続自由時間のクラシック(147) W.Aモ-ツアルト管楽器の名曲(2)
今日の続自由時間のクラシックはモーツアルトの管楽器の名曲から、5点(6曲)選んで聴いてみます。「協奏交響曲 k297b」はレコ芸500でも採り上げられています。管楽器の有名な協奏交響曲で、真偽の物議を醸している作品です。残した手紙と楽器が異なっていたとかで、音楽学者のテーマの作品です。「協奏交響曲K364」の方はエヴィデンスがあるようで異論がないようです。今日はこの曲も同時に聴いてみることにしました。管楽器主体ですと、「協奏交響曲 297b」の方が聞き覚えがあるのではないでしょうか。
今日のお勧めのもう一つは「K617」です。グラスハーモニカという楽器が存在したようで、何とも言えない、音色で、すっかりはまりそうです。筆者ははじめて聴く楽器で、動画ではチェンバロかと思いました。次は「K498」でしょうか、モーツアルトのゲーム仲間の為に作った曲だそうで、ピアノは女性の弟子、クラリネットは友人、モーツアルトがヴィオラという分担で演奏された曲です。なぜか3楽章ですが、有名な曲の一つで、多くの名演奏者のアルバムが残っています。
今日も盛りだくさんとなりました。短い曲もありますので、一通り、お試しで聴いてみてはいかがでしょうか。天才モーツアルトの管楽器の作品は、まだまだ、あります。此の機会にゆっくり、できるだけ多く、聴いていきたいと思っています。
なお、モーツアルト作品個々の解説詳細は「モーツアルト 名盤大全 レコード芸術編」をお勧めします。断章作品まで、解説があります。書店になく、アマゾンで購入しました。モーツアルトファンの方には必携の指南書です。
今日のお勧め曲
「Mozart - Sinfonia Concertante for Four Winds K. 297b」です。 |
「Mozart: Adagio and Rondo K. 617」です。 中央の楽器が「Glass Harmonica」です。 |
「Mozart: Klarinettrio KV 498 'Kegelstatt'」です。 小さい編成ですが、素晴らしいクラリネット演奏です。 |
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