続自由時間のクラシック(255)ピアニスト小菅優を聴く
今日の続自由時間のクラシックは日本人の若手実力者の「小菅優」を選んで聴いてみることにします。ご存知のように、子供の頃から、ドイツに滞在し、ピアノの研鑽を積んできた彼女はのCDデビューは18歳からで、ヨーロッパを中心に日本も含めて、大活躍のピアニストです。デビュー曲は難曲のリストの「超絶技巧練習曲」だそうです。これからの日本のピアニストを代表する逸材でしょう。
日本人のピアニストは3-4人予定していますが、不思議な事に、ピアニストの登竜門のコンクールでの優勝歴はない様で、非常に稀有なピアニストといわれる。最近、ベートーヴェンのソナタ全集を世に出しています。手許のアルバムを調べると、モーツアルトのピアノ協奏曲#9,21と「Fantasie」の2枚だけでした。手許のアルバムを聴きながら、ブログをまとめ、今日は2-3枚聴くことになります。
Youtubeで主なアルバムを検索した結果を下に記します。全曲までは無理でも、ベートーヴェンのピアノソナタはかなり、聴けそうです。現役のピアニストで、且つ、日本の事情を考えると、充分すぎるほど,公開されています。NHKのBS放送でも室内樂の演奏もあります。★印はレコ芸500でもノミネートされている、名演奏です。
最近、結婚されたようで、これまで通り、拠点はドイツに置かれるのでしょうか。今日はベートヴェンの「ピアノ・ソナタ 第17番」と「ピアノ・ソナタ 第31番」、ショパンの「Etude Op10」の3点と手許のアルバムを聴いてみる予定です。
彼女については多くのブログで紹介されていますので、いくつか、ご覧いただければ、「人となりと実力」がお分かりになるようです。
今日のお勧め曲
日時 2020・10・13
ジャンル 鍵盤楽器
音源 Youtube
演奏者 小菅優
読み
国名 日本
生年 1983
楽器分類 鍵盤楽器
手許CDアルバム数 2枚
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」小菅 優 2005
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110 小菅 優 2015★
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109 小菅 優 2015
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111 小菅 優 2015
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101 小菅 優 2012
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31-1 小菅 優 2011
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」小菅 優 2011★
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 作品31-3 小菅 優 2011
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106★
「ハンマークラヴィーア」小菅 優 2014
Yu Kosuge Mendelssohn Piano Concerto No1
Complete Jacek Kaspszyk Sinfonia Varsovia
Schönberg /Webern: Kammersymphonie Op.9
ショパン: 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作 小菅 優 2005
ショパン: 幻想曲 ヘ短調 作品49 小菅 優 2006
Chopin Ballade No 4
Yu Kosuge Chopin Etude Op10 No3★
演奏家・楽器他補足事項 東京音楽大学付属音楽教室を経たのち、1993年よりヨーロッパに在住する。9歳よりカール・ハインツ・ケマリングに師事し、 リサイタルを開き、現在はヨーロッパを中心に世界各地で活動している。日本国内のオーケストラをはじめ、ベルリン交響楽団、フィンランド放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団など、ヨーロッパ一流のオーケストラとの共演を果たしている。室内楽では、カール・ライスター、ポール・メイエ、川崎雅夫や、同年代の樫本大進、庄司紗矢香、佐藤俊介らともたびたび共演している。小菅の場合コンクール歴はなく、演奏活動のみで国際的な舞台まで登りつめた、めずらしいタイプのピアニストである。その演奏能力を高く評する演奏家や評論家は多い。
「ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第31番」です。 全曲盤で聴けます。 |
「ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第17番」です。 こちらもプロの評価が高い演奏です。 |
「Chopin Etude Op10 No3」です。短い抜粋版です。 リストの「Etude」も聴けるようです。 |
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