毎日のクラシック曲(第280回) R.Strauss
今日のお勧め曲はR・シュトラウスの「交響詩 ドンファン」を選びました。R・シュトラウスのは交響詩の曲を多く残している、作曲家で、規模的には交響曲と変わらないボリュームがあります。レコ芸500では交響曲は2曲で交響詩は8曲も取り上げています。チェロ協奏曲とは違う、交響詩曲でした。
この曲はチェロとヴィオラとさらにVnが重要な役割を占める、立派なソリストをそろえる必要のある、贅沢な管弦楽曲といわれています。オーケストラによってはチェリストだけ、外部から、招聘し、VaとVnは首席奏者とするケースもあり、演奏スタイルは多彩です。高名なR・シュトラウスは戦後、ナチスに絡んだ事件で、長く干されたが、無事、嫌疑が晴れたとあり、音楽と政治が絡む事件に巻き込まれ、晩年は不遇だったそうだ。
多くのチェリストが演じる中で、ロストロポーヴィッチが最もすばらしいとプロは推していますが、手許にないのが実情でした。チェリストとオーケストラのせめぎあいを楽しむ曲といえます。チェロ好きの筆者としてはもう1度、別メンバで取り上げたい曲でした。
今日のお勧め曲
日時(date) | 4-Apr-17 | |
ジャンル(Genre) | Classic | |
音源(sound source) | CD | |
TV局 | ||
作曲者(composer) | Strauss (R) | |
分類(Classification) | 管弦楽曲 | |
曲名(Song Title) | Don Quixote, Op. 35 | |
演奏者(Performer) | Jacqueline Du Pré | |
指揮者(conductors) | Adrian Boult: | |
楽団(Orchestra) | New Philharmonia Orchestra | |
専門家推薦盤(Expert recommendation board) | Yo-Yo Ma/Ozawa S./Boston Symphony Orchestra | |
André Previn, Vienna Philharmonic Orchestra | ||
George Szell クリーヴランドo・フルニエ | ||
John Sharp; Daniel Barenboim: Chicago Symphony Orchestra | ||
Richard Strauss: Don Quixote op. 35 (1897) - YouTube | ロストロポーヴィチ・小澤 | |
Strauss: Don Quixote, Op. 35 (Isserlis - Maazel) - YouTube | ||
R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op35:カラヤン/ベルリ | ||
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 758 | |
レコ芸名曲名盤500 441 | ||
クラッシク不滅の名盤1000 | ||
名盤鑑定百科管弦楽曲編 | ||
クラシック名盤大全管弦楽曲編 | ||
コメント | この曲はチェロ及びヴィオラと管弦楽の曲として知られており、アルバム登録が面白い曲で、チェリストのアルバムで残っている場合とセル、プレヴィン盤は指揮者である場合もある。ヨーヨーマ、デユプレはチェリストの中に入っていた。チェロ・ヴィオラのソリストと管弦楽が加わる、贅沢な演奏です。カラヤン、マゼール、小澤盤は手許に無くYoutubeで検索できた。もう数枚あるようですが、長い管弦楽曲だけに、今回で充分であります。 | |
コメント
コメントを投稿