自由時間のクラシック（第113回）Bartók（６）

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　今日の自由時間のクラシックはBartókの「弦楽のためのデヴェルテイメントＳｚ１１３」と「バレエ《木製の王子》」を選んでみました。いよいよ、印象派最後の作曲家の登場となります。今日の２曲も含めて、Bartókの曲は余り、聴く機会が少ないので、この際、３回ほど、レコ芸５００に推されていない曲を追加してみます。
　バルトークは打楽器と管弦楽器との組合わせが上手く、独特の雰囲気を持つ作曲家です。少し、マニュアックな曲が続きますが、お試しください。
　現在では多くの名曲が残っていますが、戦争の影響を受ける、国の作曲家にとって避けられない環境の変化を受けた作曲家のようです。アメリカに移住して、病気に掛かり、曲も作れず、苦しい時期があった様で、ボストン饗の支えなどにより、作曲が続けられた人とある。又、学者同様に、東欧の民謡研究と曲蒐集に力を注いだことでも有名な作曲家と解説されています。
　この２曲はいずれも、ハンガリー時代の作品でしょうか、古典的な音楽手法に、民族的な要素を持った曲として、評価されています。バレエ《木製の王子》は、「作曲者30代前半の作品中、最も優れた作品と称されるもの。民族的な素材への熱い共感と巧みな処理、誠実さと自信を持って作品と対峙した演奏は、爽やかで強い説得力に富んでいる」と評価があります。

 今日のお勧め曲
日時（date) 12-Sep-18
ジャンル（Genre）
音源（sound source） Ｙｏｕｔｕｂｅ
作曲者（composer） Bartók
分類（Classification） 管弦楽カンゲンガク曲キョク
曲名(Song Title) ① 弦楽ゲンガクのためのデヴェルテイメントＳｚ１１３
演奏者（Performer）
指揮者(conductors）
楽団（Orchestra）
Béla Bartók - Divertimento (1939)
専門家推薦盤（Expert recommendation ） Béla Bartók - Divertimento for String Orchestra
Béla Bartók: Divertimento, for string orchestra, Sz. 113, BB. 118
Béla Bartók: Divertimento for String Orchestra
Bartók: Divertimento for String Orchestra, Doráti & LSO (1964) バルトーク ディヴェルティメント ドラティ
② バレー曲キョク　木製モクセイの王子オウジ　Ｓｚ６０
Bartók: The Wooden Prince, Doráti & LSO (1964) バルトーク かかし王子 ドラティ
"The Wooden Prince" by Béla Bartók (Audio + Sheet Music)
Béla Bartók - The Wooden Prince, Op. 13, Sz. 60
ierre Boulez - Béla Bartók :Cantata Profana Sz 94/ The Wooden Prince Sz 60 (Op. 13)
Béla Bartók - The Wooden Prince, Op. 13, Sz. 60
推薦図書（Recommendation book） クラシック音楽鑑賞辞典　６２９－６３４
レコ芸５００ＮＡ
クラシック私だけの名曲１００１　宮城ミヤギ谷タニ
クラシック名メイ盤バン・大全タイゼン管弦カンゲン楽ガク曲キョク編ヘン
ピアノ名メイ曲キョク・名メイ盤バン１０５３
コメントウキペデア他より ナチス・ドイツに併合されて、民俗音楽の研究の継続が出来なくなることを見越したバルトークは、ハンガリー民謡やルーマニア民謡の分析作業に没頭する。『弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽』に続き、弦楽五部のみによるこの作品作曲した。この曲は1936年から1939年に至るバルトークの創作の最盛期の最後を飾る傑作となった。
Bartókその他お勧め曲 弦楽ゲンガクのためのデヴェルテイメントＳｚ１１３ 今回コンカイ
バレー曲キョク　木製モクセイの王子オウジ　Ｓｚ６０ 今回コンカイ
ヴィオラ協奏キョウソウ曲キョク ◎
無ム伴奏バンソウヴァイオリンソナタ ◎
二台ニダイのピアノ打楽器ダガッキと管弦カンゲン楽ガクのための協奏曲キョウソウキョクＳｚ１１５ ◎
二台ニダイのピアノ打楽器ダガッキのためのソナタＳｚ１１０，１１３ ◎
六ムッつのルーマニア民ミン族ゾク舞曲ブキョクＳｚ５６ △
ミクロコスモスＳｚ１０７ ◎
パガテル　Ｏｐ６　Ｓｚ３８ △


珍しく１３万回を超える視聴回数（アルコス饗）

古い演奏ですがドラテイ盤がありました。

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