続自由時間のクラシック(548) 不滅の巨匠100からギターリストのAndrés Segoviaを聴く
今日の続自由時間のクラシックは現在のクラシックギターの礎を築いた、ご存知の方も多い、ギターの神様「Andrés Segovia」のアルバムからいくつか聴いてみることにします。来日は4回されたと記録がのこっています。壮年77歳で次男坊を設けた、お元気な演奏家で、94歳で亡くなられています。なぜか、レコ芸500シリーズではギターー曲は採り挙げられていない様です。
ウキペデアによると、「彼は楽器製作者と協働して、今日のクラシック・ギターとして知られるようなデザインを編み出した。これは、より良い木材と、ナイロン弦の利用が特徴的である。音響効果を改善するためにギターの形状も変更された。この新型ギターは、それ以前に世界各地で使われてきたギターに比べて、より大きな音が出せるようになった。」と有ります。
「彼の卓越した演奏技巧と独特なタッチは、聴衆を驚嘆させた。結果的に、ギターはもはや大衆音楽の楽器としてだけでなく、クラシック音楽の演奏にもふさわしいとみなされるようになった。」とあります。スペイン内戦以降アメリカに居を移し、ギターの知名度を挙げた人で知られる。現在のクラシックギターの源流を作った人として、非常に広範囲に膨大なアルバムを残しています。
手許には8枚しかありませんでしたので、指南書の推すアルバムを頭に入れながら、今日のYoutubeの検索は先ず、視聴回数の多い短い曲、20分以上のアルバムの順に検索した結果が下のリストです。後進の指導の動画なども入れると、まだまだありそうです。聞き覚えのある旋律が並びます。
現代ギターの開発は、前述していますが、その背景他を追加すると。「最初の演奏会は16歳のときスペイン国内で、それから数年後には、初めてプロの演奏家としてマドリッドで演奏会を行い、フランシスコ・タレガによる編曲集と、自身の編曲によるバッハの作品を演奏した。家族からは常に妨害され、タレガの門人の多くからは見下されていたが、弛まずギター演奏の研鑽を続けた。」とあります。
「彼は生涯を通じて進歩を続け、より多くの聴衆のために演奏するようになるにつれて、既存のギターでは、満足な音量が得られないため、大規模な演奏会場での演奏にとって不十分であると実感するようになった。これによって演奏技術の向上と、楽器の自然な音量の改善をもくろむようになった。」と有ります。
今日のお勧めアルバムの選択は悩みが多いですが、J.Sバッハバッハは各アルバムに入っていますので、単独アルバムを避けました。「Leyenda by Albeniz in HD」、「Manuel Ponce - Sonata Mexicana」、「クラシック音楽愛好家のためのアンドレス・セゴビア///ギター傑作」と「Andrés Segovia - Concert at the Alhambra」の4点を独断で選んでみました。紙面の関係でかなり、省いています。BGM感覚で追加検索して、ギターの音色をお愉しみください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・1・12
演奏家名 Andrés Segovia
読み アンドレス・セゴビア
音源 Youtube
出生地: スペイン リナレス
死亡: 1987年6月
分類 弦楽器 ギター
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲
・ ギター リサイタル、タルレガ、アルハンブラの想い出
・ JSバッハ作品集、リュートのための3つの小品他
・ ロドリーゴ ある貴神のための幻想曲、ポンセ、南の協奏曲
・ ポンセ ソナタ集
・ セゴビア自選名演集
人となりウキペデア他より アンドレス・セゴビアは、スペインのギタリスト。音楽史研究者やギター奏者から、「現代クラシック・ギター奏法の父」とみなされている。1987年6月2日、マドリッドにて心臓発作により他界。94歳であった。亡くなった当日、来日中のスペイン国立管弦楽団(指揮: ヘスス・ロペス・コボス、ギター: ナルシソ・イエペス)により追悼演奏(ロドリーゴのアランフェス協奏曲の第2楽章)が成された。
推薦図書
・クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・レコ芸500 2017(無し)
・クラシック不滅の名盤2007
・名盤鑑定百科各篇 吉井
・200CD ヴァイオリン
・私だけのクラシック1001 宮城谷
・ヴァイオリン/チェロの名曲名演奏 渡辺
手許CD(8) 詳細は下記リスト
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲 (★★★は100万回以上)
・ Leyenda by Albeniz in HD - Andres Segovia ★★★
・ Andres Segovia - Asturias ★★★
・ Oración
・ Capricho Arabe played by Segovia ★★★
・ J.S. Bach: Lute Suite in E Minor, BWV 996、997,(1002,1009)
・ J S Bach by Segovia ★★★
・ Andres Segovia Plays Bach Chaconne (Part 1)
・ Andres Segovia: J.S.Bach-Saraband and Gavotte en Rondeau
・ J.S. BACH, Chaconne (Violin Partita No. 2 BWV 1004) —
Andrés SEGOVIA, 1959 ~ RARITY!
・ Segovia Plays Gavotte (Bach)
・ Giochi proibiti - Andres Segovia
・ Recuerdos de la Alhambra played by Andres Segovia
・ Andrés Segovia (Master Class 1965) with Miguel Barbera (part 1)
・ Andres Segovia : Prelude 1 Villa-Lobos ( 1986 ) ★★
・ Manuel Ponce - Sonata Mexicana (Andres Segovia) ★★
・ Narciso Yepes - Concierto de Aranjuez ★★
・ 20分以上のアルバム
・ クラシック音楽愛好家のためのアンドレス・セゴビア///ギター傑作 ★★★
・ The Andrés Segovia Archive: cd 1-4
・ Andres Segovia - Na TV
・ Andres Segovia - Live 1961 ( Full Concert )
・ Andrés Segovia - Old Recordings (Bach,Scarlatti,Sor,Granados,Tàrrega,Malats,Mendelssohn)
・ Andrés Segovia - Concert at the Alhambra ( 1976 ) ★★
・ The Best Of Andres Segovia【Ⅰ】
・ The Best Of Andres Segovia【Ⅱ】
・ Andrés Segovia
・ A. Segovia | M. Castelnuovo-Tedesco: 1st series from "Platero and I"
・ Andres Segovia Live Concert 1979
・ Andrés Segovia : The Father Of Classical Guitar ( 1975 )
・ Segovia - Live in New York
・ Andres Segovia - A Bach Recital - Full Album Playlist ★★
・ Andrés Segovia - Fantasia para un Gentilhombre (Joaquín Rodrigo)
・ ミックスリスト - アンドレス・セゴビア ★★
・ ミックスリスト - J S Bach by Segovia ★★
・ The Art of Segovia, 1 2 ★★
指揮者追加情報 1928年にアメリカ合衆国における演奏旅行の後、「ギター弾き」として有名になった。演奏や芸術家としての姿勢はスペイン内外の作曲界に感銘を与え、20世紀に数多くのギター作品が作曲された。とくに、直接作品を献呈した作曲家としては、ヴィラ=ロボスのほか、アルベール・ルーセルやマヌエル・ポンセ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、アレクサンデル・タンスマンらの名を挙げることができる。自身も、多くのクラシック音楽をギター用に編曲したり、タレガらによるギター用の編曲を復活上演させたりした。
「手許のSegoviaリスト」です。意外と少ないアルバム数でした。 「The Art Of Segovia」を聴きながら、ブログをまとめました。 |
「Leyenda by Albeniz in HD」です。短い曲ですが、600万回を超える、 高い視聴回数を得ています。200万回数以上のアルバムは、是非お試しください。 |
「Manuel Ponce - Sonata Mexicana 」です。 初めて聴く曲の様で、採り挙げてみました。 |
「クラシック音楽愛好家のためのアンドレス・セゴビア///ギター傑作」です。 纏まったアルバムで高い視聴回数を得ています。 ミックスリストにもお勧めの曲が揃っています。 |
「Andrés Segovia - Concert at the Alhambra」です。 コンサートアルバムにもいい曲が揃っています。 |
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