続自由時間のクラシック(514)　不滅の巨匠１００から指揮者Rafael Kubelíkを聴く

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　今日の続自由時間のクラシックはチェコの名指揮者の「Rafael Kubelík」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。彼も政治に翻弄された指揮者の一人で、１９４８年に英国に亡命し、母国に帰国する１９９０年まで、長い年月を必要とした指揮者です。

　ウキペデアによると「1950年から1953年までシカゴ交響楽団の音楽監督を務めた。1955年から58年までコヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽監督をへて、1961年には手兵となるバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、1979年までその任にあった。この間、全世界規模での海外ツアー、ドイツ・グラモフォン、アメリカCBSなどへの多くの録音を実現し同楽団を世界的水準のオーケストラとした。チェコの民主化により、大統領の招請を受けて、亡命先のイギリスから帰国し、翌1990年の「プラハの春」音楽祭でチェコ・フィルを指揮し、スメタナの『我が祖国』の歴史的演奏を行い復活。チェコ・フィルより終身名誉指揮者の称号を受けた。｣と有ります。詳細はウキペデアを一読ください。

　また、彼についての人となりを表わすコメントを記しますと、「指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイムは、クーベリックについて「音楽家として、人間として、この上なく素晴らしい人物だと思っている。真に自立した音楽家というのは少ないが、彼はその一人であるーー芸術上の妥協は一切しない、一番楽な道ではなく一番困難な道を取る、というのが彼のやり方だった」と述べている」とあります。

　何度か来日され、日本にも、数多いファンがおられる指揮者です。手許には４０枚近くあるようですが、意外とベートーヴェンの交響曲は不揃いのようで、Ｙｏｕｔｕｂｅでも，視聴回数が低い様でした。やはり、ドボルザーク、スメタナなどの東欧の作品に人気が集まっています。

　今日は指南書の推すアルバムを中心にＹｏｕｔｕｂｅでじっくり検索してみました。結果は下のとおりで、充分すぎるほど、多くの名盤を聴くことができそうです。今日はリストから、「Dvořák Slavonic Dances」、「Dvorak - Symphony No. 9」、「Schumann Symphonie N°4」と「Mahler: Symphonie  No.5」の４点を選んで聴くことにします。下のリスト意外に、まだまだ有りますので、是非追加検索して、お愉しみください。ようやく、１０人の巨匠指揮者をおえました。残り、１０人程を選ぶ予定です。来週は鍵盤楽器・弦楽器の巨匠の追加を予定しています。★★★は名盤です、時間の関係で省略していますが、是非、時間が許せばトライください。

今日のお勧め曲

演奏家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Rafael Kubelik

読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラファエル・クーベリック

音源 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

出生地： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チェコ ビーホリ

死亡： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1996年8月

分類 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指揮者

知名度 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不滅の巨匠　

クラシック不滅の巨匠　１００　２００８の推薦曲

・ マーラー　交響曲全集

・ ドヴォルザーク　スラヴ舞曲集

・ モーツアルト後期交響曲集

・ ベートーヴェン　交響曲全集

・ スメタナ　連作交響詩　わが祖国　全曲

人となりウキペデアより抜粋 ラファエル・イェロニーム・クーベリックは、チェコ出身で、ドイツを中心に国際的に活躍した指揮者、作曲家。チェコ語の発音ではクベリークが近い。 大戦終結後の1948年にチェコスロバキアでチェコスロバキア共産党を中心とした政権が成立する（1948年のチェコスロバキア政変）と、チェコの共産化に反対したクーベリックは、同年のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英、そのままイギリスへと亡命した

推薦図書

・ レコ芸５００　２０１７

・ クラシック不滅の巨匠１００　２００８　◎

・ クラシック不滅の名盤２００７

・ 名盤鑑定百科各篇　吉井

・ 私だけのクラシック１００１　宮城谷

・ ２００ＣＤ指揮者とオーケストラ

手許ＣＤ（約３５） 詳細は添付リスト

Youtube検索結果より　

・ Smetana: Ma vlast (My Fatherland) - No. 2. Vltava (Moldau), 

　　　　　Conductor: Rafael Kubelík　★★★

・ Smetana -Ma vlast- Kubelik BRSO スメタナ「わが祖国」クーベリック バイエルン放送響★★★

・ Rafael Kubelík & Česká filharmonie - Opening Concert of 1990 Prague Spring Festival

・ Rafael Kubelik "Stabat Mater" Dvorak

・ A. Dvořák Slavonic Dances Op.46 & 72, Rafael Kubelik　★★

・ Antonin Dvorak "Serenade for Strings" Rafael Kubelik　★★

・ Dvořák - Sinfonia n.7 - Kubelik

・ Rafael Kubelik - Dvorak symphony n°8 - Philadelphia - Live - 12/10/1982

・ Kubelik: Dvorak - Symphony No. 9 "From the New World"　★★

・ Kubelik/Janacek Sinfonietta 1st and 2nd movements

・ BEETHOVEN SYMPHONIES NO. 1,3,2 ( RAFAEL）★★

・ BEETHOVEN SYMPHONY # 2 in D major ~ 

　　　　　RAFAEL KUBELIK/ Concertgebouw Orchestra

・ Beethoven Symphony No.9 Rafael Kubelik 1982　★★

・ Schönberg "Gurre-Lieder" Rafael Kubelik

・ Rafael Kubelik Schumann - Symphony No.1-4,etc Bayerischen RSO

・ Schumann Symphonie N°4 & Piano Concerto Wilhelm Kempff, Rafael Kubelik　★★

・ Rafael Kubelik Mozart - Symphony No.35,36,38,39,40,41 Bayerischen RSO　★★★

・ Rafael Kubelik Brahms - Symphonies (1956-1957) VPO　★★★

・ Brahms: Ein deutsches Requiem: Kubelik BRSO　

　　　　　ブラームス　ドイツ・レクイエム　クーベリック バイエルン放送響　★★★

・ Gustav Mahler - Complete Symphonies (Rafael）　★★★

・ Mahler- Symphonie-Orchester Des Bayerischen Rundfunks, 

　　　　　Rafael Kubelik ‎– Symphonie No.5　★★

・ Mahler: Symphonie Nr. 6 'Tragische' (Kubelik, BRSO)　★★

・ Rafael Kubelik conducts Mahler's 9th - LIVE!

・ シューベルト 交響曲第８番 「ザ・グレート」 クーベリック１９７０年ライヴ　★★

・ Hector Berlioz "Symphonie fantastique" Rafael Kubelik　★

・ Anton Bruckner "Symphony No 8" Rafael Kubelik　★

・ Bruckner "Symphonie No 9" Rafael Kubelik

・ Handel / Rafael Kubelik, 1970: Music for the Royal Fireworks - 

　　　　　Berlin Philharmonic, Digitized DG LP　★★

・ Giuseppe Verdi. Rigoletto (Rafael Kubelik)

・ Rafael Kubelik-Legendary and Rare Recordings

・ 追加検索ください。

演奏家追加情報 1961年には手兵となるバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、1979年までその任にあったが、この間クーベリックと楽団は1965、75年の2回の来日公演を含む、全世界規模での海外ツアー、ドイツ・グラモフォン、アメリカCBSなどへの多くの録音を実現し同楽団を世界的水準のオーケストラとした。1989年にチェコで民主化革命が起きたのを契機に、ハヴェル大統領の強い要請で亡命先のイギリスから帰国し翌1990年の「プラハの春」音楽祭でチェコ・フィルを指揮し、スメタナの『我が祖国』の歴史的演奏を行い復活。チェコ・フィルより終身名誉指揮者の称号を受けた。さらに、1991年秋にもチェコ・フィルに再登場し、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』を指揮。その直後に来日、大阪、東京でスメタナの「わが祖国」を演奏した。

「Kubelíkの手許リスト」です。
ドヴォルザーク９番とスメタナのわが祖国を聞きながら
ブログをまとめました。

「Dvořák Slavonic Dances Op.46 & 72」です。
古いですが、お勧めの名盤です。

「Dvorak - Symphony No. 9」です。
７，８番もＹｏｔｕｂｅでも聴くことができます。

「Schumann Symphonie N°4 」です。お勧めの名盤です。
ピアノ協奏曲（ケンペ）も付いています。

「Mahler: Symphonie Nr.５」です。こちらもいかがでしょうか



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