続自由時間のクラシック(258)ピアニストAyako Ueharaを聴く
今日の自由時間のクラシックは日本を代表する、女性ピアニストの一人、「Ayako Uehara」を選んで聴いてみることにします。彼女は音楽大学に席を置いたことのない、ピアニストで、チャイコフスキーのピアノコンクールで女性で始めて優勝をした、珍しい経歴といわれる人です。日本で5人の女性ピアニストを挙げると、必ずノミネートされる実力者です。
得意なジャンルはロシアの作曲家の作品で、緻密な演奏で、高い評価を得ており、多くの海外オーケストラでの共演も多い。レコ芸500シリーズで日本の評論家は4点ノミネートしています。ムソルグスキー(展覧会の絵)、プロコフイエフ#7,Op43とチャイコフスキーのOp71(くるみ割人形組曲)でした。
なぜかチャイコフスキーのピアノ協奏曲は評価を受けていません。此の辺りが、日本のプロの厳しい評価でしょう。さすがに、いずれも、超有名な曲だけに、巨匠、名手が並ぶ曲です。仕方がないのでしょう。
彼女の曲を手許のCDを調べると、4枚あり、内、ムソルグスキー(展覧会の絵)も保有していました。チャイコフスキーのOp33もありましたので、早速、此の2曲を聴きながら、ブログを書くことにしました。
Youtubeで検索すると、下の表の通りとなりました。やはり、公開されている、アルバムは制約を受けているようです。もっと、海外での演奏アルバムもあることを期待したのですが、レコード会社の意向があるようです。本当の実力ある人ですから、もっと、広く、一般に公開されるべきと思うのは筆者だけでしょうか。お勧めのアルバムに★印をつけておきました。時間の許す限り、お試しください。
今日は先ず手許のCDから「ムソルグスキー(展覧会の絵)」、「Tchaikovsky Piano Concerto No.」と「Prokofiev: Piano Sonata No.7」を選んで聴いてみることにします。此の後、登場してもらう日本人のピアニストとしては「内田光子」と「小山美雅恵」と「曽根麻矢子」の3人で日本人は計5人を是非、入れておきたいと考えています。
今日のお勧め曲
日時 2020・10・15
ジャンル 鍵盤楽器
音源 Youtube
演奏者 Ayako Uehara
読み 上原彩子
国名 日本
生年 1980
楽器分類 鍵盤楽器
手許CDアルバム数 4枚
Youtbe検索結果
Tchaikovsky Piano Concerto No.1, Op.23★
Rachmaninoff - Rhapsody on a Theme of Paganini- P1- Ayako Uehara ★
Prokofiev: Pieces for piano from "Romeo and Juliet" Op.75 - 1. Folk Dance
Prokofiev: Piano Sonata No.7 in B flat, Op.83 - 1. ★
Allegro inquieto - Andantino - Allegro...
**♪ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲op.43 /
上原彩子(ピアノ),マルク・ゴレンシテイン指揮ロシア国立交響楽団 2002年
エンター・ザ・ミュージック 特選!ピアノ協奏曲
**♪シューマン : ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 op.14 / 上原彩子(ピアノ) 2002年 ★
MOZART, Piano Concerto No. 22 in E flat major, K 482.
リスト 愛の夢 第3番 上原彩子★
**♪チャイコフスキー : ロマンス ヘ短調 Op. 5 / 上原彩子(ピアノ) 2002年 ★
川久保賜紀 × 上原彩子/Brahms Violin Sonata No. 1
川久保賜紀 × 上原彩子/美しきロスマリン
演奏家・楽器他補足事項 上原 彩子(うえはら あやこ、1980年7月30日 - )は、日本のピアニスト。香川県高松市出身、岐阜県各務原市育ち。3歳からピアノを始め、1990年よりヤマハマスタークラスに入会。数々のコンクールで優勝を果たし、2002年の第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門にて日本人として初めて、かつ女性として世界で初めての優勝を果たし、クラシック音楽界のみならず各方面で話題を呼んだ。音楽大学に入学、卒業していないという、日本人ピアニストとしては異色の経歴を持つ。以後、世界各地の著名なオーケストラとの共演を重ねている。また、日本人ピアニストとして初めてEMIクラシックスとレコード契約を結んでいる。
「Tchaikovsky Piano Concerto No.1」です。 N饗での演奏盤があります。 |
「Rachmaninoff - Rhapsody on a Theme of Paganini」です。 シドニー饗での演奏です。 |
「Prokofiev: Piano Sonata No.7」です。お勧めのアルバムです。 |
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