続自由時間のクラシック(540) 不滅の巨匠100から指揮者のGeorge Szell を聴く
今日の続自由時間のクラシックは2022年、最初のブログに巨匠指揮者の「George Szell 」を選んでいくつか聴いてみることにします。昨年末最後のシフと同じ、ハンガリー出身の「George Szell 」ですが、戦争を嫌い、アメリカに移住し、「クリーヴランド管弦楽団」を世界一流のオーケストラに育てた事でも有名です。
来日は1970年にされており、いくつかのアルバムが残っています。ベートーベン、モーツアルト、ブラームス、ワグナーなどドイツ系の作曲家の作品が多いですが、母方のスラブ系のドヴォルザーク他のアルバムもお勧めといわれています。 指南書が推すアルバムは殆ど、Youtubeで検索出来ました。手許にも35枚ほどあり、Youtubeの検索結果と合わせると、充分満足できる、アルバム数となりました。
いつものように人となりをウキペデアでピックアップしますと、「セルは青年期までは作曲家としての作品も数多く残したが、最終的には指揮者の道を選び、リヒャルト・シュトラウスの教えを受け、そのアシスタントを経た後、1917年ごろからストラスブールの歌劇場をはじめドイツ各地の歌劇場でキャリアを積んだ。1924年には当時ベルリン国立歌劇場に君臨していたエーリヒ・クライバーの下で第1指揮者を務め、その後プラハのドイツ歌劇場音楽総監督に就任した。しかし、ナチの台頭に脅威を感じてイギリスに移動し、活動を続けた。1939年、オーストラリア・アメリカへの演奏旅行中に第二次世界大戦が勃発したため、帰国をあきらめ、そのままアメリカに定住した。トスカニーニの援助で彼のNBC交響楽団の客演指揮者として迎えられた後、メトロポリタン歌劇場でも指揮した。」と有ります。彼も戦争の影響を受けた、指揮者のひとりです。
又、「ジョージ・セルは厳しい練習により、クリーヴランド管弦楽団を世界最高のアンサンブルと称えられる合奏力に高めた。その正確な演奏をベースに端正で透明度の高い、均整の取れた音楽を構築し、1950年代以前は主流であったロマン派的、主観的な感情移入を行わず作品のもつ魅力を引き出した」と有ります。
今日は数ある検索結果より、これまで聴く機会の少ないアルバムを選んで聴いてみます。「ドヴォルザーク スラヴ舞曲集第1集」、「Mozart Clarinet Concerto K 622」、「R. Strauss ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」と「Debussy: La Mer」の4点を聴くことにします。★★★はいずれも名曲・名盤です、時間の許す限りお試しください。ワーグナーの管弦楽曲集はあとでもゆっくり聴いてみたい、アルバムです。
今日のお勧め曲
公開日 2022・1・04
演奏家名 George Szell
読み ジョージ・セル
音源 Youtube
出生地: ハンガリー ブダペスト
死亡: 1970年7月
分類 指揮者
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ ベートーヴェン 交響曲全集、序曲集
・ ワーグナー 管弦楽曲集
・ ドヴォルザーク 交響曲第8番、スラヴ舞曲集 3番、10番
・ Rシュトラウス 交響詩 ドンキフォーテ、ドンファン、テイル・オイレンシュピーゲルの
愉快ないたずら
・ シューマン 交響曲第2番、
・ ドビュッシー 交響詩 海
・ ベルリオーズ ラコッツイ行進曲
人となりウキペデア他より ジョージ・セルは、ハンガリーのブダペストに生まれ、アメリカ合衆国クリーヴランドに没した指揮者、ピアニスト。ハンガリー語でセーッル・ジェルジ、ジェルジ・エンドレ・セール、ドイツ語でゲオルク・セルとも呼ばれる。セルのライヴ録音が多く出回るようになったのはCD時代に入ってからであるが、修正可能なスタジオ録音とは違って一発勝負の演奏ゆえ、前述のセルの(ある種紋切り型な)イメージからかけ離れた演奏を聴くことができる。むしろ、多くのライヴ録音のリリースにより「セルの演奏=完璧だが冷たい」という評価が以前ほど聞かれなくなったとも言える。
推薦図書
レコ芸500 2017
名盤鑑定百科各篇 吉井
200CD 指揮者とオーケストラ
クラシック不滅の名盤2007
クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(約35) 詳細は下記リスト
Youtube検索結果より
・ Beethoven - Symphonies 1-9 ★★★
・ Beethoven - Symphony n°3 - Cleveland / Szell
・ George Szell - Beethoven Symphony No. 5
・ Beethoven - Symphony n°6 - Cleveland / Szell
・ Beethoven: Symphony No. 7, Szell & ClevelandO (1959) ベートーヴェン 交響曲第7番 セル
・ Beethoven: Symphony No. 9, Szell & ClevelandO (1961) ベートーヴェン
交響曲第9番 セル(詞字幕有)
・ George Szell Beethoven, Dvorak ★★★
・ Dvořák: Symphony No. 7, Szell & ClevelandO (1960) ドヴォルザーク 交響曲第7番 セル
・ Dvorak Symphony No. 8 The Cleveland Orchestra George Szell (1970/2012)
・ Dvořák - Symphony n°9 - Cleveland / Szell 1959
・ Dvořák: Slavonic Dances, Op.46; Szell & ClevelandO (1956)
ドヴォルザーク スラヴ舞曲集第1集 セル ★★
・ Mozart: Symphony No. 28, Szell & ClevelandO (1965) モーツァルト 交響曲第28番 セル
・ Mozart - Symphony n°35 - Cleveland / Szell
・ Mozart - Symphony n°39 - Cleveland / Szell 1960
・ Mozart: Symphony No. 40, Szell & ClevelandO (1967) モーツァルト
交響曲第40番 セル ★★★
・ モーツァルト 交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 Mozart Symphony No.41 "Jupiter"
・ Mozart-Piano Concerto no. 25 in C Major K. 503 (Complete)
・ Mozart Clarinet Concerto in A major K 622 (Full) ★★
・ Brahms: Symphony No. 1, Szell & ClevelandO (1966) ブラームス 交響曲第1番 セル
・ Brahms: Symphony No. 2, Szell & ClevelandO (1967) ブラームス 交響曲第2番 セル
・ Brahms Symphony No. 3 The Cleveland Orchestra George Szell (Remastered 2018)
・ Johannes Brahms - Symphony 4 ★★★
・ Berlioz, Rákóczy March from The Damnation of Faust ★★★
(Szell/Cleveland/live in Tokyo, 1970) ★★
・ Szell conducts Berlioz's Hungarian March
・ Richard Strauss : Four last songs - Elisabeth Schwarzkopf / Szell*
・ R. Strauss "Don Quixote" George Szell ★★★
・ R. Strauss: Till Eulenspiegel's Merry Pranks, Szell & ClevelandO (1957)
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら ★★
・ R. Strauss: Don Juan, Szell & ClevelandO (1957) R. シュトラウス ドン・ファン セル
・ Debussy: La Mer, Szell & ClevelandO (1963) ドビュッシー「海」セル ★★
・ Schumann: Symphony No. 2, Szell & ClevelandO (1958)
シューマン 交響曲第2番 セル★★★
・ George Szell Conducts Wagner (1966/2018) ★★★
・ Wagner - Siegfried's Funeral Music (George Szell - Cleveland Orchestra)
・ George Szell & Wiener Philharmoniker - Orchestra Concert of
1966 Wiener Festwochen ★★★
・ ミックスリスト - ジョージ・セル
・ 追加検索ください。
指揮者追加情報 ジョージ・セルは厳しい練習により、クリーヴランド管弦楽団を世界最高のアンサンブルと称えられる合奏力に高めた。その正確な演奏をベースに端正で透明度の高い、均整の取れた音楽を構築し、1950年代以前は主流であったロマン派的、主観的な感情移入を行わず作品のもつ魅力を引き出した。ハンガリー、スラヴ物にも優れていたが、一方でフランス、イタリア系のレパートリーは多くない。特にハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンら古典派の作品における完成美は評価が高い。さらに、優れたオーケストラ合奏によりロマン派の演奏でもいくつかの傑出した演奏を行なった。レコード録音に残るシューベルト、シューマン、ブラームス、R.シュトラウス、ドヴォルザークなどの演奏は特に優れたものといえる
「George Szell の手許リスト」です。意外と数多く持っている様です。 R・シュトラウスの曲を聴きながらブログをまとめました。 |
「Dvořák: Slavonic Dances」です。第2集もあります。 勿論、Beethoven - Symphonies は王道ではずせません。是非お試しください。 |
「Mozart Clarinet Concerto K 622」です。 交響曲よりも視聴回数が多い、アルバムでした。 |
「R. Strauss ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」です。 セルの師匠がR・シュトラウスだそうです。 |
「Debussy: La Mer」です。久しぶりに聴くことになります。 |
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