毎日のクラシック曲(第273回)Brahms&(公開済み 管弦楽曲リスト付)
今日のお勧め曲はブラームスの「交響曲第4番、Op98」を選びました。生涯、独身を通したブラームスの最後の交響曲で、死の床(64歳で死去)にいあるブラームス自身が「最も好きな交響曲」といったようであります。52歳から、12年間、交響曲を手がけなかったことになります。
「いぶし銀のようなしぶさ」が漂う、名曲と知られています。明暗で区別すると暗に属す曲です。この演奏は、これまで、大巨匠、巨匠が数多く指揮した名盤が残っています。この曲の解説書を読むと、「クラシックグルメのためのおいしい表現ワード集」が出来上がります。手許には7枚ほどありましたが、もう数枚ありそうです。40分を超える曲ですので、BGMで聴くとしても6-7枚が限度で、機会があれば、もう一度紹介したい曲です。
アバド、シューリヒト、シャイーは手許になく、Youtubeの検索によります。シャイー盤は古い方ですがお勧めします。(2013盤をプロは推す)
なお、おいしい表現ワード集の詳細は「200クラシック用語辞典(立風書房)」に示されています。筆者はクラシック独特の用語を調べるため、重宝している本の一つです。4楽章に採用されているパッカサカリアの意味は別の機会に調べて報告します。
残念ですが、下のリストにある、指揮者を知る人や、アルバムが、廃盤になり、街から消えていく時代となりつつあります。
今日のお勧め曲
日時(date) | 22-Mar-17 |
ジャンル(Genre) | Classic |
音源(sound source) | CD |
TV局 | |
作曲者(composer) | Brahms |
分類(Classification) | 交響曲 |
曲名(Song Title) | Symphony #4 Op. 98 |
演奏者(Performer) | |
指揮者(conductors) | Carlos Kleiber; |
楽団(Orchestra) | Vienna Philharmonic Orchestra |
専門家推薦盤(Expert recommendation board) | Wilhelm Furtwängler |
Bruno Walter; Columbia Symphony Orchestra | |
Carlo Maria Giulini; Vienna Philharmonic Orchestra | |
Sergiu Celibidache: Munich Philharmonic Orchestra | |
Brahms: Symphony No. 4 / Schuricht · Wiener Philharmoniker - YouTube | |
Brahms - Symphony No.4 RSO Berlin / Riccardo Chailly - YouTube | |
Brahms / Claudio Abbado, 1972: Symphony No. 4 in E minor, Op. 98 | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 586 |
レコ芸名曲名盤500 94 | |
クラッシク不滅の名盤1000 | |
名盤鑑定百科交響曲編 | |
CD名曲名盤100 交響曲編 | |
不滅の名曲はこのCDで | |
コメント | とにかく、巨匠の名盤が多い曲で、カラヤンでも、上位に登場しない、シャイー、アバド、シューリヒト盤は手許になかったが、このぐらい揃うと充分満足、いいBGMになるので、時間の許す限り聞いてみることとした。どの解説書に数多くコメントがある名曲でブラームス自身「死の床で最も好きな交響曲」といったそうです。カール・シューリヒトは70歳を過ぎて、一流指揮者と評価を受けたとある。手許に2番はあったが、4番はなかった。 |
今日は、これまで、このブログでお勧めしました、管弦楽曲をまとめてみました、全部で50曲で計画では概ね100曲を考えておりますので、ほぼ予定通りで、推移しています。いくつか、同一アルバムもありそうです。
次回は、室内楽と器楽曲、声楽の結果を予定しています。
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