続自由時間のクラシック(559) 不滅の巨匠100から声楽家のGiuseppe Di Stefanoを聴く
今日の続自由時間のクラシックはイタリアの巨匠でテノール歌手「Giuseppe Di Stefano」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。3大テノールの一人、「Luciano Pavarotti」の少し前の世代の歌手で、マリア・カラスと主にイタリアオペラの真髄を築いた人といわれる。故郷のナポリ方言が歌詞のカンツォーネ・ナポレターナに関しては神の領域で、ステファノのカンツォーネに憧れていたパヴァロッティやカレーラスでさえも、彼を超えられなかったとも言われています。
「1955年頃よりディ・ステファーノはより重い声質の役、例えば『カヴァレリア・ルスティカーナ』のトゥリッドゥ、『道化師』のカニオ、『アイーダ』のラダメスなどにも挑戦するようになる」とあり、「発声で喉に負担がかかっていたこと、生活上の不摂生(オペラ公演後、深夜まで飲み歩いての朝帰りが常だったとの逸話もある)」もあり、不摂生で晩年は実力がPavarottiに移ったとされる。
それでも、「舞台映えのする容姿、豊かな表情なども相まって、観客からは「ピッポPippo」の愛称で常に親しまれ、声楽的には退潮期にあった1960年代でも、ライブ録音では聴衆を熱狂させている様子が垣間見える。」と有ります。
調べてみると、手許には1枚もCDがありません。Youtubeを頼りに、指南書の推す、アルバムを中心に視聴回数に注意しながら、検索した結果を下に記します。まだまだ有ります。是非追加ください。
人となりとマリア・カラスとの関係はウキペダアが詳しいので、一読ください。一つだけ、ピックアップしますと、「2004年12月、ケニア・モンバサ近郊の別荘で妻と共に強盗に襲撃され、意識不明のままミラノまで搬送され入院する。その後も容体は回復せず、2008年3月3日、3年数ヶ月におよぶ昏睡状態の末、ミラノの自宅で死去した。」と非業の死を遂げたそうです。
今日は「Maria Callas 'London Farewell Concert」を聴きながら、ブログをまとめましたので、短い曲とオペラ、コンサート作品から、「 Core 'Ngrato - 1974 - Japan」、「Italian songs」、「Puccini - Tosca: H.Von Karajan 」と「Pippo - Celebrating 」4点を選んで聴くことにします。オペラは字幕付もありかなり愉しめそうです。時間が許せば、歴史的録音もあり、是非いくつかお試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・1・27
演奏家名 Giuseppe Di Stefano
読み ジョゼッペ・デイ・ステファーノ
音源 Youtube
出生地: イタリア モッタ サンタナスタシア
死亡: 2008年3月
分類 声楽家
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠100 2008の推薦曲
・ プッチーニ 歌劇 ボエーム 全曲
・ ヴェルデイ 歌劇 椿姫 全曲
・ プッチーニ 歌劇 トスカ 全曲
・ 清きアイーダ イタリアオペラ・アリア集
・ イタリア民謡集
人となりウキペデア他より ジュゼッペ・ディ・ステファノは、イタリアのテノール歌手。1940年代から1970年代前半にかけて活躍した。マリア・カラスとの公私にわたる深い関係でも有名である。ミラノでルイージ・モンテサンドに師事し、46年レッジョ・エミーリア劇場で『マノン』のデ・グリュー役でデビュー。48年には同役でスカラ座に、『リゴレット』のマントヴァ公役でメトロポリタン歌劇場にデビューを飾る。その甘美で情熱的な歌唱で人気を博し、第二次大戦後のイタリア・オペラの黄金期を築いた。EMIと契約してからは、マリア・カラスの相手役としてヴェルディ、ベッリーニ、プッチーニなどの多くのオペラに出演し、73年から翌年にかけての、カラスの最後のワールド・ツアーにもパートナーを務めた。
推薦図書
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の名盤2007
・ CD名曲・名盤 声楽曲 国土
・ オペラ鑑賞事典 多田
・ オペラガイド130選
・ オペラ・アリアの名曲名演奏 河合
・ オペラの魔力 砂川
手許CD 無し
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Giuseppe di Stefano - Core 'ngrato (つれない心)★★★
・ Una furtiva lagrima - Giuseppe di Stefano (人知れぬ涙) ★★★
・ Giuseppe di Stefano - Che gelida manina (Studio recording) (冷たき手を)★★★
・ Giuseppe Di Stefano "Passione"-"Na sera 'e maggio" (五月の夜)
・ Giuseppe di Stefano. La Paloma. ★★★ (スペイン語で鳩のこと)
・ Giuseppe Di Stefano - Core 'Ngrato - 1974 - Japan ★★
・ Giuseppe Di Stefano, 1953: Neapolitan Songs - O Sole Mio; Marechiare; Surriento
・ Giuseppe Di Stefano, Italian songs ★★
・ Serenata - Giuseppe Di Stefano
オペラ作品
・ Puccini - Tosca + Presentation (Maria Callas, Di Stefano,
Gobbi - Century's recording : V.De Sabata)
・ Puccini - Tosca + Presentation (Price, Di Stefano, Taddei -
reference record. : H.Von Karajan 1962) ★★
・ Donizetti - Lucia di Lammermoor (Maria Callas, G.Di Stefano -
Century's rec. H.V. Karajan 1955) ★★★
・ Verdi - La Traviata NEW MASTERING (Maria Callas, Giuseppe Di Stefano -
Ct.rec.: Carlo Maria Giulini) ★★★
・ Maria Callas Giuseppe Di Stefano Ettore Bastianini La Traviata (1955 live, remastered)
・ Puccini - Tosca Con Montserrat Caballé, Di Stefano,
Herlea; Ventura 20.11.1975 Yokohama
・ Renata Tebaldi Giuseppe Di Stefano Tosca full opera (1964 live)
Concert
・ Maria Callas 'London Farewell Concert' at the Royal Festival
Hall with Giuseppe di Stefano, 1973 ★★★
・ Best Classics - Giuseppe di Stefano - 14 Giuseppe di Stefano My First Concert
Giuseppe di Stefano - La Voce del Cuore (English subtitles)
・ Concert Giuseppe di Stefano 1981 Roma
・ Giuseppe di Stefano in concert 1964
・ Giuseppe di Stefano - The Early Recordings (1944-1950)
・ Pippo - Celebrating Giuseppe Di Stefano's Centenary ★★
Love at first sight! Maria Callas and Giuseppe di Stefano 1952... ★★★
・ Giuseppe di Stefano and Victoria de los Angeles _Love-Duet_ Madama Butterfly
ミックスリスト - ジュゼッペ・ディ・ステファーノ
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指揮者追加情報 ミラノでルイージ・モンテサンドに師事し、46年レッジョ・エミーリア劇場で『マノン』のデ・グリュー役でデビュー。48年には同役でスカラ座に、『リゴレット』のマントヴァ公役でメトロポリタン歌劇場にデビューを飾る。その甘美で情熱的な歌唱で人気を博し、第二次大戦後のイタリア・オペラの黄金期を築いた。EMIと契約してからは、マリア・カラスの相手役としてヴェルディ、ベッリーニ、プッチーニなどの多くのオペラに出演し、73年から翌年にかけての、カラスの最後のワールド・ツアーにもパートナーを務めた。
「Maria Callas 'London Farewell Concert」です。お勧めです。 視聴回数の高いこのアルバムを聴きながらブログを纏めました。 |
「 Core 'Ngrato - 1974 - Japan」です。 日本語字幕付で、美声が聞けます。 |
「Italian songs」です。こちらもお勧めです。 |
「Puccini - Tosca : H.Von Karajan 1962」です。英文字幕付です。 是非トライください。この他、オペラはいくつか聴けます。 |
「Pippo - Celebrating Giuseppe Di Stefano's Centenary」です。 英文解説と字幕付きです。 |
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