続自由時間のクラシック(542) 不滅の巨匠100から指揮者のCharles Munchを聴く

 今日の続自由時間のクラシックは昨日の「André Cluytens」と同じフランス人の指揮者「Charles Munch」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。「Charles Munch」の生まれたところは、ドイツとフランスの国境地帯アルザスで,紛争地帯といわれています。ドイツ系ですが、ナチスの台頭を嫌い、フランス国籍を得たとあります。師はフルトヴェングラーで演奏スタイルは師譲りといわれています。多彩な指揮者で、ボストン饗、パリ管ほか、多くのオーケストラでの指揮アルバムが残っています。

 レパートリーは広範囲で少し、古い録音ですが、フランスの作曲家を始め、ドイツ音楽のベートヴェンも得意として、多くのアルバムが残っています。最も秀逸とされる、ベルリオーズの「幻想交響曲」ははずせない名盤がいくつかあります。昨日の「André Cluytens」と同じ、フランス系の作曲家の作品を聴いてみる予定です。

 手許は15枚程しかありませんでしたので、指南書の推すアルバムを出来るだけ、細かくYoutubeで検索してみました。結果は下の通りです。ウキペデアに、膨大な録音リスト記載されていますので、是非、お好みの名曲がありましたら、追加検索ください。来日時、ボストン饗による、日本の「君が代」演奏もあります。

 人となりをピックアップしてみますと「生涯のほぼ半分ずつを、それぞれドイツ人とフランス人として送ったミュンシュは、両国の音楽を共に得意とした。長いコンビだったボストン交響楽団との演奏がRCAレーベルに、晩年のパリ管弦楽団との録音がEMIレーベルに主として残されている。特にパリ管弦楽団との録音における、ベルリオーズの『幻想交響曲』とブラームスの第1交響曲のレコード・CDは評価が高い。ボストン交響楽団とも、ドイツ音楽ではベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーンなど、フランス音楽ではベルリオーズ、フランク、サン=サーンス、ショーソン、ドビュッシー、ラヴェルなどに名盤を遺した。」とあります。紙面の関係で絞らざるを得ません。

 今日は下のリストからフランス系を中心に「Berlioz: Symphonie fantastique」、「Georges Bizet - Symphony no. 1」、「 Ravel : Bolero」、「Saint-Saens Symphony No 3 」と「Poulenc, Organ Concerto 」の5点に厳選して、聴いてみることにします。「The Legacy Of Charles Munch」に膨大なアルバムが投稿されています。是非、いくつかお試しください。

今日のお勧め曲

公開日                    2022・1・06

演奏家名                     Charles Munch

読み                       シャルル・ミンシュ

音源                        Youtube

出生地:                    フランス ストラスブール

死亡:                      1968年11月

分類                         指揮者

知名度                       巨匠 

クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲

ベルリオーズ 幻想交響曲ほか

ラヴェル ダフニスとクロエ全曲、ピアノ協奏曲

ラヴェル ラヴァルス ボレロ

プーランク 弦楽、打楽器、とオルガンのための協奏曲

ミヨー プロヴァンス組曲

ドヴユッシー 牧神の午後への前奏曲、夜想曲

メンデルスゾーン 交響曲第3番、4番

人となりウキペデア他より シャルル・ミュンシュは、当時ドイツ帝国領であったアルザス地方ストラスブールに生まれ、のちフランスに帰化した指揮者。1937年にパリ音楽院管弦楽団の指揮者となって、1946年まで在任した。1949年にボストン交響楽団の常任指揮者に就任、1962年までその座にあって、数々の演奏を行った。1960年にボストン交響楽団、1966年にフランス国立放送管弦楽団と来日、単身では1962年に日本フィルハーモニー交響楽団を指揮するために来日している。

推薦図書

レコ芸500 2017

名盤鑑定百科各篇 吉井

200CD 指揮者とオーケストラ

クラシック不滅の名盤2007

クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎

私だけのクラシック1001 宮城谷

手許CD(約15) 詳細は添付リスト

Youtube検索結果より 

Beethoven - Piano concerto n°1 - Richter / BSO / Munch

Charles Munch: Beethoven Symphony No. 3 "Eroica" (BSO, 1960)

Beethoven - Symphony n°9 - Boston / Munch

J.Brahms Symphony#1 [ C.Munch O-de-Paris ] (1968)

Charles Munch: Brahms Symphony No. 1 (ONF, 1966)

Brahms - Symphony n°2 - BSO / Munch

Schubert - Symphony n°9 - Boston / Munch

SCHUMANN: Symphony Nº 2 = Boston SO, Charles Munch (live)

Berlioz Symphonie Fantastique Charles Munch 1967

Berlioz: Symphonie fantastique, Munch & Orchestre de Paris (1967) 

     ベルリオーズ 幻想交響曲 ミュンシュ ★★★

Berlioz: Harold in Italy, Primrose & Munch (1958) ベルリオーズ 

     イタリアのハロルド ミュンシュ

Bloch - Schelomo - Piatigorsky / Boston / Munch

Georges Bizet - Symphony no. 1 in C major, Charles Munch (conductor) ★★

La Mer - Claude Debussy - Charles Münch and the Boston Symphony Orchestra

CHARLES MUNCH DIRIGIERT CLAUDE DEBUSSY - LA MER -

      TROIS ESQUISSES SYMPHONIQUES POUR ORCHESTRE ★★★

Charles Munch conducts Debussy's "Iberia" - Boston Symphony (1961)

Ravel's "La Valse" - Audio + Sheet Music

Charles Munch: Ravel Daphnis et Chloé Suite No. 2 (BSO, 1960

Great recordings of the Century : Ravel : Bolero - 

     Orchestre de Paris / Charles Munch ★★★

Ravel's Piano Concerto for the Left Hand -- Jacques Février/Charles Munch (1942)

Camille Saint-Saëns - Symphonie no 3: Finale

Saint-Saens Symphony No 3 / Munch, Boston Symphony 

     (JMCXR-002) 1959/2009 ★★★

Mendelssohn: "Reformation" Symphony op. 107

      (Munch / Boston Symphony Orchestra) ★★★

Mendelssohn Symphony No 3 A minor Scottisch Charles Munch

      Boston Symphony Orchestra ★★★

Mendelssohn & Prokofiev Violin / Heifetz / Munch, 

     Boston Symphony (JMCXR-0010) 1959/2001 ★★★

Franck - Symphony in d - ORTF / Munch

Charles Munch conducts Poulenc's Gloria (World Premiere Performance)

Poulenc, Organ Concerto , Munch ★★★

Tchaikovsky: Romeo and Juliet, Munch & BSO (1961) 

      チャイコフスキー ロメオとジュリエット ミュンシュ

Darius Milhaud Suite provençale, Op. 152c ★★★

The Legacy Of Charles Munch ★★★(必聴143点、公開されています。)

追加検索ください。

指揮者追加情報 ミュンシュは、長い指揮棒を風車のように振り回す情熱的な指揮ぶり、爆発的な熱気あふれる音楽表現で高い人気を誇った。また、即興の名手であり、大の練習嫌いとしても知られている。仮に綿密なプローベをしたとしても、本番中悪魔のような笑みを浮かべつつ練習とは全く違う指示を出すことも多かったとも言われている

「Charles Munchの手許リスト」です。少ないですが、フランス系の作品が揃っていました。
ドビュッシーの管弦楽曲を聴きながらブログを纏めました。
ベートヴェンのアルバムは無いようです。

「Berlioz Symphonie Fantastique 」です。
いくつか有りますが、このアルバムが秀逸だそうです。

「Bizet - Symphony no. 1」です。
こちらもみつかりました。お勧めです。

「 Ravel : Bolero」です。このボレロは人気のアルバムです。
ラヴェル作品は数多く聴くことが出来ます。

「Saint-Saens Symphony No 3」です。重厚な名曲です。
是非お試しください。

「Poulenc, Organ Concerto」です。初めて聴く曲です。


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