京都撮り歩き(34)洛北の鞍馬寺を巡る
今日の京都撮り歩きは洛北の京都の北の守護神である、鞍馬寺、由岐神社をめぐってみます。鞍馬の名前は「暗魔」を語源とし、魔界*の潜む寺として、有名です。鞍馬寺は古刹でありながら、火災などで焼失し、建物は殆ど、明治以降、新しいのは昭和時代の建築物となっています。ここは、パワースポットのある場所で、都の北の守護神毘沙門天(国宝の仏像)*が魅力の第1です。次は義経の遺稿が有名です。忘れずに霊宝殿をご覧ください。霊宝殿を通り過ぎると、義経の修行した、山道となり貴船まで続いています。
筆者は山仲間と8年ほど前に、貴船神社まで、歩いた記憶があり、木の根道で昼食をとりました。当時の写真を見ながら、このブログを書きました。写真は人物が多く残っており、ブログに載せれないようで、かなり、厳選しました。スライドショーに見所が満載しています。
このお寺のいわれ等、知らないことも多く、資料を読み、もう1度、訪れてみたくなりました。前回は鞍馬温泉をパスしたので、貴船側から上り、鞍馬寺をみて、「鞍馬温泉につかる」、逆コースもお勧めです。軽装の登山スタイルで充分です。 面白い狛犬(虎)忘れずにご覧ください。厄除けのため、本殿前の北斗七星のマークの上にお立ちください。
本尊の仏像は60年に1度だけ、拝むことができます。次は2046年(?)とのこと、宝物館の国宝仏像はご覧になります。なかなか、訪れる機会の少ない寺社ですので、ゆっくり時間配分をおとりください。鞍馬の仏像と魔界案内の手許資料は次の通りです。参考までにお示しします。
*a)仏像関連
1)原寸大京都の仏像 講談社編 大型本 (必須)
2)京都仏像めぐり JTBパブリッシング
3 仏像はここを見る 瓜生中 祥伝社新書
4) 仏像の事典 熊田 成美堂出版 (京都の仏像、特別公開日はこの本が参考)
5) 日本野仏像 長岡 中公新書他数冊
*b)魔界案内
1)歴史地図本 京都 大和書房 (京都のユニークな案内本)
2)京都格別な寺 宮本 光文社新書
3)京都魔界案内 小松 知恵の森文庫
今日の神社のデータ
ブログ公開日 | 2020/4/4 | |
登録番号 | 京都撮り歩き(34) | |
場所名 | 鞍馬寺 | |
魅力メモ ウキペデア | 鞍馬寺は、京都府京都市左京区鞍馬本町に所在する寺である。1949年までは天台宗に属したが、以降、独立して鞍馬弘教総本山となっている。山号は鞍馬山。鑑真の高弟・鑑禎によって開山されたという。本尊は、寺では「尊天」と称している。「尊天」とは毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるという。 | |
アクセス・連絡先 | 叡山電鉄出町柳駅から鞍馬線に乗ると約30分で鞍馬駅に着く。駅を出て徒歩2分で仁王門(山門)に至る。 | |
行き先分類 | 洛北の寺社 | |
エリア②-4 | ||
鞍馬と貴船さらに峰定寺 | ||
足を伸ばして一緒にいかが | 鞍馬寺、由岐神社、貴船神社、峰定寺 | |
追加エピソード | 義経公息継ぎに水、背較べ石が奥の院への道の途中にある。根が地表面でアラベスク模様を描くのは、この辺り一帯の砂岩が、灼熱のマグマの貫入によって硬化したために根が地下に伸びることが出来なかったため。牛若も「木の根道」で兵法修行をしたと伝えられています | |
鑑賞ポイント | ||
行事・特別公開 | 鞍馬の火祭り 10月22日 | |
お勧め建物 | 本殿金堂、霊宝殿、奥の院の魔王殿、義経堂他 | |
特殊建物 | 仁王門、多宝塔 | |
お勧め文化財 | ||
お勧め仏像 | 本殿の本尊は毘沙門天・千手観世音・護法魔王尊はいずれも秘仏です。毘沙門天、吉祥天女、善賦師童子(霊宝殿) | |
お勧め絵画 | ||
お勧め庭 | 本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。 | |
パワースポット | 同上 | |
花暦 花・時期 | ||
京都観光NAVI | 鞍馬弘教総本山。770年(宝亀1)鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こり。平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めた。本殿金堂、多宝塔などは近年再建され、鉄筋コンクリート造り。境内の「鞍馬山霊宝殿」の1階は、山内の動植物、鉱物などを展示する自然科学博物苑展示室、2階は寺宝展観室と與謝野晶子の遺品を展示する與謝野記念室、3階は国宝の毘沙門天像などの仏像奉安室、宝物収蔵庫がある。本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡がある。 | |
その他情報1 | 宇宙の大霊、尊天のお働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊(脇侍、役行者・遮那王尊)を奉安する中心道場。御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに祀られています。狛犬ならぬ「阿吽」の虎は、本尊毘沙門天のお使いである神獣。毘沙門天の出現が、寅の月、寅の日、寅の刻とされていることによります。五十音が「あ」から始まり、「ん」で終わることから「阿吽」は、宇宙の全てを包含すると言われています。 | |
狛犬が虎の理由はこのあたりからでしょうか | ||
由岐神社 | 由岐神社(ゆきじんじゃ)は、京都市左京区鞍馬本町にある神社である。鞍馬寺の鎮守社である。通称靫明神(ゆきみょうじん)。大己貴命と少彦名命を主祭神として「由岐大明神」と総称し、八所大明神を相殿に祀る。鞍馬山の地に遷宮をして鞍馬寺の鎮守社とし、都の北方鎮護を仰せつけた。例祭の鞍馬の火祭は、そのときに里人がかがり火を持って神霊を迎えたことによるものである。割り拝殿は重文 |
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