続自由時間のクラシック(537) 不滅の巨匠100からピアニストのClifford Curzonを聴く
今日の続自由時間のクラシックはイギリス生まれのナイトの称号を持つ、ピアニストの巨匠「Clifford Curzon」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。今日は「グスタフ・レオンハルトのオルガン」を考えていましたが、古楽器シリーズで、既に、お勧めしているので、急遽「Clifford Curzon」にしました。
来日されてことがない、巨匠です。わが国はどちらかというと、ドイツ圏の演奏家びいきの人がおおく、イギリス出身の演奏家には評価が低い傾向があります。この人は、録音が嫌いで、死後に多くのアルバムが出されたことで有名です。Youtubeで検索してみると、シューベルトとモーツアルトのアルバムが、かなり多くみつかります。ウキペデアの情報は少ない人でした。
手許には15枚と意外と揃っており、何時頃、集めたか記憶が定かでありませんが、殆ど聴いた記憶のない、ピアニストの一人です。いつものように手許にある「シューベルとの4つの即興曲他」を聴きながらブログを纏めることにします。今日は頑張って、追加検索して、リストを充実します。
ウキペデアで、逸話をピックアップしますと「録音嫌いで有名であり、レコードは聴衆の判断基準となるべきではないとの持論であったため、生前のレコード発売は少なかった。しかし、かなりの量の未発表録音が遺されたため、それらは死後にリリースされている。」と有ります。
又、「指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイムは、カーゾンについて「音に対する非常に個性的な感性を持っていた。とくにモーツァルトとシューベルトではそうだった。彼はピアノで鐘の音のような響きを生み出した。また、彼にはワンダ・ランドフスカに学ぶうちに発達した、ほとんどある種のこだわりとさえ言えるほどの独自のリズム感があった」と述べている。染み入る様な演奏で、はまりそうです。
モーツァルトとシューベルトをYoutubeで重点的に検索してみました結果が、下の表の通りです。指南書の推す、アルバムはほぼ揃いそうです。中から、協奏曲と室内楽から「Brahms, Piano Concerto No.1、2 」、「Mozart, Piano Concerto No.27」、「Schubert: "Trout" Quintet D667」と「SCHUBERT D 960」の4点に絞り聴いてみることにします。紙面の関係でアルバムを限定しています。ベートーヴェン、シューベルト、モーツアルトは是非追加して、お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2021・12・27
演奏家名 Clifford Curzon
読み クリフォード・カーゾン
音源 Youtube
出生地: イギリス ロンドン
死亡: 1982年9月
分類 ピアニスト
知名度 不滅の巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ モーツアルト ピアノ協奏曲第20.23.24.26.27番
・ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4,5番
・ シューベルト 楽興の時、ピアノソナタ第17番
・ ブラームス ピアノ協奏曲1番他
・ フランク ピアノ五重奏曲、モーツアルトピアノ四重奏曲
人となりウキペデア他より抜粋 1907年、ロンドン生まれのピアニスト。1982年没。著名な作曲家ケテルビーを叔父にもつ。13歳で王立音楽院に入学し、在学中の17歳の時に大指揮者ヘンリー・ウッドに見だされ彼が創設したプロムナード・コンサートに10回も出演。その後ドイツへ渡りアルトゥール・シュナーベルに師事。1939年には米国デビューも果たし、欧米を股に掛け活躍した。師匠譲りのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト演奏で高い評価を得た。
推薦図書
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ モーツアルト 名盤大全
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ ピアノの名曲・名盤1053
・ 200CDピアノとピアニスト、ピアノの秘密
手許CD(約15) 詳細は添付資料
Youtube検索結果より
・ Beethoven: Piano Concerto No. 4 Clifford Curzon Knappertsbusch
/Vienna P.O. 1954, restored ★★★
・ Beethoven - Piano Concerto No 5 "Emperor" - Curzon,
Knappertsbusch, VPO (1957) ★★★
・ Clifford Curzon - Beethoven - Piano Concerto No 5 - Boulez
・ Brahms - Piano Concertos Nos. 1, 2 (G.Szell, H.Knappertsbusch,
E.V.Beinum - Ct.rc.: Clifford Curzon) ★★★
・ Brahms, Piano Concerto No.1 in D Minor, Op.15 / Curzon & Szell ( 1962 )
・ Brahms Concerto no.2 B flat major op.83 Curzon C. ,
RAI Torino,Gracis E 181166 Torino
・ Brahms: Piano Quintet opus 34 (Clifford Curzon & Amadeus Quartet) ★★★
・ Clifford Curzon plays Brahms Sonata No. 3 in F minor Op. 5
・ Clifford Curzon Plays Mozart Sonata KV 457
・ Mozart, Piano Concerto No.20 in D Minor, K.466 / Curzon & Britten ★★★
・ Clifford Curzon - Wolfgang Amadeus Mozart: Piano Concerto No. 21 in C Major, K. 467
・ Mozart Piano Concerto No.23 Clifford Curzon Rafael Kubelik 1975
・ Mozart - Piano Concerto No.24. Clifford Curzon. Abbado / Vienna Philharmonic
・ Great Piano Concertos - Clifford Curzon plays Mozart Concerto No. 26 in D K 537
・ Mozart Piano Concerto No.27 Clifford Curzon Rafael Kubelik 1970 ★★
・ Mozart - Piano quartet K.493 - Amadeus SQ / Curzon
・ Clifford Curzon plays Schubert Fantasy in C Major "Wanderer" D 760 (1-2)
・ Schubert / Clifford Curzon, 1957: Piano Quintet in A Major,
Op. 114 (Trout) - Willi Boskovsky
・ Schubert: "Trout" Quintet D667 Amadeus Curzon (1977) ★★★
・ Schubert, Piano Sonata No.17 in D Major, D.850 / Clifford Curzon ( 1964 )
・ CLIFFORD CURZON SPIELT DIE LETZTE KLAVIERSONATE VON
FRANZ SCHUBERT D 960 ★★★
・ Franz Schubert "Piano Sonata No 21" Clifford Curzon
・ Schubert, Piano Sonata No.21 in B-flat Major, D.960 / Clifford Curzon ( 1973 )
・ Schubert - Clifford Curzon (1941-52) - Complete Impromptus
・ Schubert "Trout" Quintet Curzon & members of The Vienna Octet 1958 LP
・ CLIFFORD CURZON SPIELT SCHUMANN - KINDERSZENEN OPUS 15
・ Clifford Curzon plays Schubert & Schumann ★★★
・ Clifford Curzon plays Liszt - Mephisto Waltz N.1 (rec.1947)
・ Clifford Curzon - Dvorak Piano Quintet in A major Op. 81
・ Grieg - Peer Gynt / Piano Concerto + Presentation
(ref. record. : Øivin Fjeldstad / Clifford Curzon) ★★★
・ Great Piano Concertos - Clifford Curzon plays Delius Concerto in C minor
・ Clifford Curzon plays Haydn Andante and Variations in F minor
・ Sir Clifford Curzon - Topic ★★★
・ Milestones of a Piano Legend: Sir Clifford Curzon ★★★
・ ミックスリスト - クリフォード・カーゾン
・ まだまだ有ります。追加検索ください。
演奏家追加情報 世界的に、特にモーツァルトやシューベルトの解釈で有名である。 また、青年時代は近現代の音楽の擁護者として知られており、レノックス・バークリーのピアノ・ソナタは、カーゾンに献呈されている。録音嫌いで有名であり、レコードは聴衆の判断基準となるべきではないとの持論であったため、生前のレコード発売は少なかった。しかし、かなりの量の未発表録音が遺されたため、それらは死後にリリースされている。カーゾンは「ペルシャの市場にて」などで有名な作曲家、アルバート・ケテルビーの甥であり、ソプラノ歌手マリア・チェボターリが39歳でウィーンで亡くなると、2人の遺児を引き取り養子にした。1977年にナイトに列せられた。
「Clifford Curzonの手許リスト」です。 シューベルトの即興曲を聴きながらブログを書くことにします。 |
「Brahms - Piano Concertos Nos. 1, 2」です。 視聴回数の高いアルバムです。 |
「Mozart Piano Concerto No.27」です。 こちらも評判のアルバムです。指揮はRafael Kubelik |
「Schubert: "Trout" Quintet D667 Amadeus Curzon」です。 室内楽曲にもいいアルバムがあります。グリーグなども追加してお聴きください。 |
「SCHUBERT D 960 第21番」です。 シューベルトのソナタ曲他もお勧めです。 |
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