続自由時間のクラシック(499) 不滅の巨匠100から巨匠Sergiu Celibidacheを聴く
今日の続自由時間のクラシックは珍しいルーマニア出身の世界的に有名な指揮者である「Sergiu Celibidache」のアルバムからいくつか聴いてみることにします。戦後、フルトヴェングラーがナチス問題で、ベルリンフイルを指揮できなかった頃、今日の「Sergiu Celibidache」が指揮した時期があったが、フルトヴェングラーの復帰、後任のカラヤンがベルリンフイルに選ばれたため、ヨーロッパ各地のオーケストラの客演指揮者となった、不遇の時代を経て、ミュンヘンフイルの指揮者となった指揮者であります。
毒舌家で知られ、何度か悶着を起こした人ですが、「フルトヴェングラーから音楽の深遠な洞察のすべてを学んだと語っている」フルトヴェングラーを尊敬していた指揮者です。人となり、指揮者としてのオーケストラの変遷やエピソードはウキペデアが詳しいので一読ください。日本ではレコ500に交響曲を中心に30点もノミネートされている、プロ評論家好みの指揮者です。
ライヴ第一主義者で録音された作品が少ないのですが、ミュンヘンフイル時代の名演を視聴できそうです。手許はブルックナー交響曲他20枚以上あるようですが、殆ど聴いた記憶がありません。今日のYoutubeの検索した結果と合わせて、ライブラリーが充実し、今後も、じっくり、愉しむことができそうです。
いつもの様にエピソードをいくつかピックアップしてみました。「ベルリン・フィルを指揮しながら広大なレパートリーを開拓していった。バロック、古典派から近現代の作曲家まで膨大なものに及び、しかも(協奏曲を除き)その全てを暗譜で指揮した」ともあります。
「客演指揮者として各地を転々とし、行く先々で評価を得てきたチェリビダッケであったが、1979年6月、ルドルフ・ケンペの後任を探していたミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任する。きっかけは同年2月のミュンヘン・フィルにおける初指揮で、この演奏会が圧倒的な成功を収めたことだった。チェリビダッケは、新団員の多数採用、団員給与のバイエルン放送交響楽団並みへの引き上げ、プログラムや招聘する指揮者やソリストの決定に対する強い発言権など、厳しい条件を提示したが、そのほぼ全てが認められた」といわれている。
今日は時間をかけて、Youtubeで検索してみました。ミュンヘン・フィル時代のベートヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲はほぼ、揃うようです。視聴回数と時間でセレクトしていますが、まだまだ、ありそうです。段々、演奏時間が長くなる傾向の指揮者ですが、是非追加検索ください。
今日は評判のアルバムから「Dvorak Symphony No 9」、「Bruckner Romantic Symphony No 4」、「Rimsky-Korsakov: Scheherazade」と「Stravinsky - Symphony of Psalms」の4点を選んで聴いてみることにします。来週は不滅の巨匠から、鍵盤楽器楽器奏者を5人選んできいてみる予定です。
今日のお勧め曲
公開日 2021・11・05
演奏家名 Sergiu Celibidache
読み セルジウ・チェリビダッケ
音源 Youtube
出生地: ルーマニア国、ヤシ
死亡: 1996年8月
分類 指揮者(作曲家)
知名度 不滅の巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ ブルックナー 交響曲第2番
・ ブルックナー ミサ曲
・ フォーレ レクイエム
・ ストラヴンスキー 詩篇交響曲
・ ヴェルデイ レクイエム
人となりウキペデアより抜粋 セルジュ・チェリビダッケ(セルジウ・チェリビダッケとも、Sergiu Celibidache( 1912年7月11日- 1996年8月14日)は、ルーマニアに生まれ、ドイツで活躍した指揮者。作曲家チェリビダッケは暫定指揮者のボルヒャルト死去のわずか6日後にベルリン・フィルの野外コンサートで指揮者デビューを飾る。曲はロッシーニの『セビリアの理髪師』序曲とウェーバーのファゴット協奏曲、そしてドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』であった。その後、暫定的にではあるがベルリン・フィルの首席指揮者に就任した。
推薦図書
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ 200CD指揮者とオーケストラ
手許CD(約20) 詳細は下記リスト
Youtube検索結果より
・ Dvorak Symphony No 9 "New World" Celibidache,
MünchnerPhilharmoniker, 1991 ★★
・ Beethoven - Symphony No 4 - Celibidache, MPO (1995)
・ Beethoven - Symphony No.5 in C minor - Sergiu Celibidache
・ Beethoven "Symphony No 6" Sergiu Celibidache
・ Beethoven Symphony No. 7 - Celibidache, Stuttgart RSO (Live, 1981)
・ Brahms - Symphonie No 1 (Celibidache)
・ Brahms - Symphonie N° 2 (Celibidache)
・ Brahms - Symphonie N° 3 (Celibidache)
・ Brahms - Symphonie No 4 (Celibidache)
・ Brahms Piano Concerto No 1 - Barenboim, Celibidache, 1991
・ Brahms Piano concerto N° 2 (Barenboim - Celibidache)
・ Bruckner - Symphony No 3 in D minor - Celibidache
・ Bruckner Romantic Symphony No 4 - Celibidache
Münchner Philharmoniker - 1983 Herkulessaal Live ★★
・ Anton Bruckner Symphony No 5 in B-flat Major - Sergiu Celibidache, MPO, 1985
・ Bruckner Symphony No 6 Celibidache Münchner Philharmoniker 1991
・ Celibidache, the Berliner Philharmoniker and Bruckner:
A historical, superlative concert ★★★
・ Bruckner Symphony No 8 Celibidache Münchner
Philharmoniker Live Tokyo 20 Oct 1990
・ Bruckner Symphony No.9 - Sergiu Celibidache/ MPO (Live, 1986)
・ Schumann, Symphony No.2 in C Major, Op.61 / Sergiu Celibidache ( 1994 )
・ Sibelius: Symphony No. 2 - Lucerne Festival Orchestra/Celibidache (1974)
・ Franck Symphony in Dm - Sergiu Celibidache / M체nchner Philharmoniker (Live)
・ Tchaikovsky Symphony No 5 Sergiu Celibidache
・ Rimsky-Korsakov: Scheherazade - Celibidache, RSS (1982) ★★
・ Mussorgsky "Pictures at an Exhibition" Sergiu Celibidache
・ Stravinsky - Symphony of Psalms - Celibidache, MPO (1984)★★
・ Mozart - Requiem - Celibidache, MPO (1995)
・ [Complete] G. Faure - Requiem Sergiu Celibidache in Rehearsal
London Symphony Orchestra BBC 1983★★★
・ Ravel - Bolero. Sergiu Celibidache 1971
・ Celibidache conducts Wagner Meistersinger Overture ★★
・ Wagner - Tristan und Isolde - Liebestod - Celibidache, MPO (1983)
・ Sergiu Celibidache: Wagner - Tannhäuser, 'Overture'
・ Wagner - Prelude to Act 1 of Die Meistersinger - Celibidache, MPO (1985)
・ Sergiu Celibidache Interview.★★★(英文字幕付き)
・ 追加検索ください。
演奏家追加情報 バロック、古典派から近現代の作曲家まで膨大なものに及び、しかも(協奏曲を除き)その全てを暗譜で指揮したことで有名。ベルリンフイルに残れず、客演指揮者として各地を転々とし、行く先々で評価を得てきたチェリビダッケであったが、1979年6月、ルドルフ・ケンペの後任を探していたミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任する。きっかけは同年2月のミュンヘン・フィルにおける初指揮で、この演奏会が圧倒的な成功を収めたことだった。
「Celibidacheのリスト」です。殆ど聴いた記憶がありません。 重なっているアルバムもいくつかあり、20枚ほどでしょうか。 |
「Dvorak Symphony No 9」です。視聴回数が600万回を超えたアルバムです。 |
「Bruckner Romantic Symphony No 4」です。 手許にCDでもありますが、ライヴで視聴できます。 |
「Rimsky-Korsakov: Scheherazade」です。いかがですか オーケストラはRadio-Sinfonieorchester Stuttgartです。 |
「Stravinsky - Symphony of Psalms」です。 プロの推す、マニュアックな曲ですがいかがですか |
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