週末のジャズ(第207回) Roy Hargrove

 今週のジャズはトランペットの「Roy Hargrove」を選んでみました。今年、11月に49歳で亡くなられたとのこと。ジャズ界の大損失なのでしょうか。TV放送に気がつかなかったのは不思議なくらい、重鎮でした。合掌
 ジャズの選曲も、回数が進んでくると、あえて、通り過ぎていた、大御所を採りあげざるを得ない事となります。選曲した人が小川、寺島、岡崎、岩浪の日本を代表する4氏の指南書にあれば「ほっと」して、アルバム解説を読み進めますが、4人同時に推す人は限られています。ほんの20人程の大御所でしょうか。しかし、まず、プロの評論家の推すアルバムを選ぶのが、ジャズの王道です。
 このブログでも残りの100回ほどの間に、20人程が順次出てくるよう考えています。「Roy Hargrove」の場合は3人が共通して採りあげくれ、手許にも4枚ほどありました。 しかし、プロの推す名アルバムは1枚だけです。ジャズとはこんな世界で、聴く人も、コメントする人も、自由で、気にいるのは自分だけという、曲への共通感を持っています。
 したがって、まず、指南書を選び、その中で自分の好みにあう曲、好みを追い懸ける形となります。クラシックと全く違うところでしょうか。ジャズは聴くのが難しいといわれる所以でしょう。
 元気で非常に優れたトランペッッターで多くのアルバムがあります。Youtubeで検索した結果の一部を下に記します。著作権の関係で削除されている曲もあります。来日時のアルバムもあります。とにかく、上手い、現代を代表する、トランペットの演奏をじっくりお愉しみください。

今日のお勧め曲

日時 2018・12・21
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Roy Hargrove
生年 1968
楽器分類 トランペット
Myベストアルバム★
1 Approaching Standards モト
2 Habana モト
3 Moment To Moment モト
4 With The Tenors Of Our Time モト ④

主なアルバム名と推薦本











①②
The Vibe ①②④








①④

コメント・ウイキペデアホカ グラミー賞を1997年自身のラテンジャズバンド、2002年に二種類の音楽(ジャズとヒップホップ)で奪取。現存するレジェンドとされるジャズ·ミュージシャンほぼ全てと共演している。ロイは「ロイ・ハーグローヴ・クインテット(略称RHQまたはRH5)」、「ロイ・ハーグローヴ・ビッグバンド(略称RHB)」「RHファクター(略称RHF)」の三つのバンドのリーダーで、現在は主にRHQでの活動がメイン。今年コトシ11ガツ死去シキョ
生年月日: 1969年10月16日
生まれ: アメリカ合衆国 テキサス州 ウェーコ

死亡: 2018年11月2日, アメリカ合衆国 ニューヨーク州
推薦スイセン図書トショ モダンジャズのメイエンメイバン イワナミ
カラクチジャズメイバン1001 寺島テラシマ
モダンジャズ決定ケッテイバン 岡崎
ジャズトランペット決定ケッテイバン 岡崎オカザキ
200CD21世紀セイキへのジャズ
ジャズマンがアイするJAZZメイバン100 小川隆夫


プロ一推しのアルバム、「The Vive」ただし削除された曲もあります。

このアルバム「Live at the New Morning」,もお勧めです。
個人的にはこの「Public Eye」が好みです。

久振りに手許アルバムから4枚選んでみました。



コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(43) 司馬遼太郎を聴く

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く