続自由時間のクラシック(563) 不滅の巨匠100から指揮者のRudolf Kempe を聴く
今日の続自由時間のクラシックはドイツ出身に指揮者「Rudolf Kempe」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。彼の名前を知っている方は相当、ドイツ音楽が好きなファンの一人でないでしょうか、彼は職人的名匠と呼ばれています。この巨匠シリーズブログで、聴かなければ、通りすぎていた巨匠の一人です。「物腰柔らかい紳士的な人柄や長身というスタイルもあり、イギリスでは特に人気を博した指揮者である」とあります。
レコ芸500シリーズではブラームス、R・シュトラウスとワーグナーのオペラ指揮作品等が推薦されています。不思議とベートーヴェンの作品が入っていません。手許には14枚ほど、収集している様ですが、これまで聴いた記憶がありません。
巨匠シリーズは目標30点のアルバムを検索することにしています。Youtubeで早速、追加検索してみると、驚くほど、揃います。結果は下の表の通りですが、指南書(*)の推す、アルバムはほぼ、全部揃いそうです。
比較的情報の少ない指揮者ですが、ウキペデアから、人となりをピックアップしますと「ケンペは、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー、R.シュトラウスなどドイツの作曲家の作品を得意とするだけでなく、チャイコフスキーやドヴォルザーク、セルゲイ・ラフマニノフなどスラヴ系音楽、レスピーギのような近代イタリア音楽も指揮している。」とありました。
客演した、オーケストラも多く「初期はイギリスのフィルハーモニア管弦楽団を中心とし、その後ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やBBC交響楽団、ロンドン交響楽団でも多く指揮を執り、録音も多数リリースされている。母国ドイツではベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で多数録音を行ったほか、バンベルク交響楽団、バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、その他多数のオペラハウスを振っている。その他ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との録音も多く残されており、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団にも頻繁に客演した。」とあります。 非常に幅広い指揮者だったそうです。
今日は手許の「R. Strauss - Eine Alpensinfonie, Op.64」を聴きながら、ブログを纏め、数多い録音から厳選して、いつもの様に4点に絞ると、ブラームスから「ブラームス交響曲第4番」をR・シュトラウスから「Der Rosenkavalier/Waltz Suite」、「Metamorphosen, für 23 Streicher」とほかに「Respighi: Pines of Rome」と殆ど聴くことが少ない曲としました。
紙面の関係でわずかですので、是非追加検索してお試しください。ワーグナーの「ローエングリン」はプロの評価が高いアルバムです。★★★は人気度の高いアルバムです。
今日のお勧め曲
公開日 2022・2・2
演奏家名 Rudolf Kempe
読み ルドルフ・ケンペ
音源 Youtube
出生地: ドイツ ドレスデン
死亡: 1976年5月
分類 指揮者
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠100 2008 の推薦アルバム (*)
・ シューベルト 交響曲第9番 ザ・グレート
・ ベートヴェン交響曲全集
・ ブラームス 交響曲第2番
・ R・シュトラウス 管弦楽曲集
・ ドヴォルザーク交響曲第9番 新世界より
人となりウキペデア他より 指揮者。1910年ドレスデン近郊のニーダーボイリッツ生まれ。76年没。ドレスデン国立管弦楽学校でオーボエを学び、ドルトムント歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席オーボエ奏者を務め、42年ケムニッツ歌劇場の指揮者となる。ワイマール国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督を経て、52年からミュンヘン国立歌劇場の音楽監督に就任。国際的な活動を始める。その後ミュンヘン・フィルの音楽監督、75年BBC響首席指揮者となる。
推薦図書
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ レコ芸500 2017
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 200CD 指揮者とオーケストラ
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(約14) 詳細は添付リスト
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Parsifal - Karfreitagszauber - Good Friday Music - Wagner - Kempe ★★★
・ Richard Strauss - Der Rosenkavalier/Waltz Suite Op.59 -
Staatskapelle Dresden, Rudolf Kempe ★★
・ Britten : Sinfonia da Requiem ★★★
・ Prokofiev - The Love for Three Oranges Suite, Op 33bis - Kempe ★★★
・ Richard Wagner - Lohengrin - act 1^ part 1 ★★★
・ Wagner - Tannhäuser, Overture - Kempe ★★★
・ Rudolf Kempe - Dvořák: Symphony No.9 in E Minor "From the New World"
・ Schubert: Overture to Rosamunde, Kempe & VPO (1961)
シューベルト ロザムンデ序曲 ケンペ
Beethoven作品
・ Beethoven - Symphny No.1,3,5,6, Rudolf Kempe, MPO ★★★
・ Symphony No. 9 in D minor 'Choral' Op. 125 (1989 Remastered Version)
: IV. Presto - Allegro ma...
・ Rudolf Kempe, Beethoven - Leonore Overture No.3
・ BEETHOVEN - "EGMONT" OB - RUDOLF KEMPE/BERLÍN
Brahms作品
・ Brahms: Symphony No. 1, Kempe & BPO (1959) ブラームス 交響曲第1番 ケンペ
・ Brahms: Symphony No. 2, Kempe & BPO (1955) ブラームス 交響曲第2番 ケンペ
・ ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 ルドルフ・ケンペ Brahms:Symphony No.3
・ ブラームス交響曲第4番 ケンペ ・ミュンヘンフィル ★★
・ Brahms: Violin Concerto, Menuhin & Kempe (1957) ブラームス
ヴァイオリン協奏曲 メニューイン
Richard Straus作品
・ Richard Strauss - Eine Alpensinfonie Op.64
・ Richard Strauss - Metamorphosen, für 23 Streicher, Staatskapelle
Dresden, Rudolf Kempe (1973) ★★
・ Richard Strauss - Ein Heldenleben Op.40 - Staatskapelle Dresden, Rudolf Kempe
・ Richard Strauss - Also sprach Zarathustra Op. 30 - Staatskapelle
Dresden, Rudolf Kempe (1971)
・ Richard Strauss - Sinfonia Domestica Op. 53 - Staatskapelle Dresden, Rudolf Kempe
・ Richard Strauss - Also Sprach Zarathustra, Complete Orchestral Works + P° (Ct. rec. : Rudolf Kempe) ★★★
Schubert作品
・ Schubert - Symphony n°5 - BBC SO / Kempe
・ シューベルト: 交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
・ Schubert - Symfonie No. 9 - Kempe ★★★
その他作品
・ Mozart - Requiem - Berlin / Kempe ★★★
・ Tchaikovsky Symphony No.5 Rudolf Kempe 1975
・ Tchaikovsky: Symphony No. 6 `Pathétique`, Kempe & The Phil
(1957) チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」ケンペ ★★★
・ Rudolf Kempe, Mahler - Symphony No.2 ★★★
・ Respighi: Pines of Rome, Kempe & RPO (1964) レスピーギ ローマの松 ケンペ ★★
・ Kempe(ケンペ) Bruckner Symphony No. 8 in C Minor ★★★
・ Dvořák: Symphony No. 9, Kempe & BPO (1957) ドヴォルザーク 交響曲第9番 ケンペ
・ シベリウス ヴァイオリン協奏曲 クレーメル ケンペ / ストックホルム・フィルハーモニー
・ Bartok Prokofiev Guntner Kempe 1973
・ ワーグナー《ローエングリン》全曲(1/3)ケンペ指揮/ウィーン・フィル ★★★
・ ミックスリスト - ルドルフ・ケンペ
・ Milestones of Legends: Rudolf Kempe, Vol. 1、2 ★★★
・ Light Music of Vienna's Holiday [ R.Kempe Vienna-PO ] (1961) ★★★
指揮者追加情報 ケンペは1950年代からEMIレーベルにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と多数録音している。シュターツカペレ・ドレスデンとのリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品集は、発売当初から好評であった。ほかにも、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全集、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのワーグナーの歌劇『ローエングリン』などが知られる。再評価の動きが始まって以降、CBSソニーからシューベルトの交響曲第8番『ザ・グレイト』などの3枚、TESTAMENTレーベルからはEMIに残されていたベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・フィルとのボックスセット、SCRIBENDUMレーベルからは、ミュンヘン・フィルとのブラームス交響曲全集やブルックナーの交響曲(第4番、第5番)などが復刻されたほか、バイエルン放送交響楽団やBBC交響楽団などとの放送用・ライヴ録音が発掘されている。
「Rudolf Kempeの手許リスト」です。ベートーヴェン、ブラームス、 モーツアルトなど数点揃っていました。 |
「ブラームス交響曲第4番」です。視聴回数は少ないですが、 聴いてみることにします。Menuhin & Kempe協奏曲の方が有名 |
「Richard Strauss -Metamorphosen」です。久し振りに聴くことになります。 |
「Richard Strauss - Der Rosenkavalier/Waltz Suit」です。 こちらは初めて聴くことになります。 |
「Respighi: Pines of Rome」です。名曲です。 視聴回数は少ない様です。トスカーニとの違いが有りますでしょうか? |
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