続自由時間のクラシック(528) 不滅の巨匠100から指揮者のGünter Wandを聴く
今日の続自由時間のクラシックはブルックナーを得意とする、名指揮者のひとりの「Günter Wand」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。巨匠のアルバムは、敬意を表するためにも、毎回、30枚はお示しできる事を目標に、Youtubeで検索しています。
「88歳の高齢の身をおして北ドイツ放送交響楽団との再来日が実現した。」とあり、名録音が残っています。ドイツ音楽は彼に聴くべし、といわれるぐらい、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、ブルックナーの作品を得意とした指揮者です。手許のアルバムも40枚以上、揃っていますが、やはり、ドイツの作曲家が中心です。アルバムは同じ曲でケルン版、北ドイツ、NDRエルプフィルに加え、ベルリンフイル盤が出ています。
北ドイツ放送交響楽団を主として指揮し、客演指揮は非常に少ない、指揮者です。尚、北ドイツ放送交響楽団は現在もNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団として、ヴァント以降、ブロムシュテット、エッシェンバッハ、ドホーナニ等の名指揮者に面々と続いています。詳細はウキペデアが詳しいので、一読ください。
ウキペデアから、興味ある点をいくつかピックアップしますと、「彼は、1つの楽団に集中しない現代の指揮者の在り方に対して批判的であって客演は多くなかったが、最晩年にはベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、ベルリン・ドイツ交響楽団等に客演して見事な演奏を披露した。」と有ります。
又、得意なブルックナーの演奏については「ケルン放送交響楽団との交響曲全集を完成させた後は交響曲第1番、第2番を再録音することはなかった(交響曲第1番を振らない理由としてヴァントは、「同曲が病的な作品であるから」と述べており、ケルン放送交響楽団との録音はブルックナー自身が晩年に改訂した稿(ウィーン稿)を使用している。交響曲第2番についてはケルン放送交響楽団との録音の出来に大変満足し、再録音してもこれ以上の演奏は行えないとの判断があったためである。」ともあります。
今日のYoutubeの検索結果は下の通りですが、客演した、ベルリンフイルのアルバムは著作権上でしょうか、長時間演奏アルバムは、投稿されていないようです。しかし、北ドイツ放送交響楽団(NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)の指揮アルバムは充実しています。ウキペデアの示す、メシアンのアルバムは見つかりませんでしたがほぼ、主なドイツの作曲家の名曲・名盤は愉しめる様です。モーツアルトの作品はなぜか、4o番以外は少ない様でした。
今日はベートヴェンとブラームスをあとでじっくり聴く事とします。ブルックナーの#9を聴きながら、ブログをまとめましたので、膨大なリストから「Schubert: "Große C-Dur" ザ・グレイト」、「 Bruckner: Sinfonie Nr. 4 ロマンテイック」、「Strawinskys Feuervogel 火の鳥」と「Haydn: Sinfonie Nr. 76」の4点を選んでみます。筆者の選曲にこだわらず、是非、ブルックナー名曲・名盤もお試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2021・12・16
演奏家名 Günter Wand
読み ギュンター・ヴァント
音源 Youtube
出生地: ドイツ ヴッパータール エルバーフェルト
死亡: 2002年2月
分類 指揮者
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ ベートーヴェン 交響曲全集
・ ブルックナー 交響曲全集 北ドイツ饗、ベルリンフイル、ミュンヘンフイル
・ シュベルト 交響曲第8番
人となりウキペデア他より ギュンター・ヴァントは、ドイツの指揮者。 ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーといったドイツ音楽を得意とする一方、ストラヴィンスキーやメシアンのような現代音楽作品も積極的に演奏した。ケルン辞任以降は、ほぼ交響曲の指揮者として専心しながら急速に世界的名声を高めた。1972年以降は完全にコンサートに活動を絞ったこともあり、かつての、オペラ指揮者としての側面は、今日もほとんどスポットがあたっていない。北ドイツ放送交響楽団はNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団として現在も続いている。
推薦図書
レコ芸500 2017
名盤鑑定百科各篇 吉井
200CD 指揮者とオーケストラ
クラシック不滅の名盤2007
クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(40) 詳細は下記リスト
Youtube検索結果より
・ Beethoven - 9th Symphony 'Choral' (Complete) ♫*★★★
・ Beethoven - Leonore Overture No. 3, Op. 72, Günter Wand ★★★
・ Beethoven: Sinfonie Nr. 5 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Beethoven: Sinfonie Nr. 6 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Beethoven - Günter Wand (1976) Missa Solemnis op. 123 ★★★
・ Beethoven - Leonore Overture No. 3, Op. 72, Günter Wand ★★★
・ Beethoven "Piano Concerto N 5" Emil Gilels/Günter Wand
・ Johannes Brahms: Sinfonie Nr. 1 mit Günter Wand (1997) |
NDR Elbphilharmonie Orchester ★★★
・ Johannes Brahms: Sinfonie Nr. 2 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Johannes Brahms: Sinfonie Nr. 3 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Johannes Brahms: Sinfonie Nr. 4 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Franz Schubert: Sinfonie Nr. 5 mit Günter Wand (1997) |
NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Franz Schubert: Sinfonie Nr. 7 mit Günter Wand (1995) |
NDR Elbphilharmonie Orchester
・ 舒伯特:未完成交響曲 Schubert: Unfinished Symphony, Günter Wand ★★★
・ Franz Schubert: "Große C-Dur" Sinfonie mit Günter Wand |
NDR Elbphilharmonie Orchester★★
・ Franz Schubert: Sinfonie Nr. 9 mit Günter Wand | NDR ★★★
・ Anton Bruckner: Sinfonie Nr. 4 mit Günter Wand |
NDR Elbphilharmonie Orchester ★★
・ Anton Bruckner: Sinfonie Nr. 5 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Anton Bruckner: Sinfonie Nr. 6 mit Günter Wand | NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Bruckner: 7. Sinfonie - NDR Sinfonieorchester, Günter Wand ★★★
・ Anton Bruckner: Sinfonie Nr. 8 mit Günter Wand |
NDR Elbphilharmonie Orchester ★★★
・ Bruckner "Symphony No 8" Günter Wand ★★★
・ Günter Wand "Symphony No 9" Bruckner ★★★
・ Günter Wand dirigiert Strawinskys Feuervogel | NDR ★★
・ Mozart: Wand dirigiert Sinfonie Nr. 40 | NDR
・ Joseph Haydn: Sinfonie Nr. 76 mit Günter Wand (1996) |
NDR Elbphilharmonie Orchester★★
・ Webern: Fünf Stücke für Orchester mit Günter Wand (1985) |
NDR Elbphilharmonie Orchester
・ Wilhelm Backhaus - Günter Wand : Schumann piano concerto 1960 LP
・ Gunter Wand Edition (NDR)
・ ミックスリスト - ギュンター・ヴァント ★★★
・ 追加検索ください。
指揮者追加情報 彼のブルックナー演奏は、それまでのものとは一線を画すものであった。ブルックナーは教会オルガニストであり、非常に敬虔なカトリック教徒であったことから、その音楽もカトリックに結びつけて理解されることが多いが、ヴァントはこうしたブルックナー像に対して批判的であり、映像化されている最後のインタビュー中でも、彼を「交響曲作曲家」として表現したいと語っている。ブルックナーの宗教音楽を演奏しなかったのもそのためであるという。
「 Wandの手許リスト」です。同じ曲のアルバムも含め40枚ぐらいあるようです。 ブルックナー#9(ベルリンフイル盤)を聴きながらブログを書きました。 |
「Schubert: "Große C-Dur" 9番」です。 先ず、このアルバムはいかがでしょうか シューベルトの交響曲はほぼ、全曲聞けそうです。 |
「Bruckner: Sinfonie Nr. 4」です。名曲です。 特に後期の7、8、9番は必聴作品です。 |
「Strawinskys Feuervogel 」です。こんな曲も見つかりました。 |
「Haydn: Sinfonie Nr. 76」です。なぜか、この曲が投稿されていました。 初めて聴くことになります。 |
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