週末のジャズ(第205回) Ike Quebec
今週のジャズはテナーサックスの「Ike Quebec」を選んでみました。小川氏の「サックス決定盤」の第1番目に書かれていましたが、これまで、聴いたことのない名前でした。この本では75人のサックス奏者を採りあげて、数枚のアルバムに解説を加えてくれている、お勧めの指南書です。おそらく、絶版となっていでしょう。
このブログの作成に必須資料の一つで大いに活用しています。氏の解説によると「ふくよかなサウンドと、スインギーなプレイスタイルを持つ、演奏家で、少数だが、熱烈なファンがいる、ジャズマンの一人と」とありました。初期のブルーノート時代に、新人、セロニア・スモンクやバド・パウエルを発掘したことも知られているとありました。小川氏はジャズ初期の古い、演奏家も解説できる、数少ない、ジャズ評論家に一人です。彼の解説書は手許に数冊あり、的確なジャズ批評で気にいっています。是非、お勧めいたします。
「Ike Quebec」のアルバムは手許に1枚だけ出したが、Youtubeで、多くのアルバムが検索できました。結果は下の通りです。最近、リメイクされたアルバムもあり、古い演奏スタイルですが、この辺りで、サックスの原点を知ることが出来るのでしょうか。是非いくつか、お試しください。
尚、ジャズ決定盤シリーズは「モダンジャズ」、「ピアノ」、「トランペット」、「ヴォーカル」他数多くでています。ジャズ指南書にお勧めです。おそらく、古書店にしかありませんが、「アマゾン」で、上手くすると、手に入ります。ジャズはいい指南書がありますと、愉しみが広がります。
今週のジャズ
日時 | 2018・12・14 | ||
ジャンル | ジャズ | ||
音源 | Youtube | ||
演奏者 | Ike Quebec | ||
生年 | 1918 | ||
楽器分類 | テナーサックス | ||
Myベストアルバム★ | |||
主なアルバム名と推薦本 | Ike Quebec - Easy Living ( Full Album ) | ||
Ike Quebec - Soul Samba (Full Album) | ④ | ||
Ike Quebec - As a Chameleon (dinner for two) [Full Album] | |||
Ike Quebec - Bird Of Passage (dinner for two) [Full Album] | |||
Best Songs - Ike Quebec - Album completo (ALTA QUALITA' HD) | |||
Ike Quebec - Heavy Soul ( Full Album ) | ④ | ||
Blue and Sentimental (1961) - Ike Quebec | ④ | ||
Ike Quebec - It Might As Well Be Spring | ④⑥ | ||
コメント・ウイキペデア他 | 元々は熟練したダンサーでありピアニストであったが、20代前半に楽器をテナー・サクソフォンに替え、やがてサクソフォン奏者として将来を嘱望されるようになった。1940年には録音活動も始めている。その後、フランクリン・ニュートンやホット・リップス・ペイジ、ロイ・エルドリッジ[2]、 トラミー・ヤング、エラ・フィッツジェラルド、ベニー・カーター、コールマン・ホーキンスと共演した。 | ||
生年月日: 1918年8月17日 | |||
生まれ: アメリカ合衆国 ニュージャージー州 ニューアーク | |||
死亡: 1963年1月16日, アメリカ合衆国 ニューヨーク | |||
推薦図書 | モダンジャズの名演・名盤 岩浪 | ① | |
辛口ジャズ名盤1001 寺島靖国 | ② | ||
モダンジャズ決定盤 岡崎正道 | ③ | ||
ジャズサックス決定盤 小川隆夫 | ④ | ||
200CD21世紀へのジャズ | ⑤ | ||
ジャズマンが愛するJAZZ名盤100 小川隆夫 | ⑥ |
「ヘヴィ・ソウル」はいかがでしょうか |
小川氏の推すアルバム「ソウル・サンバ」です。 |
こちらは氏の一推し「春の如く」の抜粋曲です。ミックスリストで視聴できます。 |
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