日曜日の落語(第39回)山崎屋、甲府い
今週の落語は「山崎屋」と「甲府い」の2題を選びました。典型的な古典落語で、昔のよさをのんびり楽しめる噺です。
「山崎屋」は落語の巨匠の名盤が残っていますが、あまり、演じられる機会が少ない出し物でしょうか、初め聴きました。園生盤が聴きやすい、昔の吉原の花魁を身請したい若旦那が、番頭から店の金のごまかし苦労して、うまく、身請し、世帯を持つ、隠居した、主人が若妻に奉公先を聴くと、返ってきた、答えに驚く。
昔の花魁は特別な顧客が数人いたようで、実際に身請けにどのくらい、掛かったのだろうか、身請け手順も詳しい。談志の噺がYoutuneで聴ける。
「甲府い」は甲府から、職探しで、江戸へ、出てきて、すりに、財布をすられ、困った男が、豆腐屋の「おから」に手を出す。
店の人に「袋叩き」にあうが、主人の助けで、無事、豆腐やに勤めを得る、まじめに働いて、店の一人娘と世帯をもち、身延山にお礼参りにいくという人情噺。
落語に合わせて、江戸事情を楽しめる本をいくつか持っている。「大江戸長屋噺 興津要著』によると、豆腐は今より大きく半丁か1/4丁でうられ、毎日、正確な時間に売っていたとある。古典落語の解説本も出している、興津要の本ですが、江戸時代の庶民生活を「川柳」の洒落とあわせて解説している面白い文庫本。
落語も回を重ねるにつれ、参考本に取り上げられない噺が増えてきます。
今週の落語その1
「山崎屋」は落語の巨匠の名盤が残っていますが、あまり、演じられる機会が少ない出し物でしょうか、初め聴きました。園生盤が聴きやすい、昔の吉原の花魁を身請したい若旦那が、番頭から店の金のごまかし苦労して、うまく、身請し、世帯を持つ、隠居した、主人が若妻に奉公先を聴くと、返ってきた、答えに驚く。
昔の花魁は特別な顧客が数人いたようで、実際に身請けにどのくらい、掛かったのだろうか、身請け手順も詳しい。談志の噺がYoutuneで聴ける。
「甲府い」は甲府から、職探しで、江戸へ、出てきて、すりに、財布をすられ、困った男が、豆腐屋の「おから」に手を出す。
店の人に「袋叩き」にあうが、主人の助けで、無事、豆腐やに勤めを得る、まじめに働いて、店の一人娘と世帯をもち、身延山にお礼参りにいくという人情噺。
落語に合わせて、江戸事情を楽しめる本をいくつか持っている。「大江戸長屋噺 興津要著』によると、豆腐は今より大きく半丁か1/4丁でうられ、毎日、正確な時間に売っていたとある。古典落語の解説本も出している、興津要の本ですが、江戸時代の庶民生活を「川柳」の洒落とあわせて解説している面白い文庫本。
落語も回を重ねるにつれ、参考本に取り上げられない噺が増えてきます。
今週の落語その1
日時 | 2016・11・13 | |
ジャンル | 落語 | |
音源 | CD | |
演者 | 林家正蔵 八代目 | |
分類 | ||
演題 | 山崎屋 | |
出典 | ||
落語の舞台* | ||
その他演者名 | 六代目三遊亭園生 | |
三遊亭 金馬 三代目 | ||
落語 立川談志 山崎屋 - YouTube | ||
名作落語87 立川志の輔 山崎屋 - YouTube | ||
推薦本 | 落語CD&DVD名盤案内 404 | |
古典落語CDの名盤 (京須偕光編)N/A | ||
古典落語 これが名演だ (京須偕光編)N/A | ||
演題コメント | 参考にしている名盤・名演の2冊に入っていない演題、これからは、段々、この2冊の演題から、消えていく,この噺は昔からあるが、初めて聴く噺でした。談志と志の輔はYoutube にあった。花魁を身請けした若旦那、無事世帯をもてたが、ご主人のが尋ねる、新妻の奉公先に、何と答えるか・・・・通ってくれた大店の名を出す。さてどうなるるか | |
今週の落語その②
日時 | 2016・11・13 |
ジャンル | 落語 |
音源 | CD |
演者 | 五代目古今亭志ん生 |
分類 | |
演題 | 甲府い |
出典 | |
落語の舞台* | |
その他演者名 | 古今亭志ん朝 三代目 |
名作落語134 柳家小三治 甲府い - YouTube | |
落語CD&DVD名盤案内 128 | |
推薦本 | 古典落語CDの名盤 (京須偕光編)N/A |
古典落語 これが名演だ (京須偕光編)N/A | |
演題コメント | 何度か聞いたことのある噺で久しぶりにきいた、「こうふい」と読む。甲州から出てきた、伝吉がすりにすられて、一文なしで、空腹のあまり、豆腐屋のおからに手を出し、店員になぐられたが、事情を聞いた主人が、助ける、まじめに働いて、店の一人娘と目出度く、一緒になれ、身延山にお礼参り、近所の人に「どちらへ」と「甲府い・・・」と答える。人情深い噺。 |
コメント
コメントを投稿