&7番(ウイーンフイル版)を聞きながらブログをまとめ、今日は視聴回数にこだわらず、名曲・名盤から、「[1992] Neujahrskonzert」、「Mozart, Symphony No. 36」、「Haydn, Symphony no. 94」と「An der schönen blauen Donau, Op. 314 (美しく青きドナウ)」の4点を選んで聴いてみることにします。各年次に開かれた、演奏会のアルバムはお勧めの名曲が揃っています。是非、いくつかトライください。★★★は高評判のアルバムです。
今日のお勧め曲
公開日 2021・11・24
演奏家名 Carlos Kleiber
読み カルロス・クライバー
音源 Youtube
出生地: ドイツ ベルリン
死亡: 2004年7月
分類 指揮者
知名度 不滅の巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ ベートーヴェン 交響曲第5番、7番
・ Jシュトラウス 喜歌劇、こうもり
・ ワーグナー トリスタンとイゾルデ
・ ウエーバー 魔弾の射手
・ ブラームス 交響曲第4番
人となりウキペデアより抜粋 カルロス・クライバーは、ドイツ出身の指揮者。第二次世界大戦期にアルゼンチンに亡命し、後に父の国籍であるオーストリア国籍を取得した。父は世界的な指揮者であったエーリヒ・クライバー。1974年にはバイエルン国立歌劇場とともに初来日、1981年、1986年、1988年、1994年にも来日している。1992年にもウィーン・フィルと来日の予定だったが病気のためキャンセルとなった。
推薦図書
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ 200CD指揮者とオーケストラ
手許CD(約15) 詳細は添付リスト
Youtube検索結果より
・ Beethoven - Symphony No 5 - Kleiber, VPO (1974) ★★★
・ Kleiber / BEETHOVEN Symphonie Nr. 6. F- Dur op. 68
・ Carlos Kleiber Beethoven Symphonies 4&7
Concertgebouw orchestra Amsterdam ★★★
・ Beethoven Symphonie No. 7 / Wiener Philharmoniker, Carlos Kleiber ★★★
・ Carlos Kleiber Beethoven Symphonies 7 (Complete) / Concergebouw Orchestra
・ Carlos Kleiber -Beethoven symphony No.7, Op.92 : mov.2
・ L. van Beethoven: Symphony No. 7 / Carlos Kleiber (Tokyo, 1986) ★★
・ Carlos Kleiber - Brahms Symphony No.4 (1st mov./ first part) ★★★
・ Carlos Kleiber -Johann Strauss II "Unter Donner und Blitz" ★★★
・ Carlos Kleiber -Johann Strauss II "Die Fledermaus"
・ Weber-Der Freischutz Overture-Kleiber (1970) ★★★
・ Carlos Kleiber Beethoven Ouvertüre Coriolan Mozart Symphonie
No 33 Brahms Symphonie No 4
・ Carlos Kleiber -Verdi "La Traviata"- Live in München, 1975 ヴェルディ
「椿姫」カルロス・クライバー ミュンヘンライブ ◎
・ Traces to Nowhere - The conductor Carlos Kleiber,
with English subtitles (HD 1080p) ドキュメンタリー映画 ★★
・ [1992] Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker - Carlos Kleiber ★★
・ Carlos Kleiber conducts Mozart 33 - 1967.wmv
・ Mozart Symphony No 36 in C major KV 425 ”Linz”
・ Mozart, Symphony No. 36 in C major, K.425 "Linz" / Carlos Kleiber ( 1988 ) ★★
・ Carlos Kleiber in rehearsal & in concert - Johann Strauss -
Die Fledermaus - 1970 D/ITA COMPLETE!
・ Carlos Kleiber, Live in Chicago, 1978 ( Weber, Schubert, Beethoven )
・ Richard Wagner "Tristan Und Isolde" | Carlos Ludwig Kleiber ◎
・ Schubert Symphonie No.3 Wiener Philharmoniker Carlos Kleiber 1979
・ Schubert - Symphony No 8 "Unfinished" - Kleiber, VPO (1978)
・ Schubert Symphony No. 8 "Unfinished" (Kleiber/Vienna Philharmonic)
・ R. シュトラウス:ばらの騎士 (C. クライバー, 1979年)【全曲・日本語字幕】◎
・ Haydn, Symphony no. 94 in G major "Surprise": Kleiber/VPO/live in 1982 ★★
・ Schubert - Symphony No 3 - Kleiber, VPO (1978)
・ Carlos Kleiber conducts Mahler: Das Lied Von Der Erde
・ Borodin - Symphony No 2 - Kleiber, SRSO (1972)
・ Carlos Kleiber, Live At Musikverein Grossersall Wien, 1979 ( Weber, Mozart, Brahms )
・ Carlos Kleiber, Live At Musikverein Grossersall Wien, 1982 ( Haydn, Berg, Beethoven )
・ Carlos Kleiber, Live in Pompei, 1987 ( Mozart, Brahms )
・ Carlos Kleiber, Live in Berlin, 1994 ( Beethoven, Mozart, Brahms )
・ Carlos Kleiber, Live in Ingolstadt, 1996 ( Beethoven, Mozart, Brahms )
・ Carlos Kleiber, The Last Concert in Cagliari, 1999 ( Beethoven, Strauss ) ★★★
・ Dvorak - Piano Concerto - Richter, Kleiber, BSO (1976)
・ An der schönen blauen Donau, Op. 314 ★★★(美しく青きドナウ)
・ ミックスリスト - カルロス・クライバー ★★★
・ 追加検索ください。
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演奏家追加情報 1980年代後半から指揮の回数が2,3年に数回のペースとなってゆく(指揮したオーケストラは主にバイエルン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど)。クライバーがどこかのオーケストラを指揮するというだけで大ニュースになり、首尾良く演奏会のチケットを入手しても当日、本当に彼が指揮台に立つまでは確かに聴くことができるか保証の限りではなかったが、多くのファンが彼の演奏会を待ち望んでいた。
「Carlos Kleiberの手許リスト」です。 わずかですが、主な名盤はあるようです。 |
「 [1992] Neujahrskonzert 」です。 ニューイヤーコンサートです。初めて聴くことになります。 |
「Mozart, Symphony No. 36 Linz」です。いかがでしょうか |
「Haydn, Symphony no. 94」です。 こんな曲もありました。シューベルト3番もお勧めです。 |
「An der schönen blauen Donau, Op. 314 美しく青きドナウ)」です。 何故かこの曲が高い視聴回数を得ています。 |
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