京都撮り歩き(95)東山山麓の養源院&河合寛次郎記念館をめぐる
今日の京都撮り歩きは三十三間堂の東隣にある「養源院」と正反対に五条坂に近い、京都らしい、陶芸の美術館である、「河合寛次郎記念館」を巡ってみます。情報量から一緒にしましたが、「養源院」は前回の三十三間堂と同時に、「河合寛次郎記念館」は方広寺・豊国神社を訪れた時の方が近いようです。
京都は東山山麓に見所が多い寺社が集まっていますので、上手く、ルートを調整して、短時間で巡る事が必須です。どちらも、通りすぎて、後で思い出す見所です。特に、雨の日などは「河合寛次郎記念館」や「国立京都博物館」など屋内へ手軽に回避する場所が必要です。
さて、ここ「養源院」は浅井長政の三姉妹の二人に係る寺院で秀吉の淀君が建て、焼失し、お江様(徳川秀忠夫人)が再建した寺院です。普段は訪れる人の少ない寺院ですが、俵屋宗達の襖絵、杉戸絵と血天井を見にこられる方がおられます。三十三間堂から、通りを挟んですぐですので、是非足を延ばして、いかがでしょうか。「ブログが一杯出ている写真を撮らないで」と案内の婦人に念を押されました。襖絵などは「光」を当てると劣化が著しいので、配慮が必須とのこと。丁度、桜の季節で珍しく、観光客が大勢おられました。
次は「河合寛次郎記念館」です。ここ、三十三間堂の前が「国立京都博物館」でなぜと思われますが、あえて、この「河合寛次郎記念館」もお勧めします。「国立京都博物館」の方は特別公開日には2時間待ちにもなる時もあります。どうしても、「国立京都博物館」を見る場合いは先ず、朝1番に「国立京都博物館」は済ませておいて、近くの寺院を巡ることを推奨します。
このときも、特別公開日だったので、急遽「河合寛次郎記念館」の方へ変更しました。筆者自身、5年ほど前から、陶芸を始めており、京都にある、陶芸の美術館とプロの作品を拝見することも愉しみの一つにしていましたので、躊躇なく、訪れました、
柳宗悦、陶芸家の濱田庄司とともに、民芸時代に名を挙げた人で、自宅を記念館に改造され、工房、窯、作品、調度品など、見所で一杯です。興味のある人にはお勧めの空間が味わえます。こちらは五条からの方が近いですが、方広寺・豊国神社からも10分ほどの距離にあります。折角ですから、お見逃しなく、ご覧ください。下の地図を参考にルートの選定をお考えください。地図下側(外れています。)が三十三間堂です。
「河合寛次郎記念館」です。五条から七条にいたる、 東山山麓の寺社の分布状況いずれも、25分程度の徒歩圏 |
①養源院
②河合寛次郎記念館
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