続自由時間のクラシック(564) 不滅の巨匠100からオルガン(チェンバロ)奏者の Gustav Leonhardtを聴く
今日の続自由時間のクラシックは珍しく2回目の登場となる、オランダのオルガンの巨匠「Gustav Leonhardt」を採り上げて聴いてみることにします。指揮者のアーンノンクールも予定していますが、このブログ古楽器演奏家シリーズで2019年の7月30日に出ていただいた演奏家です。もう少し掘り下げて、聴いてみる必要のある、巨匠で、例外で採りあげてみます。
前回とは違う視点で指南書を読むことで、人となりも異なった感覚で。演奏家を深くみる事ができます。いつものようにウキペデアに加え、レコード会社のHPから、ピックアップしますと、「レコーディングも活動の最初期から積極的で、1950年代初頭には初めてバッハのチェンバロ作品も録音、以降、現在まで185枚を超える膨大なレコーディングを行い、チェンバロ、オルガンやクラヴィオルガヌム、フォルテピアノ、クラヴィコードなど、バッハを中心としたバロックから古典派に至るさまざまな鍵盤楽器演奏の権威として多大な尊敬を集め、ブリュッヘンをして「現代のバッハ」と言わしめた。」とあります。
又「レオンハルトは18世紀の家具(伊万里焼もたくさん保有)に囲まれて生活し、CDプレーヤーやファックスを備えるのを嫌がったが、一方で自動車への情熱も持っていた。レオンハルトの弟子であったリチャード・エガー(英語版)は、レオンハルト夫妻とともにオランダの古いオルガンを見に行く際、レオンハルトが最新のアルファロメオで自動車道路を凄まじい速度で駆けたことを語っている」ともあります。
別次元の世界を生き抜いた古楽演奏の大御所でしょうか。手許には30枚ほどあります、久しぶりに、チェンバロの柔らかい音を聴きながら、ブログを纏めることにします。
指南書の勧めるアルバムを準じYoutubeで検索した結果と前回のお勧めアルバムもみながら、結果を下にしるします。今回は前回、見落としたアルバムもいくつか見つかり、収集度は上がった様ですが、いかがでしょうか。今日は膨大なアルバムから少し、JSバッハを一つ「Cantata in E-Flat Major, BWV 54 "Wider」と少しバッハから離れて「Handel - Recorder sonata」、「Armand-Louis, François, Louis Couperin - Pièces 」、「Louis Couperin - Suites & Pavane」と「 Northern German organs 」の計5点に厳選し聴いてみます。勿論、JSバッハの定番の名曲ははずせないので、是非、お試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2022・2・3
演奏家名 Gustav Leonhardt
読み グスタフ・レオンハルト
音源 Youtube
出生地: オランダ
死亡: 2012年1月
分類 オルガニスト・チェンバリスト
知名度 巨匠
クラシック不滅の巨匠100 2008
・ JSバッハ ブランデンブルグ協奏曲全曲
・ ルイ・クープラン 組曲とパヴァーヴ
・ JSバッハ ミサ曲ロ短調
・ 北ドイツのオルガン音楽の巨匠達
・ フレスコヴァルデイ作品集
・ L・クープラン作品集
人となりウキペデア他より グスタフ・レオンハルトは、オランダの鍵盤楽器奏者・指揮者・教育者・音楽学者。ピリオド楽器による古楽演奏運動のパイオニアにして中心人物であった。各種の鍵盤楽器によって録音を残しているが、とりわけチェンバロ奏者・オルガン奏者として名高い。現在の主要なチェンバロ奏者の多くはレオンハルトの弟子または孫弟子である。
推薦図書
・ クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎
・ レコ芸500 2017
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 200CD ピアノとピアニスト ピアノの秘密
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 古樂CD100ガイド
・ 200CD古樂への招待
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
手許CD(約23) 詳細は添付リスト
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ bach brandenburg concerto 5 by leonhardt ★★★
・ J.S.Bach Chaconne BWV1004 Gustav Leonhardt ★★★
・ J.S. Bach: Praeludium und Fuge in c-moll BWV 546 (G. Leonhardt) ★★★
・ Louis Couperin Pavane ★★
・ A. Corelli - " La Follia " op.5 n°12 Gustav Leonhardt
・ Italian Concerto BWV 971 Gustav Leonhardt
・ Bach JS Suite en mi mineur pour luth BWV 996 par Gustav Leonhardt, 12.12.2011.avi
・ Gustav Leonhardt Cantate nr 42 Bach
・ Handel - Recorder sonata op.1 n°11 - Brüggen / Bylsma / Leonhardt ★★
・ Johann Sebastian Bach, 2nd English Suite a-minor BWV 807, Gustav Leonhardt, 1984
・ Alfred Deller, Gustav Leonhardt, Leonhardt Baroque Ensemble -
Cantata in E-Flat Major, BWV 54 "Wider ★★★
・ Alfred Deller, Gustav Leonhardt, Leonhardt Baroque Ensemble -
Cantata, BWV 170 "Vergnügte Ruh, belie ★★★
J. S. Bach ★★★
・ J. S. Bach - Harpsichord Concertos ★★★
・ Gustav Leonhardt plays Bach Goldberg Variations BWV 988 ★★★
・ Bach - Cantate BWV106 "Actus Tragicus"
・ Gustav Leonhardt, Bach WTC Book I Nos. 1-12, BWV 846-857
・ J.S.Bach Partita g-moll BWV1004 Gustav Leonhardt
・ J.S.Bach - Cantata - 'Herz und Mund und Tat und Leben' BWV 147 - Gustav Leonhardt
・ Johann Sebastian Bach (1685 - 1750). Das Wohltemperierte Klavier 1
・ J. S. Bach - Mass in B Minor BWV 232 ★★★
・ goldberg variations, bwv 988, gustav leonhardt ★★★
・ Bach Johannes-Passion BWV 245 Karl Richter 1968 Moscow ★★★
バロック音楽家
・ Armand-Louis, François, Louis Couperin - Pièces de clavecin, Gustav Leonhardt ★★
・ Girolamo Frescobaldi (1583 - 1643) - Louis Couperin (c.1626 - 1661)
・ Gustav Leonhardt plays Rennaissance and Baroque Italian organ music
・ Marais, d'Anglebert, Forqueray : Music in Versailles, Gustav Leonhardt & Kuijken
・ Louis Couperin - Suites & Pavane, Gustav Leonhardt ★★
・ Gustav Leonhardt plays on Northern German organs
(Stade, Ochtersum, Rysum, Uttum, Marienhafe) ★★
・ Reiziger in Muziek: Gustav Leonhardt (1928 - 2012) Dutch
・ Antoine Forqueray Harpsichord Works, Gustav Leonhardt
・ 14 Sonatas for Harpsichord / Domenico Scarlatti ★★★
・ Gustav Leonhardt (harpsichord) Cembalomusik des Spätbarock.
Böhm, Rameau, Händel, D. Scarlatti
・ J.P. Rameau : Pièce de clavecin en concerts, Gustav Leonhardt,
Frans Brüggen, Kuijken ★★★
・ Johann Kuhnau - Musicalische Vorstellung (I) Gustav Leonhardt
・ ミックスリスト - グスタフ・レオンハルト
演奏者追加情報 レオンハルトはバロックから古典派に至るさまざまな楽曲を演奏・録音してきたが、1971年から1990年まで20年がかりでアーノンクールと分担で録音した、バッハのカンタータ全集がとりわけ有名である。 チェンバロ奏者としては、バッハの作品のほかに、フランス・クラヴサン楽派やフレスコバルディの作品の録音でも知られている。残した録音は膨大で、1950年代初頭にバッハのゴルトベルク変奏曲とフーガの技法を録音。1954年にレオンハルト・バロック・アンサンブルを率いて、イギリスのカウンターテノールのアルフレッド・デラーと共演し、バッハのカンタータ2曲の先駆的な録音を行った。このアンサンブルには夫人のマリー・レオンハルトと、ニコラウス・アーノンクール(チェロ)が参加している。
「Leonhardtの手許リスト」です。 やはり、バッハ中心に揃っている様です。 |
「Cantata in E-Flat Major, BWV 54 "Wider」です。 プロの評価の高いアルバムです。とにかくいい声です。 |
「Handel - Recorder sonata op.1 」です。お勧めのアルバムの一つです。
いくつか聴くことができます。チェロはビルスマです。「二人のLouisのPièces de clavecin」です。初めて聴くことになります。 「Louis Couperin - Suites & Pavane」です。
こちらも初めて聴く様です。「Gustav Leonhardt plays on Northern German organs 」です。
こんなアルバムあるとは知りませんでした。
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