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9月, 2017の投稿を表示しています

週末のジャズ(第85回) Roland Kirk

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 今週のジャズはテナーサックスの「ローランド・カーク」を聴いてみることにしました。非常に奇異な感じをする、演奏家で、好みが分かれるところですが、素晴らしい演奏を残しています。2-3本の管楽器を同時に演奏する姿に驚かされます。目が不自由な人で、どのように曲を覚えるのか、天才的な能力の持ちぬ主でないでしょうか。ギミック( 「あっと驚く仕掛け」) といわれ、評価をしない人もいます。独特の美学の持ち主で、夭折した演奏家です。 このブログで聴かないと通りすぎていた人でしょう。手許に7枚もありました。Youtubeで長い曲だけ限定して、追加して、整理した結果を下に示します。恐らくもっとあるかと思います。尤も途中で投げ出したくなる曲もありますので、ご注意ください。 解説書①の「ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤」では2枚も選んでいました。ジャズ喫茶店で、意外と日本では好まれる演奏家でしょうか。 「ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤」は全国の ジャズ喫茶店主のアンケート結果を集約したもので、いいメンバの名曲を選んでいる秀作の本でしょうか。 筆者はこの本がジャズの始まりです。曲としては Domino 、 The Inflated Tear、We Free Kingsの3枚 をお勧めします。是非、不思議な演奏をお試しください。 さすがに、3本を口にくわえている演奏家は見たことありません・・・ ①今週のジャズ お勧め回数 85 回目 カイメ 日時 2017・9・30 ジャンル ジャズ 音源 演奏者 Roland Kirk 演奏者国籍 アメリカ 楽器分類 テナーサックス Myベストアルバム★ The Inflated Tear★ ②⑤ Domino ★ ①⑤ 主なアルバム名と推薦本 Domino ①⑤ The Inflated Tear ②⑤

週末のジャズ(第84回) Kenny Burrell

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 今週のジャズはギターの「ケニー・バレル」を聴いてみることにしました。ギターはどちらかというとサイドメンで前面に出ることの少ないようですが、 バレルの演奏は 小気味のいい音だと思いませんか、  少し、アルバムが多すぎるきらいがしますが、 好きなギターリストの一人で、手許に14枚と数多くありました、追加してYoutubeでも検索しました。結果は下の表の通りです。  ギターがリズム楽器から始まりメロデイ楽器としての地位を築くまで、余り時間がかからなかったようです。この人は1950年代のハードパップ時代で、ブルースの雰囲気を加えた演奏で、有名となりました。今のジャズギターと異なり、大人しい感じですが、段々、変化していった、始まりを予見しているようです。  サイドメン時代の作品はブルーノート1500番台にもいくつか有ります。数多くあるアルバムでお勧めは Blue Lights Vol. 1、2  、 Midnight Blue、でしょうか? Guitar Formsもいいと思います。  最近のロック調と少し、かったるいかも知れませんが、 聴きこんでみてください。 取り上げていない解説本も有りますが、 味ある演奏です。 今週のジャズ お勧め回数 84 回目 カイメ 日時 2017・9・29 ジャンル ジャズ 音源 演奏者 Kenny Burrell 演奏者国籍 アメリカ 楽器分類 ギター Myベストアルバム★ Midnight Blue★ ①②③ Blue Lights Vol. 1、2 ★ ②⑧⑪ 主なアルバム名と推薦本 Asphalt Canyon Suite Kenny Burrell Volume .2 ②⑧ At The Five Spot Cafe ②③ Midnight Blue ①②③ Blue L

毎日のクラシック曲(第377回) Sibelius

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 今日のお勧め曲はシベリウスの「交響曲第4番 Op63」を選んでみました。シベリウスの曲は日本で想像できないぐらい、欧米では愛好されている、作曲家の一人といわれています。当時のロシアの圧制のもと政治的な苦しみから解放する感情を認め、共感する人が多いようです。  しかし、この曲4番は一般受けをしないことで有名です。終始、ほの暗い、幻想が漂っている感じがします。前の週に続き、手許CDと同じYoutube 盤を聞き比べてみました。どちらが音源か判らないことだけ、ハッキリしました。高性能の耳を持つ、若い人には物足りないでしょうが、何時でも、世界中の曲が聴ける Youtube クラシックも優れものと再認識しています。  手許にあった、4枚の中から、お勧めは少し曲が重たいので、3枚でいかがでしょうか、カラヤン、ベルグンド、バルビローニがよろしいかと思います。プロの評価ではケーゲルという東ドイツの指揮者の名前も挙がっています。来週は明るい、モーツアルトをお勧めしたいと思います。 今日のお勧め曲 日時(date) 28-Sep-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Sibelius 分類(Classification) 交響曲 コウキョウキョク 曲名(Song Title) Symphony #4 Op63 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Paavo Berglund: ベルグルンド 楽団(Orchestra)  Helsinki Philharmonic Orchestra 専門家推薦盤(Expert recommendation ) Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra カラヤン John Barbirolli バルビローニ Colin Davis; London Symphony Orchestra コリン・デイヴ

毎日のクラシック曲(第376回) Handel

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 今日のお勧め曲はヘンデルの「王宮の花火の音楽」を選びました、少し季節がずれましたが、短いですがいい曲ですので、お試しください。「水上の音楽」の組曲と同じアルバムが多いのですが、切り離されて演奏される機会もあり、別々に取り上げています。活気に溢れた音楽で、昔から、有名な曲の一つです。  ピオッド楽器と現代楽器の演奏が有りますが、どちらもいいのではないでしょうか 、 、当然、セル、リヒター、などは現代楽器です。聞き比べて、ご覧くださるようお願いします。今回は、CD版とYoutube版のガーデナーの違いを聞き比べた見ました。 Youtubeも音源が良いと、 優位性が不明でした。 手許には4枚あり、残りはいくつか、Youtube で検索できました。結果は下の表の通りです。ガーデナー、ピノック、ニケをお勧めします。20分弱の曲です。全部試されてはいかがでしょうか?  年をとってくると、両端(高いほうと低いほう)の周波数は感度が落ちるようで、ハイレゾなぞ、年寄りに聞こえるのでしょうか?音質は①音を取るマイクロフォン、②出すスピーカと③人間の耳の能力と④聴く環境の性能が揃うことですべてで決まりますが・・・最近、色々な性能のCDが出ています。ステレオ装置、部品類も高性能・高価格など色々ありますが、①-④が揃って初めて、いい音が聴けるようです。*,** ステレオ設備値段と音質は直接関係なく、満足度という別の評価があります。いくつになってもいいスピカーがほしいものです。  *20歳の人が70歳の高齢には4KHZで40dB,8KHzで 60dB低下する。20Khzを超える  ( ハイレゾ)領域は人間は 骨で聴いているようです、余り高い 音を聴き続けると、よくないとあります。 日本音響学会編「音のなんでも小事典』  より         今日のお勧め曲 日時(date) 27-Sep-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Handel 分類(Classification) 管弦 カンゲン 楽 ガク 曲 曲名(Song Title) 王宮 オウキュウ の 花

毎日のクラシック曲(第375回)Tchaikovsky

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 今日のお勧め曲はチャイコフスキーの「交響曲2番Op17小ロシア 」を選んでみました。チャイコフスキーの交響曲は一般的に4-6番が演奏される機会が多いので、アルバムも後期交響曲が多い。今回もカラヤン盤1枚が手許にあるという状況、殆どが全集の一部に有りますが、この2番だけは単独で演奏されるの曲として知られているそうだ。  殆どの解説書はこの曲を取り上げていない、今回珍しくチャイコフスキーの前期交響曲が取り上げられた、限定交響曲100曲だと外れるのでしょうか、全体に民族色の匂う、いい曲です。是非お試しください。  Youtubeで検索してみると、確かに、有名指揮者の手による、アルバムがいくつか見つかった、やはり、カラヤンを最初に次にアバドあたりはいかがでしょうか。ゲルギエフ・のマリンスキー盤はまだでしょうか? 段々、回が進むことに主な作曲家の曲も終えていきます。「500曲」に限定するには忍びない作曲もあります。次の機会は「宮城谷」の1001曲を狙いますか・・今日は チャイコフスキーの曲の最後となります。15曲のデータを記しておきます。 今日のお勧め曲 日時(date) 26-Sep-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Tchaikovsky 分類(Classification) 交響曲 曲名(Song Title) Symphony #2  Op. 17 "Little Russia" 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Herbert Von Karajan 楽団(Orchestra) Berlin Philharmonic 専門家推薦盤(Expert recommendation ) Tchaikovsky Symphony No.2 op.18 アバド チャイコフスキー: 交響曲 第2番 ハ短調 op.17「小ロシア」プレトニョフ 1995 プレトニョフ P.

毎日のクラシック曲(第374回) Fauré

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 今日のお勧め曲はフォーレの「ピアノ五重奏曲1番 Op89 、2番 Op115 」を聴いてみることにしました。ブラームス、シューマンのピアノ五重奏曲は良くご存知と思いますが、 フォーレは 初めての曲のようです。これまで、全く名前すら、聴いたことことがありません。  歌曲(100曲)、レクイエムについては知っていましたが、調べてみると、ピアノ曲もコンスタントに作っている(40曲)作曲家だそうです。この曲に加え、ピアノ四重奏曲もあるようです。フランスの作曲家の作品はフランス人の演奏家が得意とし、このピアノ曲も簡単に見つかるだろうと、検索してみましたが、見事に手許には1枚もありません、  やはり、Youtubeのお世話になり、今回、レコ芸500の推す、アルバムをいくつか検索できました。結果は以下の通りでした。意外とあるもので驚いています。両方で1時間を超えますので、2-3人の演奏家を適宜選び、聴いてみました。解説書もこの曲のコメントに「的」を得ていないので、静かに聴いてみました。フランス人の感性はこんな曲も作るのかという感じでした。 曲は墨絵のようなタッチのシンプルな曲です。 恐らく、このブログで取り上げなかったら、一生聴くことの無い曲だったでしょうか?出来るだけ、自前のライブラリーに残して置きあとでも聴けるように格納することとしました。 今日のお勧め曲 日時(date) 25-Sep-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) Youtube 作曲者(composer) Fauré 分類(Classification) 室内楽曲 曲名(Song Title) ピアノ 五 ゴ 重 ジュウ 奏 ソウ 曲 キョク 1 番 バン (Op89③楽章)、2 番 バン (Op115④楽章) 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Fauré: Piano Quintet #1 In D Minor, Op. 89 - 1. Molto Moderato ロジェ・イザイ#1 楽団(Orchestra)