続自由時間のクラシック(554) 不滅の巨匠100から指揮者のGiuseppe Sinopoliを聴く
今日の続自由時間のクラシックはイタリア出身の医学者、心理学者、考古学者(晩年)、巨匠指揮者の「Giuseppe Sinopoli」のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。ウキペデアでは簡単に「パドヴァ大学で心理学と脳外科を学ぶと同時に、マルチェルロ音楽院で作曲を専攻する。 その後、ダルムシュタットでシュトックハウゼンやマデルナのクラスに在籍。ウィーン音楽院では、ハンス・スワロフスキーやカール・エスターライヒャーについて指揮法を師事。」とあります。
大学で同時に医学と心理学の勉強し、別の音楽院で作曲の勉強ができた様で多能な人物だそうです。 2001年、ベルリン・ドイツ・オペラで「アイーダ」第3幕演奏中に倒れ、享年55歳で急死したと有ります。
指揮者でデビュー後の活躍はウイキペデアを一読ください。
ウキペデアでは彼の人となりについて、「衒学的で音楽解釈に精神医学的観点の援用を示唆する言動やシノーポリの異色の音楽解釈は、熱烈な崇拝と批判を同時に呼び起こした。マーラー、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウス、プッチーニら、独伊の後期ロマン派の管弦楽曲及びオペラでの解釈が、特に知られていた。」とあります。
「パドヴァ大学で医学を学びながら、マルチェッロ音楽院で学ぶ。その間マデルナとシュトックに師事し、さらにスヴァロフスキーに師事し、マルチェッロ音楽院の現代音楽と電子音楽教授となる。1975年ブルーノ・マデルナ・アンサンブルを結成し、指揮者としても活躍する。またオペラにも進出し、1980年〜’81年ヴィーン国立劇場で指揮した「アッティラ」で成功を収めオペラ指揮者としても高く評価される。今後、作曲家としても指揮者としても活躍が期待される」と有り、期待されていましたが、急死されました。
手許のアルバムはマーラ、Rシュトラウス、シューマンを中心に35枚程揃っていましたが、ワーグナーやプッチーニの歌劇のアルバムはありませんでした。唯一ある、ワーグナーの序曲集を聴きながら、ブログを書くことにして、指南書の推すアルバムを出来るだけ、Youtubeで追加検索してみました。
結果は下のとおりで、指南書やレコ芸500で推されているアルバムはほぼ揃っているようで、50枚近く、検索できました。まだいくつかあるようですが、とても、聴ききれない量となり、あきらめました。
さて、今日もどれを優先して聞くか悩むところですが、オペラ作品は時間と言語の関係で避け、先ず、Wagnerの序曲から「Richard Wagner - Ouverture to Rienzi」、そして、「Richard Strauss - An Alpine Symphony,」、「交響曲第1番「巨人」(G.マーラー)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 日本公演 1992」、「Liszt: A Faust Symphony, S.108」と「Zemlinsky: Lyrische Symphonie」の計5点を選んでみました。★★★は高い視聴回数を得ているアルバムです。時間が許せば、いかがでしょうか?
今日のお勧め曲
公開日 2022・1・20
演奏家名 Giuseppe Sinopoli
読み ジョゼッペ・シノーボリ
音源 Youtube
出生地: イタリア ヴェネツィア
死亡: 2001年4月
分類 指揮者
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ マーラー 交響曲全集
・ プッチーニ 歌劇 マノンレスコー
・ ワーグナー 歌劇 タンホイザー
・ ツエムリンスキー 抒情交響曲
・ R・シュトラウス 歌劇 影のない女
人となりウキペデア他より 1946年、イタリアのベネツィア生まれの指揮者。2001年、ベルリン・ドイツ・オペラで「アイーダ」第3幕演奏中に倒れ、急死。精神科医でもあり哲学にも通じた真の“インテリ”指揮者。現代音楽の教授であり、作曲家としてもオペラ「ルー・サロメ」を成功させた。1983年からサンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団常任指揮者、1984年、フィルハーモニア管弦楽団常任指揮者(1987年からは音楽監督)を歴任、1992年にドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者に就任、2003年からは同歌劇場の音楽監督就任が決定していた。
推薦図書
・クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・レコ芸500 2017
・名盤鑑定百科各篇 吉井
・200CD 指揮者とオーケストラ
・クラシック不滅の名盤2007
・私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(約35) 詳細は添付リスト
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Richard Wagner - Ouverture to Rienzi (Giuseppe Sinopoli &
Sächsische Staatskapelle Dresden) ★★★
・ Wagner Die Meistersinger von Nurnberg Overture by Sinopoli, SKD (1998)
・ Sinopoli conducts Wagner's Rienzi Overture with the Staatskapelle Dresden
・ Wagner: Tannhäuser - Paris version - Overture
・ Wagner: Tannhäuser - Overture
・ Wagner - Parsifal - Elming, Sotin, Watson, Sinopoli Bayreuth 1998
・ Carl Maria von Weber - Jubel Ouverture, Op. 59
(Giuseppe Sinopoli & Sächsische Staatskapelle) ★★★
・ Intermezzo - Puccini - Manon Lescaut - Sinopoli ★★★
・ Giuseppe Verdi - Attila - "Preludio" - Giuseppe Sinopoli
・ Mascagni: Cavalleria rusticana - Intermezzo sinfonico
・ Beethoven: Mass in D major, Op. 123, "Missa Solemnis" -
Sanctus, Conductor: Giuseppe Sinopoli
・ Beethoven – Symphony No. 9 – Giuseppe Sinopoli (31/12/1999)
R. Strauss
・ R. Strauss: Also sprach Zarathustra - Sinopoli / Staatskapelle Dresden ★★★
・ Richard Strauss - Ein Heldenleben - Vita D'Eroe
Richard Strauss: Die Frau Ohne Schatten (Symphonic Fantasy) - Sinopoli
・ Richard Strauss - An Alpine Symphony, Op. 64
(Giuseppe Sinopoli & Sächsische Staatskapelle Dresden)★★
・ Richard Strauss: "Eine Alpensinfonie" (An Alpine Symphony) - Giuseppe Sinopoli - Part 1
Mahler
・ Mahler Symphony No 1 D Dur „Titan“ Giuseppe Sinopoli World Philarmonic Orchestra
・ 交響曲第1番「巨人」(G.マーラー)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 日本公演 1992 ★★
・ Mahler: Symphony n. 2 in C minor - In Memoriam Giuseppe Sinopoli
・ Mahler Symphony No. 3 (Sinopoli / Philharmonia Orchestra)
・ Symphony No. 4
・ Mahler - Giuseppe Sinopoli – Symphony No. 5 ★★★
・ Gustav Mahler Symphony No. 6 in A minor "Tragic" ★★★
・ Mahler: Symphony No. 7
・ Mahler Symphony No 8 in E♭ „Sinfonie der Tausend“ Giuseppe
Sinopoli Philharmonia Orchestra ★★★
その他
・ Bruckner - Symphony No. 3
・ Bruckner Symphony No.5 in B flat major ★★★
・ Brahms Symphony No.2, Giuseppe Sinopoli conducts ★★★
・ Vivaldi - Concerto per l'orchestra di Dresda (G. Sinopoli & Sächsische Staatskapelle)
・ Haydn Symphony No 102 B Flat Major Giuseppe Sinopoli Philharmonia Orchestra
・ Giuseppe Sinopoli VPO 1983 | Robert Schumann | Symphony No. 2 in C, Op. 61★★★
・ Tchaikovsky Symphony No 5 E minor Giuseppe Sinopoli Philharmonia Orchestra★★★
・ Tchaikovsky Romeo and Juliet Giuseppe Sinopoli Philharmonia Orchestra
・ Liszt: A Faust Symphony, S.108 ★★
・ Liszt: Les Préludes, Symphonic Poem No. 3, S. 97
・ E. Elgar Enigma Variations Op.36, Giuseppe Sinopoli
・ Giuseppe Sinopoli Elgar - Symphony No.2 PO ★★★
・ Zemlinsky: Lyrische Symphonie, Op.18 - 1. Langsam ★★
オペラ作品
・ Wagner: Parsifal -1. Akt - Sinopoli, Watson, Sotin, Elming
・ Puccini "Madama Butterfly" -- Sinopoli -- Freni -- Carreras -- Berganza -- Pons 1988
・ Giuseppe Verdi, Aida (Tokyo 1993)
・ Giuseppe Verdi “Nabucco” (Giuseppe Sinopoli) ★★★
・ 追加検索ください。
ミックスアルバム
・ ワーグナー序曲集
・ 人気曲 - ジュゼッペ・シノーポリ
・ Giuseppe Sinopoli
指揮者追加情報 マーラー、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウス、プッチーニら、独伊の後期ロマン派の管弦楽曲及びオペラでの解釈が、特に知られていた。ドイツ・グラモフォン、フィリップス、テルデックなど、クラシックの一流レーベルから数多くのCDを発売していた、スター指揮者であった。ドイツ語をほぼ母語同様に操り、「ルー・ザロメ」などのドイツ語オペラを残したほか、来日時のNHKのインタビューにもドイツ語で応じた。
「 Sinopoliの手許リスト」です。 ワーグナーの序曲集を聴きながらブログを纏めました。 |
「Richard Wagner - Ouverture to Rienzi」です。 高い視聴回数を得ている演奏です。歌劇もいくつか視聴できます。 |
「交響曲第1番「巨人」(G.マーラー)」です。 ウイーンフイルを指揮した、日本公演です。 マーラーはほぼ、全曲聴けそうです。 |
「Richard Strauss - An Alpine Symphony, Op. 64 」です。 こちらもお勧めの名演奏です。 Richard Straussは得意として、いくつか揃っています。 |
「Liszt: A Faust Symphony, S.108」です。 聴く機会の少ないので、選んでみました。 ブルックナー、シューマン、エルガー、チャイコフスキー作品も揃っています。 |
「Zemlinsky: Lyrische Symphonie」です。初めて聴く曲の様です。 |
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