今週の落語(17)抜け雀、短命 附京都 花頭窓の御案内
今週の落語は「抜け雀」と「短命」を聴いてみました。落語のCDは上方版がもっと多くあると思ったのだが、「短命」が1枚しかなかった。
一門の持ち噺で、代々、引き継がれていくのが落語だと思っている。上方落語はメンバも少ないのだろうか、漫才と違って、若手落語家は東西で層の厚さが違うようだ、「抜け雀」は有名な話で、志ん生一家の十八番噺だそうだ。
「短命」は演じ方により色気のある噺で、小さんはさっぱりと演じている。上方は文我で聞いてみた。米朝、枝雀、文枝、松鶴の師匠に、続く上方若手が早く育って欲しい、文珍、鶴べあたりで、この2つの噺があれば出ていないのかな、聴いてみたいのだが。
その3として京都の神社・仏閣の「花頭窓」をいくつか写真を紹介します。
その① 抜け雀
その③京都一隅 仏閣ー3
昨日に続いて、「花頭窓」をいくつか紹介いたします。
「花頭窓」は「火燈窓」「火頭窓」ともいい、火を嫌って、「花頭窓」としたといわれています。筆者は「泉涌寺」で形が面白い窓のことに気になり、いくつか写真を撮ってみました。平安時代以降の唐様が入った時代からこの窓の歴史が始まったといわれています。時代が経つにつれ、花頭の、上の両肩も下がり、足下が広がってきます。広く建築物の意匠にされています。今回は次の寺社の写真を紹介します。
「泉涌寺」仏堂の「花頭窓」
少し、小さいですが白壁のなかに
「花頭窓」がありました。
建仁寺仏堂「花頭窓」
少し、脚の部分が広くなっている。
裏側は紙障子があります。時代的には
上の、「泉涌寺」と同じ時期か
南禅寺山門の「花頭窓」
内側は木の板が貼り付けている
三千院の「花頭窓」
出口に近いところの塀にあります。
この窓は粋な設計です。よく見ると「花頭窓」
越しに庭が拝見できます。
最近、訪れた、本法寺の多宝塔の初層
一門の持ち噺で、代々、引き継がれていくのが落語だと思っている。上方落語はメンバも少ないのだろうか、漫才と違って、若手落語家は東西で層の厚さが違うようだ、「抜け雀」は有名な話で、志ん生一家の十八番噺だそうだ。
「短命」は演じ方により色気のある噺で、小さんはさっぱりと演じている。上方は文我で聞いてみた。米朝、枝雀、文枝、松鶴の師匠に、続く上方若手が早く育って欲しい、文珍、鶴べあたりで、この2つの噺があれば出ていないのかな、聴いてみたいのだが。
その3として京都の神社・仏閣の「花頭窓」をいくつか写真を紹介します。
その① 抜け雀
日時 | 2016・06・05 |
ジャンル | 落語 |
音源 | CD |
TV局 | |
演者 | 古今亭志ん朝 三代目 |
分類 | 幸運噺 |
演題 | 抜け雀 |
出典 | |
落語の舞台* | 小田原 |
その他演者名 | |
金原亭馬生 10代目 | |
桂米朝(Utube) | |
推薦本 | |
落語CD&DVD名盤案内 300 | |
古典落語CDの名盤 165 | |
演題コメント | 宿屋の金をついたての「雀の絵」で代納した絵が朝になると雀が出かける。絵の値打ちと宿の評判がどんどん上がる。米朝盤はUTubeで聴いた。背景に街道の駕籠かきを嫌っていて、この落語の落ちが「親を駕籠かきにして、不幸を反省する。」とある。 |
その② 短命
日時 | 2016・06・05 |
ジャンル | 落語 |
音源 | CD |
TV局 | |
演者 | 五代目柳家こさん |
分類 | 夫婦噺 |
演題 | 短命 |
出典 | 日本伝統芸能シリーズ 落語19 |
落語の舞台* | |
その他演者名 | |
柳家 小三冶 十代目 | |
三遊亭円楽 | |
三代目桂文我 | |
推薦本 | |
落語CD&DVD名盤案内 244 | |
古典落語 これが名演だ164 | |
演題コメント | 次々と婿さんがなくなる、昔は食事も 質素で、「動物性たんぱく質」をとらないで「腎虚」でなくなる人が多く、「過ぎたる夜」に対する警鐘 |
その③京都一隅 仏閣ー3
昨日に続いて、「花頭窓」をいくつか紹介いたします。
「花頭窓」は「火燈窓」「火頭窓」ともいい、火を嫌って、「花頭窓」としたといわれています。筆者は「泉涌寺」で形が面白い窓のことに気になり、いくつか写真を撮ってみました。平安時代以降の唐様が入った時代からこの窓の歴史が始まったといわれています。時代が経つにつれ、花頭の、上の両肩も下がり、足下が広がってきます。広く建築物の意匠にされています。今回は次の寺社の写真を紹介します。
「泉涌寺」仏堂の「花頭窓」
少し、小さいですが白壁のなかに
「花頭窓」がありました。
建仁寺仏堂「花頭窓」
少し、脚の部分が広くなっている。
裏側は紙障子があります。時代的には
上の、「泉涌寺」と同じ時期か
南禅寺山門の「花頭窓」
内側は木の板が貼り付けている
三千院の「花頭窓」
出口に近いところの塀にあります。
この窓は粋な設計です。よく見ると「花頭窓」
越しに庭が拝見できます。
最近、訪れた、本法寺の多宝塔の初層
に、おしゃれな「花頭窓」がありました。
綺麗なデザイン窓として採用しています。
最後に慈照寺(銀閣寺)の
「花頭窓」で終わります。
「花頭窓」で終わります。
いい形の美しい「窓」です
次のテーマは 「泉涌寺」の浴室 の建物から、仏堂・講堂などに見られる、妻飾り各部、・紅梁を紹介します。
コメント
コメントを投稿