日曜日の古典落語(第105回) 牛ほめ&洒落小町(口合小町)

 今週の古典落語は「牛ほめ」と「洒落小町(口合小町)」の2席を選んでみました。どちらも。東京落語と、上方に同じ演題があります。解説本にも記載される演目でポプピュラーな演目でしょうか。筆者は初めて聴く噺です。250回を超えて、このような演目が残っているとは、落語の、奥の深さを感じさせます。
 「牛ほめ」は余り、メジャーでない演者ですが、柳好一門の持ちネタでしょうか。「洒落小町(口合小町)」は巨匠クラスのアルバムが残っています。東西で、オチが違うのも面白いところです。上方で、受けても、東京では受けないので、やはり、導入時に改作されるようです。
 簡単にあらましを記載していますが、落語は、やはり、聴くに限ります。是非、東西の違いの愉しさを試してください。今回は手許に1枚もありませんでした。全面、Youtubeに頼りました。便利な時代です。
 この、落語のブログを終える日(恐らく年明け頃)が、近くなるにつけ、次のテーマ「仮題京都を訪ねて」の原稿のデータ整理を始めました。リタイア以来、6年通算、130箇所ほど、京都の寺社・町屋・美術館を訪れています。これまでの、発表分も見直し、少し、内容を掘り下げ、毎週1-2回シリーズで発表出来そうです。

今週の落語


日時 2018・9・2
ジャンル 落語
音源 Youtube
演題 牛ほめ 洒落小町(クチ小町コマチ
演者

分類
出典
その他演者名






推薦本 落語CD&DVD名盤案内48 落語CD&DVD名盤案内194
落語読本 矢野誠一 247
演題コメント 男に家の誉め方を教える人はちょっと寄っただけで家の普請の細部まで分かってしまい、台所の柱の節穴まで見つけてしまう慧眼を持っている人です。建築関係の仕事でもしているのでしょうか 古い上方落語を東京に移植したもので、上方カミガタでは「口合(くっちゃい)小町」で「口合」は、ダジャレのことです。上方では、かみさんが亭主の跡をつけて女郎屋に入るのを突き止め大喧嘩オオゲンカマタ、サゲ(オチ)が異なり東京トウキョウの狐の部分がない。


「牛ほめ」は上方の仁鶴がいかがでしょうか


だ洒落はこの人に限ります。米朝もいいです。
全米OPテニスで「大阪」が優勝、おめでとう、日本人も世界レベルのテニスプレイヤーが出てきた。35-6年まえ、仕事で滞在していたバーレンでBBCのラジオ中継で欧米のテニスブームにおどろかされ、現地で買ったラケットはどうしたのだろうか

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