続自由時間のクラシック〔646〕現代の名VnニストのShlomo Mintzを聴く
今日の続自由時間のクラシックはイスラエル出身の名Vn(Va)ニストの「Shlomo Mintz」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。モスクワ生まれで、イスラエルに2歳で移住したとあり、ユダヤ人のVn奏者でしょうか、小さい頃から、頭角を現し、現在でも、現役の一流Vn奏者のひとりです。18歳から指揮者としての活躍もあり、いくつかのコンクールの審査員、後進の指導など、教育面でも幅広く活躍されています。
レコ芸500(2017)では推薦曲が4点と厳しい評価です。手許も4枚ほどしかありませんので、追加検索して聴いてみることにします。Youtubeでの検索結果は下の通りです。わかい頃から、膨大な録音が残っています。指揮者としてのアルバムは省略しておりますが、このクラスの演奏家はVnの名曲はほぼ全部聴くことができるはずです。まだまだ、有りそうです。是非、追加検索ください。
「人となり」をいくつかピックアップしますと「11歳のときに渡米、ズビン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団との共演でコンサートデビュー。その才能を目の当たりにしたメータは、すぐにアイザック・スターンにその驚きを電話で伝えたという。その後すぐに病気で倒れたパールマンの代役としてメータに招聘され、パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲第1番を再び同フィルと共演、その後各シーズン定期的にメータと共演することとなる。」とありました。
「スターンとのレッスンはミンツに多大な影響を与え、指導者として大きな存在であった。スターンはアメリカ=イスラエル文化基金からの奨学金を取り計らい、ミンツはジュリアード音楽院に入学、ドロシー・ディレイに師事。」とあります。
「ヴァイオリン演奏のみならず18歳のときから指揮者としても活動を開始。イギリスのロイヤルフィルハーモニックオーケストラ、NHK交響楽団やイスラエル響等、各国のオーケストラと共演しているほか、弦楽四重奏団や室内管弦楽団との共演、ヴィオラソリストとしても演奏・レコーディングなども行っている。」ともありました。フェースブックも公開されていますので、ウキペデアとあわせて、一読ください。
今日は手許の「クライスラーヴァイオリン名曲集」を聴きながら、ブログを纏めましたので、Youtubeの検索結果から、聴く機会の多くない曲を選び「Debussy- Violin Sonata」、「JS Bach Double Concerto BWV 1043」、「Wieniawski: Violin Concerto No.2」、「Lalo Symphonie espagnole op.21」と「Bruch Violin Concerto No.1」の計5点を聴いてみることにします。
省きました。ブラームス、メンデルスゾーン、シベリウス、パガニーニ、ヴユータン、クライスラーなどの名Vn曲も聴くことができます。時間の許す限り、お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022/6/1
演奏家名 Shlomo Mintz
読み シュロモ・ミンツ
音源 Youutbe
出生地: イスラエル(モスクワ)
生年 1957年10月
死亡: ー
分類 弦楽器奏者
知名度 名Vnニスト
レコ芸500(2017)&ヴァイオリン・チェロの名曲・名演奏
・ ドビュッシーVnソナタ
・ ラヴェルVnソナタ
・ ブルッフ Vn協奏曲◎
・ フオーレ Vnソナタ1番◎
・ クライスラー Vnのための小品集◎
・ パガニーニ カプリース◎
レコ芸500 2017では4点推薦 ◎
人となりウキペデア他より シュロモ・ミンツは1957年10月30日モスクワで生まれ、2歳でイスラエルに移住。2歳でピアノ、3歳でヴァイオリンを始める。テルアヴィヴ音楽院にて学ぶ。6歳のとき、自身がヴァイオリニストでもあり、また多くのヴァイオリニストを育てたイロナ・フェヘールに師事(他にピンカス・ズカーマン、ハガイ・シャハム、シュムエル・アシュケナジ等)。16歳でスタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団とともにブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番を演奏し、カーネギーホールデビューという驚異的なスタートを切る。その後もアメリカ=イスラエル文化財団の強力なバックアップの下、コンクールを経ることなく演奏活動を始めるという異例のキャリアの持ち主でもある。
推薦図書
・ レコ芸500 2017 音楽之友社 (最新版・名曲名盤)◎
・ 200CD ヴァイオリン 立風書房
・ ヴァイオリン・チェロの名曲・名演奏 渡辺◎
・ クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社
・ 名盤鑑定百科 各編 吉井著
・ 私だけのクラシック、宮城谷
手許CD(4) 詳細は下記のとおり
Youtube検索結果より
視聴回数の多い、短い曲抜粋(4-20分)
・ Bach Double Concerto - Shlomo Mintz, Daniele Orlando - I Solisti Aquilani
・ Bach Double Violin Concerto, Shlomo Mintz and Donghwan Yoon 2016
・ Debussy- Violin Sonata (Shlomo Mintz and Yefim Bronfman) ★★
・ J.S. Bach: Partita for Violin Solo No. 2 in D Minor, BWV 1004 - V. Ciaccona
・ JS Bach / Isaac Stern / Shlomo Mintz, 1982: Double Concerto in D minor
BWV 1043★★
・ Sh. Mintz, C.van Alphen, JSO -C.Saint-Saëns: The Introduction and
Rondo Capriccioso in A minor,Op.28
・ Shlomo Mintz & Paul Ostrovsky play Ravel
・ Shlomo Mintz | Vieuxtemps Violin Concerto 5 ★★★
・ Shlomo Mintz plays "La Campanella" (Paganini) ★★★
・ Shlomo Mintz plays Kreisler "Liebesleid und Liebesfreud" ★★★
・ Shlomo Mintz plays Mozart Concerto nr 5 ★★★
・ Shlomo Mintz plays Paganini on "Il Cannone"
・ Shlomo Mintz Saint-Saens Introduction and Rondo Capriccioso
・ Vieuxtemps: Violin Concerto No.5 In A Minor, Op.37 - 1. Allegro non troppo (Live)
20分以上のアルバムから抜粋
・ Shlomo Mintz - Wieniawski: Violin Concerto No.2 in D minor, Op.22 ★★
・ Paganini - Violin Concerto No.1, Op.6 (Shlomo Mintz) 1997 ★★★
・ FELIX MENDELSSOHN - Violin Concerto in E minor, Op. 64 - Shlomo Mintz
/Israel Symphony/Zubin Mehta ★★★
・ Shlomo Mintz, violin: Brahms Violin Concerto, Orquesta de RTVE,
Adrian Leaper (Madrid) ★★★
・ Shlomo Mintz plays Brahms Violin Concerto (2007)
・ Shlomo Mintz Beethoven Violin concerto ベートーヴェン バイオリン協奏曲 byミンツ
・ Shlomo Mintz Sibelius Violin concerto | Shlomo Mintz, soloist ★★★
・ Shlomo Mintz - Paganini Caprices - selection of 16 ★★★
・ Tchaikovsky: Concerto para Violino - Shlomo Mintz & Roberto Tibiriçá ★★★
・ Shlomo Mintz | Vivaldi "Autumn" and "Winter"
・ Shlomo Mintz & Paul Ostrovsky play Shostakóvich
・ Lalo Symphonie espagnole op.21 ★★
・ Shlomo Mintz - Violin Concerto No. 3 in G major "Strassburg", K. 216 (W. A. Mozart)
・ shlomo Mintz, Conrad van Alphen, JSO - Alexey Shor: "Seascapes"
Concerto for violin and orchestra
・ The Huberman Festival 1982 - Vivaldi, 4 Seasons
・ Bruch Violin Concerto No.1 in G minor- Shlomo Mintz/Abbado/
Chicago Symphony Orchestra ★★
・ ミックスリスト - シュロモ・ミンツ(Shlomo Mintz の最新の動画をお見逃しなく)★★★
指揮者追加情報 18歳で指揮者としてのキャリアをスタートさせ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(英国)、NHK交響楽団(日本)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団など、世界の名だたるオーケストラを指揮している。1989年から1993年までイスラエル室内管弦楽団のミュージック・アドバイザーを務め、1994年3月にはオランダのマーストリヒト交響楽団の芸術監督、兼、首席客演指揮者に任命され、4シーズンのうち数週間は指揮者とヴァイオリン・ソリストの両方を務めた。
公式HP他 https://twitter.com/shlomomintz1
「Shlomo Mintzの手許リスト」です。 たった4枚だけ保有していました。 |
「Debussy- Violin Sonata」です。 指南書も推す曲ですが、初めて聴く様です。 |
「JS Bach Double Concerto BWV 1043」です。 いくつか有りますが、スターンとの演奏を選んでみました。 |
「Wieniawski: Violin Concerto No.2」です。 ミンツの若いころの演奏です。1番より、名曲で知られています。 |
「Lalo Symphonie espagnole」です。 こちらもお勧めの名曲です。 |
「Bruch Violin Concerto No.1 」です。 名曲です。アバド指揮のアルバムがありました。 |
コメント
コメントを投稿