続自由時間のクラシック(517) 不滅の巨匠100からピアニストGlenn Gouldを聴く
今日の続自由時間のクラシックはカナダ出身の異色の巨匠「Glenn Gould」のアルバムからいくつか聴いてみることにします。14歳でトロント交響楽団にベートーヴェンのピアノ協奏曲を演奏したそうです。23歳の時バッハの「ゴールドベルぐ変奏曲」が有名で、アルバムは世界的ベストセラーとなったピアニストです。孤高の天才といわれ、演奏する作曲家の好悪で、物議を醸すことでも有名でした。
特に、シューベルトや、シューマン、ショパンのロマン派作品の演奏は慎重に避けたそうです。変りに、ブラームスの作品は好んで演奏したとあります。彼の場合は、JSバッハの演奏解釈が秀逸であると、多くの評論家が採りあげています。レコ芸500シリーズではバッハを中心に、ベートーヴェン他24点も入っています。
ウキペデアによると「ピアノに華やかさを求める演奏者・聴衆はバッハを避ける傾向にあったが、グールドは、デビュー作「ゴルトベルク変奏曲」の録音において、旧来のバッハ演奏とは異なる軽やかで躍動感あふれる演奏を、ピアノの豊かな音色と個性的な奏法により実現した。発表当時の評価は大きく分かれたが、その後、ピアニストに限らず多くの音楽家に与えたインパクトは甚大であった。」と有ります。
又、「グールドは活動の基盤をバッハにおいていた。その傾倒ぶりは、彼のバッハ作品の録音の多さはもとより、彼の著述からもうかがい知ることができる。グールドの興味の対象はバッハのフーガなどのポリフォニー音楽であった。バッハは当時でももはや時代の主流ではなくなりつつあったポリフォニーを死ぬ直前まで追究しつづけたが、そうした時代から隔絶されたバッハの芸術至上主義的な姿勢に共感し、自らを投影した。」とあります。
今日のYouutbeでの検索は出来るだけ、JSバッハのアルバムに集中して検索しました、いくつかのアルバムは「プレミアム会員」対象者に限定されていますが、下のリストの様に数多く見つかりました。手許には3B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)のアルバムがかなり揃っています。JSバッハの自由で闊達な新演奏法は先ず彼のアルバムから、いかがでしょうか。今日は沢山ある、アルバムから厳選して、「Inventionen und Sinfonien」、「Italian Concerto by J.S. Bach」、「Beethoven Piano Concerto No. 3」と「complete Brahms Ballades」の4点を選んで聴いてみることにします。
今日のお勧め曲
公開日 2021・12・01
演奏家名 Glenn Gould
読み グレン・グールド
音源 Youtube
出生地: カナダ トロント
死亡: 1982年10月
分類 ピアニスト
知名度 不滅の巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ JSバッハ ゴールドベルグ変奏曲
・ JSバッハ パルテータ全曲
・ JSバッハ ピアノ協奏曲集
・ JSバッハ 2声のインヴェンシオンと3声のシンフォア
・ ブラームス 間奏曲集
・ ブラームス バラード集 Op10,2つのラプソデイ
人となりウキペデアより抜粋 グレン・ハーバート・グールド(Glenn Herbert Gould, 1932年9月25日 - 1982年10月4日)は、カナダのピアニスト、作曲家 多くのピアニストが敬愛するショパンやリストに対して否定的であり、録音も少ない。 しかし、グールド自身は、ロマン派の作曲家ごとにはっきりと好悪をつけ、自身が好む作曲家の作品を積極的に録音している。さらに、「どうしようもなく自分はロマン派だ」とまで言い切っている。後期ロマン派の作曲家については、グールドはリストを別にすればおおむね好意的な評価をしており、ブラームスの録音がある程度残されている他、特にワーグナー、リヒャルト・シュトラウス、シベリウスはグールドのお気に入りの作曲家であった。
推薦図書
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ モーツアルト 名盤大全
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ ピアノの名曲・名盤1053
・ 200CDピアノとピアニスト、ピアノの秘密
手許CD(約60) 詳細は添付資料
Youtube検索結果より ★★★は好評価
・ Bach - The Keyboard Concertos / Presentation + New Mastering
(Century's recording : Glenn Gould) ★★★
・ Bach / Gould - Two & Three Part Inventions ★
・ BACH THE WELL TEMPERED CLAVIER I No.13~24(The GLENN GOULD Edition)
・ Glenn Gould - 1955 CBC Broadcast: Sinfonias (3-part inventions) by J. S. Bach
・ Glenn Gould 1/4 Goldberg Variations (HQ audio - 1981) ★★★
・ Glenn Gould and Leonard Bernstein: Bach's Keyboard Concerto
No. 1 (I) in D minor (BWV 1052)★★
・ Glenn Gould plays Bach - The Goldberg Variations, BMV 998 (Zenph re-performance)
・ Glenn Gould plays Bach "The Art Of Fugue BWV 1080" Organ/Piano★★
・ Glenn Gould plays Toccata BWV 910-916 Piano BACH★★
・ J.S.Bach "The Goldberg Variations" [ Glenn Gould ] (1955)
・ J.S.Bach Inventionen und Sinfonien [ G.Gould ] (1964) ★★
・ Italian Concerto by J.S. Bach - Glenn Gould ★★
・ Bach, English Suites No 1,4,5, Gould ★★
・ Glenn Gould - French Overture BWV 831 Live Broadcast
・ Glenn Gould Well Tempered Polymath
・ Partita No. 1 in B-Flat Minor, BWV 825: I. Praeludium
・ Glenn Gould & Yehudi Menuhin - Bach, Sonata No. 4 in C minor (OFFICIAL)★★
・ Glenn Gould play J.S. Bach, Concerto No. 1 in D minor, BWV 1052
(High audio quality) ★★★
・ Glenn Gould plays Beethoven´s Piano Concerto n:o 2
・ Beethoven Piano Concerto No. 3 / Glenn Gould,
Columbia Symphony Orchestra, Bernstein ★★
・ Beethoven Piano Concerto no.4 Glenn Gould NY Philharmonic
Leonard Bernstein 1961/2015
・ Glenn Gould - Beethoven, Concerto No. 5 in E-flat major op.73
"Emperor" - Part 1 (OFFICIAL)
・ Beethoven Piano No. 5 Emperor Concerto Glenn Gould
American Symphony Orchestra Stokowsk ★★★
・ Beethoven "Six Bagatelles op 126" Glenn Gould
・ グレングールド:モーツァルト・ピアノソナタ集 ★★★
・ Glenn Gould plays Mozart in a 1968 radio broadcast
・ Gould-Mozart Concerto C-minor K.491
・ Glenn Gould - Mozart, Piano Sonata No. 13 in B-flat major K. 333 (OFFICIAL)
・ Glenn Gould - Mozart Sonata No. 14 in C minor KV 457
・ Brahms - 10 Intermezzi + Presentation (recording of the Century : Glenn Gould)★★★
・ Glenn Gould - complete Brahms Ballades recording session
(New York, 1982) *RARE* ★★
・ Complete tapes of Glenn Gould in the studio recording Brahms Rhapsodies Op.79
・ Glenn Gould - Brahms Intermezzo no:2 in A major Op. 118
・ Glenn Gould - Strauss, Le Bourgeois gentilhomme op. 60 (OFFICIAL) ★★
・ Berg, Schoenberg, Krenek – Piano Sonatas – Glenn Gould (1959/2015) ★★
・ Glenn Gould & Yehudi Menuhin - Schoenberg, Phantasy for
Violin and Piano op. 47 (OFFICIAL) ★★
・ Glenn Gould - Prokofieff, Piano Sonata No. 7 in B-flat major op. 83 (OFFICIAL)
・ Glenn Gould: Chopin Piano Sonata No. 3 in B Minor, Op. 58 (432 Hz) ★★
・ Richard Strauss- Piano Sonata in B minor, op. 5 [Glenn Gould] ★★
・ Wagner Glenn Gould Siegfried Idyll for 13 Instruments Sony
・ Glenn Gould - Ravel, La Valse (OFFICIAL)
・ ほんの一部です。是非追加検索ください。
演奏家追加情報 演奏の一回性へ疑問を呈し、演奏者と聴衆の平等な関係に志向して、演奏会からの引退を宣言していたグールドは、1964年3月28日のシカゴ・リサイタル を最後にコンサート活動からは一切手を引いた。これ以降、没年(1982年)までレコード録音及びラジオ、テレビなどの放送媒体のみを音楽活動の場とする。同年には、トロント大学法学部より、名誉博士号を授与された。
「手許のGlenn Gould リスト」です。60点はあるようです。 Bach Partitas, Preludes & Fuguesを聴きながらブログをまとめることにしました。 |
「Inventionen und Sinfonien」です。 プロ評論家の推すアルバムもみつかりました。 |
「Italian Concerto」です。 有名な曲です。いくつか、見つかります。いかがですか イギリス組曲も揃っています。 |
「Beethoven Piano Concerto No. 3」です。 指揮はバーンスタインです。4,5番もみつかります。 |
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