今週のオペラはワーグナーの「ニーベルングの指輪 ラインの黄金」を選びました。このオペラは4部作からなっています。今週から、一ケ月、毎週、続くことになります。
今回は序夜で、ニーベルングの指輪の争奪戦がいよいよ、始まりました。争奪戦と呪いは、次回以降、「ワルキューレ」、「ジークフリート」、「神々のたそがれ」と続きます。オペラ史上、超大作で、制作に要した時間が足掛け、26年間(途中別のオペラを2本を含み)も膨大な時間がかかったようです。
上演時間も長く、序夜から、第3夜まで、15時間もかかります。ワーグナーは自分のオペラ専用の劇場(バイロイト祝祭劇場)まで作り、現在も演じられています。
序夜のストーリを簡単にいいますと、ライン河の河底の乙女の守っていた黄金を強奪した地底界の王は指輪を作った、一方、天上界は神々の長は城を巨人に作らせており、対価を地底界の王の財宝と指輪を奪って払うが、取られた地底界の王は呪いをかける。
最初に被害にあったのは財宝と指輪の対価を得た、巨人だった。兄弟争いが起き、殺し合いが始まった。指輪の呪いが、収奪と共に持ち主に移っていくお話しの開始です。
次回はどうなるか楽しみです。オペラのデータを下に示します。この、ラインの黄金は手許に1枚しかありませんでしたが、Youtubeで2点ほど検索できましたので、お試し下さい。
今週のオペラのデータ
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