続自由時間のクラシック(504) 不滅の巨匠100から巨匠ピアニストをFriedrich Gulda聴く
今日の続自由時間のクラシックはクラシックとジャズの両方で名前が知られているピアノの巨匠「Friedrich Gulda」のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。このブログでは、ジャズシリーズでジャズメンを300人ほど、お勧めしましたが、どうも、彼は入れていないようです。しかし、今回Youtubeで検索するといくつか発見しました。参考までにいくつかアルバムをお示ししておきます。
彼は”大巨匠のアルゲリッチ”の師匠筋のひとで、「教師として、1955年頃にマルタ・アルゲリッチを指導している。」とありました。指南書ではバッハを得意とするピアニストとされていますが、どうも、モーツアルトを敬愛していた人とウキペデアでは紹介されていて、「生前には、最も敬愛するモーツァルトの誕生日に死にたいと宣言をしていたが、実際にモーツァルトの誕生日に、自宅で心臓発作によって亡くなった。69歳だった。」とあります。
従って、今日のYoutubeの検索はモーツアルト中心で検索しました。手許にはベトーヴェンとモーツアルトを中心に15枚ほどあるようですが、モーツアルトは協奏曲はかなり揃っている様ですが、ソナタ曲は少なく、バッハは1枚しか有りません、そのほかの作曲家の作品は見当たりません。貧弱なリストを実感しました。
筆者にとって、今日の「Friedrich Gulda」は知名度の低い演奏家の一人になっています。せっかくの機会ですから、指南書を片手にyoutubeで時間をかけて、検索しました。さすが、巨匠に入る人です。数多くのアルバムがみつかりました。短いアルバムは入れていませんので、是非追加検索くささい。
「人となり詳細」はウキペデアを読んでいただくとして、興味あるエピソードを選んでみると「フリードリヒ・グルダを論じるとき、様々な言い方がなされることがあるが、古きよき時代の伝統を受け継ぎつつも、新しい音楽の可能性を探る挑戦者だったということができる。1970年代にジャズの演奏に転向しようとした(周囲の反対でそれは出来ず、クラシックとジャズの演奏を両立させる道を選んだ)のも、既存の音楽がつまらないというわけではなく、自分の学んだ古き音楽と新しい音楽の融合を目指したのである。」とあり、
「その証左として、彼のレパートリーは当時のオーストリアの常識を考えると広いほうで、クラシック音楽にしてもバッハの『平均律クラヴィーア曲集』から、ラヴェル、ドビュッシー、プロコフィエフまで多彩であったことが挙げられる。しかし最も得意としたのは、3度もピアノソナタ全曲を録音しているベートーヴェンであった。」とありました。指南書の推す、バッハ弾きとは少し異なるようです。
今日は検索できた多くのアルバムから、先ず、モーツアルトのピアノソナタ曲から「Mozart Piano Sonatas No11 KV 331 and No13 KV 333 (Amadeo)」、「Mozart Sonatas KV 332, 375, 457 München live 1990」、そして、聴くことの少ないアルバムから「Bach: English Suite No.3 & Beethoven: Eroica Variations, Sonata Hammerklavier」と「ミックスリストのFriedrich Gulda: Claude Debussy」の盛沢山になりましたが、計4点を聴いてみることにします。バッハ、ベートーヴェン、シューベルト等、まだまだ、検索すれば出てきます。是非いくつかトライください。
尚、その②に参考までにモーツアルトのピアノソナタ曲のK番号と曲番を明示するためリストを示しておきます。
今日のお勧め曲
公開日 2021・11・12
演奏家名 Friedrich Gulda
読み フリードリヒ・グルダ
音源 Youtube
出生地: オーストリア、ウィーン
死亡: 2000年1月
分類 ピアニスト
知名度 不滅の巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ JSバッハ平均律クラヴィーア曲集1,2巻
・ モーツアルト 後期ピアノ協奏曲集 20,21,25,27番
・ モーツアルト ピアノ協奏曲集 23、26(戴冠式)番
・ シューベルト 即興曲集 楽興の時
・ ミイドライフ・ハーヴェスト
人となりウキペデアより抜粋 フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda, 1930年5月16日 - 2000年1月27日)は、オーストリアのクラシック音楽とジャズのピアニスト・作曲家。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの演奏を特に得意とした。ジャズ演奏でも知られる。20世紀を代表する巨匠ピアニストの一人である。1960年代はイェルク・デームス、パウル・バドゥラ=スコダとともに「ウィーンの三羽烏」と呼ばれた
推薦図書
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ モーツアルト 名盤大全
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ ピアノの名曲・名盤1053
・ 200CDピアノとピアニスト、ピアノの秘密
手許CD(約15) 詳細は下記リスト
Youtube検索結果より
・ Prelude and Fugue No. 1 in C major, BWV 846, from Bach's
Well-tempered Clavier, Gulda pianist ★★
・ GULDA, Bach "THE WELL-TEMPERED CLAVIER" BOOK Ⅰ (1) ★★★
・ Friedrich Gulda plays Bach Toccata in C minor BWV 911
・ Friedrich Gulda - Bach: English Suite No.3 & Beethoven:
Eroica Variations, Sonata Hammerklavier ★★
・ Friedrich Gulda: Play Piano Play Nr. 6 - Toccata - (organo phon)
・ Friedrich Gulda plays Gulda: Aria (Solo Version) - 1990 ★★
・ Friedrich Gulda & Claudio Abbado - Mozart: Piano Concerto K488 ★★
・ Mozart Piano Concerto n.25 / Friedrich Gulda, Vienna
Philharmonic Claudio Abbado (DG 1976 LP)
・ Friedrich GULDA play's MOZART Piano Concertos K.466, 537
・ FRIEDRICH GULDA - Mozart Piano Concerto
# 26 (Coronation) Munchner Philharmonic
・ Friedrich Gulda - Mozart: Complete Piano Sonatas (VOL1) ★★★
・ Friedrich Gulda - Mozart: Complete Piano Sonatas (VOL2) ★★★
・ Friedrich Gulda plays Mozart Piano Sonatas No11 KV 331 and
No13 KV 333 (Amadeo) ★★
・ Friedrich Gulda plays Mozart - Fantasia K397, Piano Sonatas K 333 & K576 (1995)
・ FRIEDRICH GULDA - Mozart Piano Sonatas ~ K.311 and K.332 LIVE
・ Friedrich Gulda Mozart Sonatas KV 332, 375, 457 München live 1990 ★★
・ Mozart concerto 20 in d, K.466 - 2. Romance Gulda
・ FRIEDRICH GULDA - MOZART PIANO CONCERTO # 20 / Munic Philharmonic Orchestra
・ Friedrich Gulda: Beethoven - Piano Concerto No. 5 in E flat major Op. 73
・ FRIEDRICH GULDA - BEETHOVEN - KLAVIERKONZERT NO. 5 ES DUR OPUS 73 -
・ LUDWIG VAN BEETHOVEN - GROSSE SONATE FÜR DAS
HAMMERKLAVIER OPUS 106 - FRIEDRICH GULDA
・ Great Pianists play Beethoven Opus 111 - Friedrich Gulda
・ Beethoven - Piano Concerto no.4 (Friedrich Gulda)
・ L.V.Beethoven Complete Cello-Sonatas [ P.Fournier & F.Gulda ] (1959)
・ Gulda Cello Concerto performed by Heinrich Schiff ★★
・ Friedrich Gulda plays Bach, Schubert, Debussy, Gulda (1981)
・ シューベルト 楽興の時 作品94 D 780 グルダ Schubert “Moments musicaux”
・ Schubert “Impromptus, D 899” Friedrich Gulda, 1968
・ Friedrich Gulda: Franz Schubert – Impromptu in G flat major Op. 90 No. 3
・ Friedrich Gulda: Franz Schubert – Scherzo in D-flat major
・ Mozart Concert for 3 pianos, Argerich, Gulda bros, Arming NJPO
・ ミックスリスト - Friedrich Gulda: Franz Schubert
・ ミックスリスト - Friedrich Gulda: Claude Debussy ★★
・ [Gulda] Ravel: Sonatine for Piano
・ Friedrich Gulda plays Ravel - Sonatine
Jazzアルバムより
・ Friedrich Gulda & Joe Zawinul...so blues!so groove! II ★
・ Chick Corea & Friedrich Gulda - 2 Pianos Jazz Improvisation ★★
・ Chick Corea and Friedrich Gulda: The Meeting (1982) - Solo Part I ★★
・ Friedrich Gulda: Piano Solo (1989) ★★
演奏家追加情報 1970年代にジャズの演奏に転向しようとした(周囲の反対でそれは出来ず、クラシックとジャズの演奏を両立させる道を選んだ)のも、既存の音楽がつまらないというわけではなく、自分の学んだ古き音楽と新しい音楽の融合を目指したのである。その証左として、彼のレパートリーは当時のオーストリアの常識を考えると広いほうで、クラシック音楽にしてもバッハの『平均律クラヴィーア曲集』から、ラヴェル、ドビュッシー、プロコフィエフまで多彩であったことが挙げられる。しかし最も得意としたのは、3度もピアノソナタ全曲を録音しているベートーヴェンであった
「 Bach: English Suite No.3 & Beethoven:Eroica Variations, Sonata Hammerklavier」です。
バッハとベーとヴェンが入るお得なアルバムを選んでみました。 |
「Mozart Piano Sonatas No11 KV 331 and No13 KV 333 」です。 モーツアルトピアノソナタ集は全曲聴けそうです。 |
「Mozart Sonatas KV 332, 375, 457 München live 1990」です。 こちらもモーツアルトの有名なソナタ曲です。 |
「Friedrich Gulda: Claude Debussy」です。 有名な映像集他揃っているようです。 |
その②モーツアルトのピアノソナタ曲
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