続自由時間のクラシック(484) 不滅の巨匠100から大巨匠 Herbert Von Karajanを聴く
今日の 続自由時間のクラシックは帝王「Herbert Von Karajan」のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。これまでの常識を覆す、クラシック指揮者です。アルバムは400枚を超え、81歳で亡くなりましたが、来日回数も11回で、日本でも多くのファンがおられます。「運命」と「未完成」のカップリングLPが150万枚売れたそうです。生誕100年を記念して、2008年には大手レコード会社がBOXセールで240枚セットにして売り出したとあるぐらい膨大な遺産が残っています。
手兵のBPO,VPOを連れて、世界中を演奏旅行したようです。丁度、テープからCDに録音形態が変り、売れ出したころと思いますが、クラシックを知らない人でも、カラヤンは知っているといわれた時代でした。やはり、マスコミ、レコード会社、オーケストラ団員、等、多くの人が恩恵を受けた、会社組織と同様な組織を作り、運営し、地味なクラシック音楽を蘇らせた、指揮者といえます。
彼の素晴らしいのは小品やホーム音楽まで、一切、手を抜かない、演奏を大オーケストラに要求し、なし得た人でしょうか。「人となり」は多く本で解説されていますので、省略しますが、ウキペデアは一読されることをお勧めします。筆者が不思議に思うのは昨日のフルトヴェングラーの後任に実績の少ない、彼を選んだBPOはなぜだろうかと思います。後年、BPOと不仲になった理由も面白いです。
webには「1954年11月、ドイツ音楽界に君臨していたヴィルヘルム・フルトヴェングラーが急逝したことで、翌1955年にフルトヴェングラーとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのアメリカ演奏旅行の代役を果たし成功をおさめ、この旅行中にベルリン・フィルの終身首席指揮者兼芸術総監督に就任、1989年まで34年もの長期間この地位にとどまった。戦後、フルトヴェングラーの死までカラヤンは同団の指揮台に2~3回しか登場しておらず、急転直下の就任であった。」とあります。当時はイギリスのPhilarmonia Orchestraで少し名前がうれていたそうです。
又、「1957年には同楽団と初の日本演奏旅行を行う(カラヤン自身は1954年、NHK交響楽団を指揮するため単身来日していた)。日本公演ではワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の「前奏曲と愛の死」やブラームスの交響曲第1番などが特に評価され、日比谷公会堂の客席からはすすり泣きさえ聞かれたという」逸話が残っています。
前置きが長くなりました。手許のアルバムは埼玉時代に近くの大型図書館で借りたものが、殆どで、200枚(同じ曲もあります。別途DVD集もあり。)は超えていそうです。(さいたま市は30枚・回・人借りることができた。)凡そ、有名な交響曲は揃っているようです。指南書のおす、オペラ作品は苦手でほんの少しのようです。
今日はYoutubeの検索に時間を掛け、出来るだけ、色々、揃えてみました。しかし、記載はほんの一部です。是非追加検索されることお勧めします。今日は聴く機会の少ない曲を選曲して聴いてみることにします。「Richard Strauss Also sprach Zarathustra」、「Karajan - Schoenberg - Berg - Webern」、「Saint Saëns “Symphony No 3」と「Respighi - Pines of Rome」の4点はいかがでしょうか。
今週は指揮者の大巨匠のアルバムをお勧めしてきましたので、ボリュームのある曲ばかりでお疲れと思います。来週は、鍵盤楽器、弦楽器奏者の大巨匠を5人ほど選んで聴いてみたいと考えています。
今日のお勧め曲
公開日 2021・10・15
演奏家名 Herbert Von Karajan
読み カラヤン
音源 Youtube
出生地: オーストリア
死亡: 1989年
分類 指揮者
知名度 大巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ ベートヴェン 交響曲全集
・ ホルスト 惑星
・ 新ウイーン楽派管弦樂曲集、シェーンベルグ、ベルグ、ヴェーベルン
・ ドヴユッシー 歌劇 ペレアスとメリザンド
・ Rシュトラウス 歌劇 薔薇の騎士
・ プッチーニ 歌劇 蝶々夫人
・ ワグナー 歌劇 ニュールンベルグのマイスタージンガー
・ プッチーニ 歌劇 ボエーム
・ Rシュトラウス歌劇 サロメ
・ Rシュトラウス 名演集
人となりウキペデア他より ヘルベルト・フォン・カラヤンは、オーストリアの指揮者。1955年より1989年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督を務め、一時期それと同時にウィーン国立歌劇場の総監督やザルツブルク音楽祭の芸術監督などのクラシック音楽界の主要ポストを独占し、圧倒的な権力を誇った。 20世紀のクラシック音楽界において最も著名な人物のひとりであり、日本では「楽壇の帝王」と称されていた。また、その独自の音楽性と自己演出は「魔術師カラヤン」「カラヤン美学]などと謳われ時代の寵児にもなった。
推薦図書
・私だけのクラシック1001 宮城谷
・レコ芸500 2017
・名盤鑑定百科各篇 吉井
・200CD 指揮者とオーケストラ
・クラシック不滅の名盤2007
・クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
手許CD(200) 詳細は下記リスト
Youtube検索結果より 視聴回数1万回数以上目標
・ The Very Best of Herbert Von Karajan
・ Holst The Planets Herbert von Karajan, Vienna Philharmonic (Vinyl LP)
・ Vivaldi - The Four Seasons (BPO - Karajan)
・ Ludwig van Beethoven 5th Symphony By Herbert Von Karajan
・ Beethoven "Symphony No 7" Karajan
・ Brahms: Symphony No.2 in D Major, Op.73 (Karajan)
・ Richard Strauss Also sprach Zarathustra, Herbert von Karajan ★★
・ Strauss: Don Quixote / Rostropovich · Karajan · Berliner Philharmoniker
・ Richard Strauss Don Juan op 20 Karajan Osaka 1984
・ R. Strauss: Eine Alpensinfonie - Karajan,★★
・ Mozart - Don Giovanni dramma giocoso K. 527
(Herbert von Karajan, Salzburg Festival, 1987)★
・ Leoncavallo - Pagliacci - Herbert Von Karajan ★
・ L'ouverture de Tannhäuser de Richard Wagner (1813-1883)
dirigée par Herbert von Karajan (1908-1989)★
・ RAVEL Bolero (BPO-Karajan)★
・ Dvořák: Symphony No. 9 "From the New World" / Karajan · Berliner Philharmoniker★
・ 交響曲第6番《悲愴》(チャイコフスキー)★
・ Peter Tchaikovsky, Berlin Philharmonic, Herbert von Karajan – Swan Lake (Suite)★
・ チャイコフスキー - バレエ組曲《くるみ割り人形》Op.71a カラヤン ベルリンフィル ★
・ Karajan - Schoenberg - Berg - Webern ★★
・ Symphony No. 41 'Jupiter' - Wolfgang Amadeus Mozart,
Herbert von Karajan [Cassette Rip]
・ Schubert - Symphony no. 8 in B minor D 759 "Unfinished"
(KARAJAN - Philarmonia Orchestra)
・ Mahler Symphony No. 5 - Karajan, BPO, 1973 Live Recording
・ Saint Saëns “Symphony No 3 ‘Organ Symphony’”
Herbert von Karajan • Berliner Philharmoniker, 1981 ★★
・ Respighi - Pines of Rome Karajan Berlin Philharmonic ★★
Liszt: Les Préludes, S 97 Karajan
・ オペラ名管弦楽曲集 カラヤン ベルリンフィル★
・ Mussorgsky: Pictures at an exhibition ( Full ) - BPO / Karajan*★
・ Leoncavallo - Pagliacci - Herbert Von Karajan
・ Der Rosenkavalier - Jurinac, Rothenberger, Schwarzkopf, Karajan ★
さらに追加検索ください。
指揮者追加情報 1954年11月、ドイツ音楽界に君臨していたヴィルヘルム・フルトヴェングラーが急逝したことで、翌1955年にフルトヴェングラーとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのアメリカ演奏旅行の代役を果たし成功をおさめ、この旅行中にベルリン・フィルの終身首席指揮者兼芸術総監督に就任、1989年まで34年もの長期間この地位にとどまった。戦後、フルトヴェングラーの死までカラヤンは同団の指揮台に2~3回しか登場しておらず、急転直下の就任であった。日本との関係は古く、1954年の初来日以降、11回来日している。日本でのカラヤンの人気は高く、指揮者の代名詞としてクラシック・ファンのみならず一般大衆もその認知するところであった。中でもカラヤンの『運命』と『未完成』をカップリングしたLPは、カラヤンの死去時点で、日本で約150万枚を売り上げたそうです。高級車をのるカラヤンを嫌う人も多くいたようです。
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「Herbert Von Karajan保有リスト」です。 手許にあるリストその①です。HDDに格納しています。 |
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その②リストです。も少しありそうです。 とても、聴けないのでは、とお思いでしょうが。リタイヤ後のため、 15年ほど前、せっせと集めたようです。 |
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「Richard Strauss Also sprach Zarathustra」です。 R・シュトラウスの曲は秀逸です。是非いくつかお試しください。 |
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「 Schoenberg - Berg - Webern」です。 珍しく、人気はいまいちですが、いかがでしょうか |
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「Saint Saëns “Symphony No 3 ‘Organ Symphony’”」です。 お勧めの名曲です。 |
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「Respighi - Pines of Rome」です。こちらもいかがでしょうか。 小品集にもお勧めのアルバムが数多くあります。 |
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