続自由時間のクラシック(481) 不滅の巨匠100から大巨匠Bruno Walterを聴く
今日の続自由時間のクラシックはドイツ出身でアメリカで骨をうずめた、昔から、大巨匠として3人の指揮者の一人に数えられる「Bruno Walter」のアルバムから、いくつか選んで聴いてみることにします。ワルターはコロンヴィア饗の指揮者として、よく知られていますが、元はドイツ出身でユダヤ人の迫害を恐れて、アメリカに移住した指揮者です。
ウキペデアで「人となり」を調べてみると、「1901年にマーラーの招聘によってウィーン宮廷歌劇場の副指揮者となる。以後ウィーン宮廷歌劇場(ウィーン国立歌劇場)楽長、ミュンヘン宮廷歌劇場(バイエルン国立歌劇場)音楽監督、ベルリン市立歌劇場(ベルリン・ドイツ・オペラ)音楽監督、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長などを歴任。ヨーロッパの一流オーケストラやザルツブルク音楽祭さらにはアメリカのオーケストラにも度々招かれる人気指揮者として活躍した。」とありますが、
「1939年9月に第二次世界大戦が勃発して欧州での戦火が激しくなると、ついにルガーノの家を出てアメリカへと逃れた。アメリカでは、カリフォルニア州ビバリーヒルズに居を構え、常任のポストには就かずにニューヨーク・フィルハーモニックやメトロポリタン歌劇場などを指揮した。」とあります。
「モーツァルトを得意としており、楽屋でモーツァルトの霊と交信していたという噂さえ伝説として残っているほど。生涯最後の録音も、モーツァルトのオペラ序曲集であった。晩年のコロンビア交響楽団とのステレオ録音では交響曲第36番、第40番、またニューヨーク・フィルとのモノラル録音では第35番、第38番、第39番、第40番、第41番などが名演奏として」知られている。
フルト・ヴェングラーとトスカニーニの3人は我々の世代のクラシック音楽ファンにとっては、最も好きな指揮者だったはずです。このシリーズで久し振りに聴くことができます。手許には50枚ほどありますが、Youtubeで検索してみると、昨日のバーンスタインと比較して、思潮回数は極端に少なくなります。恐らく、アメリカでの知名度に差があるようです。
今日はYoutubeの検索リストからコロンビア饗の「Mahler - Symphony n°1」、「モーツァルト 交響曲第40番」、「ブラームス 交響曲 第4番 」と「Tchaikovsky Piano Concerto # 1」の4点を選んでみました。ほんの一部です、是非、追加検索してお愉しみください。今日は特別な日で、最近、81歳で急逝した、大好きな「柳屋小三冶」の落語「甲府い」、「ろくろ首」と「蛙茶番」を聴きながら、ブログをまとめました。
また、その②に大巨匠が指揮した、主な交響曲の手許リストを整理してみました。やはり、大巨匠でも、交響曲の中で、得意とする作曲家ジャンルがあるようです。さすがにカラヤンの偉大さに改めて驚きます。
①今日のお勧め曲
公開日 2021・10・12
演奏家名 Bruno Walter
読み ブルーノ・ワルター
音源 Youtube
出生地: 出生地: ドイツ ベルリン
死亡: 死亡日: 1962年2月
分類 指揮者
知名度 大巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ モーツアルト交響曲、25番、35番、40番
・ ベートーヴェン交響曲1番、2番 5番、6番、
・ マーラー交響曲 第1番、大地の歌
・ ドヴォルザーク 交響曲第8番
・ シューベルト交響曲第、5番、7()8番
・ モーツアルト ドン・ジョバンニ、アイネ・クライム・ナハト・ムジーク
人となりウキペデア他より ブルーノ・ワルターは、ドイツ出身の指揮者、ピアニスト、作曲家。より正確なドイツ語読みはヴァルターであり、そのように表記される場合もある。本来の姓はシュレジンガーであり、これは彼がブレスラウの歌劇場の指揮者になったとき、現地ユダヤ人にシュレジンガー姓が多いので、ワルターに改めたという。20世紀を代表する偉大な指揮者の1人で、モーツァルトやマーラーを得意とした。戦前や戦後間もなくの日本では、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、アルトゥーロ・トスカニーニとブルーノ・ワルターを「三大巨匠」と呼ぶことが多かった。
推薦図書
・レコ芸500 2017
・クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・クラシック不滅の名盤2007
・名盤鑑定百科各篇 吉井
・私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(56) 添付交響曲リスト他
Youtube検索結果より 視聴回数1万回数以上より抜粋
・ Bruno Walter & Wiener Philharmoniker - Gustav Mahler Symphony No. 9 (1938)
・ Mahler - Symphony n°1 - Columbia / Walter ★★
・ Mahler: Das Lied von der Erde, Walter & VPO (1952) マーラー 大地の歌 ワルター★
・ Mahler - Symphony No.1 ''Titan'' / Presentation + New Mastering
(Century’s recording : Bruno Walter)★
・ Mahler: Symphony No. 5, Walter & NYP (1947) マーラー 交響曲第5番 ワルター
・ Beethoven: Symphony No. 5, Walter & ColumbiaSO (1958) ★
ベートーヴェン 交響曲第5番 ワルター
・ Mozart: Symphony No. 40, Walter & ColumbiaSO (1959)
モーツァルト 交響曲第40番 ワルター★★
・ Mozart - Symphony n°29 K.201 - Columbia / Walter
・ Mozart-Symphony no. 36 ("Linz") in C K.425 Rehearsal and
performance by Bruno Walter
・ Mozart - Symphony n°41 "Jupiter" - Columbia / Walter
・ Beethoven Symphony No. 6 "Pastorale" / Bruno Walter (SACD SS 6012) 1958/1999
・ Beethoven: Symphony No. 9, Walter & ColumbiaSO (1959)
ベートーヴェン 交響曲第9番 ワルター(詞字幕有)
・ Beethoven - Symphony n07 - NYP / Walter
・ ブラームス 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 ワルター/コロンビア響 Brahms Symphony No. 4★★
・ J.Brahms Complete Symphonies [ B.Walter Columbia-SO ] (1959~60)
・ Brahms - Symphony n°2 - New York / Walter
・ Vladimir Horowitz/Bruno Walter (Better Sound) Tchaikovsky
Piano Concerto # 1 April 11 1948 ★★
・ 他多数あります、追加検索ください。
指揮者追加情報 1901年にマーラーの招聘によってウィーン宮廷歌劇場の副指揮者となる。以後ウィーン宮廷歌劇場(ウィーン国立歌劇場)楽長、ミュンヘン宮廷歌劇場(バイエルン国立歌劇場)音楽監督、ベルリン市立歌劇場(ベルリン・ドイツ・オペラ)音楽監督、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長などを歴任。ヨーロッパの一流オーケストラやザルツブルク音楽祭さらにはアメリカのオーケストラにも度々招かれる人気指揮者として活躍した。ベルリン・フィルでは「ブルーノ・ワルターコンサート」という演奏会を持っていた。
「手許のワルターリスト」です。やはり、モーツアルトが揃っています。 |
「Mahler - Symphony n°1」です。 バーンスタインより、視聴回数はぐっと減りますが名演奏です。 |
「Mozart: Symphony No. 40」です。 得意なモーツアルトの名盤です。いくつか聴くことができます。 |
「ブラームス 交響曲 第4番 」です。こちらもいかがですか |
「Tchaikovsky Piano Concerto # 1」です。 いい音質の名盤です。是非、お試しください。 |
②主な交響曲と大巨匠のアルバム
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