続自由時間のクラシック〔576〕名指揮者のMariss Jansons を聴く(シリーズ初回)
今日の続自由時間のクラシックは現代を代表する指揮者の「Mariss Jansons」からいくつかアルバムを聴いてみる予定です。今週から、新しく、現在、最も、人気のある、指揮者、鍵盤楽器楽器奏者、弦楽器奏者、管・声楽演奏家ほか「人を中心」に(日本人と女性を除く)、をいくつかの指南書に準拠して、聴いて行く予定です。まだまだ、不足だと思いますが、凡そ、200人ぐらいで計画しています。毎回、長短あわせて、30枚ぐらいを目標に進めてまいります。
今日の「Mariss Jansons」は残念ながら、2019年1月に他界され、元気な、姿を見れなくなりました。手許は、シベリウスをはじめ、15枚ほど、保有していますが、今日は残してくれた多くの名演奏からYouutbeで検索した結果を下にしるします。多くの有名オーケストラに客演していますが、晩年の2つのオーケストラ(バイエルン放送管とコンセルト・ヘボウ管)の演奏が、録音、画像共にお勧めのアルバムが揃っています。筆者のリストにこだわらず、適宜、視聴回数の多いアルバムをお試しください。
いつものように人となりを記しますと「1971年、カラヤン国際指揮者コンクールで2位の成績に輝き、同じ年にはレニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューを果たす。1973年からレニングラード・フィルの副指揮者を務め、ムラヴィンスキーの助手として多くの物を吸収したと後にヤンソンスは述懐している。1977年にはムラヴィンスキーと共にレニングラード・フィル日本公演に帯同して初来日。1986年の同団日本公演に際しては、当初帯同が予定されていたものの来日がキャンセルされたムラヴィンスキーの代理として公演を指揮するという活躍ぶりを日本の聴衆に披露した。」とあります。
又、「1979年からオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。彼は2000年までこのポストにとどまり、国際的な知名度という意味では今一歩だったオスロ・フィルのレヴェル・アップに尽力した。1992年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、1997年から2004年までピッツバーグ交響楽団の首席指揮者も兼任、1990年代を迎えると世界の一流オーケストラへの客演も本格化する。2001年にはウィーン楽友協会の名誉会員に推挙。その2年後にはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任、さらに2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の常任も務めるようになり、ヤンソンスはふたつのヨーロッパ有数の名門オーケストラの常任を兼任する」ともありました。
今日は膨大なリストから、「Strauss - Pizzicato-Polka」、「Enescu:Rumanian Rhapsody」、「Mahler - Symphony No. 2」、「Beethoven: Symphony No. 3」と「Dvorak - Symphony no. 9 」の5点に厳選してみました。ラストコンサートのドヴォルザークの9番は是非お試しください。ブログを纏めながら、シベリウスの1番といくつかの管弦楽曲を愉しみました。2012年のニュウイヤーコンサートの演奏は評判の人気の高い演奏です。
①今日のお勧め曲
公開日 2022・2・21
演奏家名 Mariss Jansons
読み マリス・ヤンソンス
音源 Youtube
出生地: ロシア・サンクトペテルベルグ(現在 ラトヴィア)
死亡: 2019年1月
分類 指揮者
知名度 名指揮者
レコ芸500&200CD指揮者とオーケストラ
・ マーラー 交響曲1-9番
・ ショスターコーヴィチ 交響曲1-10番
・ シベリウス交響曲1,2番
・ ラフマニノフ交響曲第2番
・ シベリウス 管弦楽曲集
・ レコ芸500では計23点推薦されています。
人となりウキペデア他より 1943年生まれで、父は大指揮者のアルビド・ヤンソンス。レニングラード音楽院に学び、カラヤンに師事。70年代にレニングラード・フィルの副指揮者となり、巨匠ムラビンスキーの助手を務めた。ショスタコービチの交響曲演奏でとりわけ高い評価を得た。オスロ・フィルを経て2003年にバイエルン放響、04年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)の首席指揮者に就任。二つの名門を率いつつ各国で客演し、楽員との「信頼」を重視して個性を引き出す姿勢を貫いた。
推薦図書
・ レコ芸500 2017
・ クラシック不滅の巨匠100 2008
・ クラシック不滅の名盤2007
・ 名盤鑑定百科各篇 吉井
・ 私だけのクラシック1001 宮城谷
・ 200CD指揮者とオーケストラ◎
手許CD(15) 詳細は添付リスト
Youtube検索結果より
視聴回数の多い短い曲抜粋
・ Johann and Joseph Strauss - Pizzicato-Polka
(The New Years Celebration From Vienna, 2012)★★
・ Sibelius: Andante festivo
・ Tritsch-Tratsch, Polka - 2012 New Year's Concert Vienna / Neujahrskonzert Wien HD
・ Johann and Joseph Strauss - Vaterlandischer Marsch
(The New Years Celebration From Vienna, 2012)
・ George Enescu:Rumanian Rhapsody No. 1 ★★
・ Bedrich Smetana-Overture from "The Bartered Bride"
・ SUPPE:Overture from [Light Cavalry] ★★★
・ Tchaikovsky;The Nutcracker Op.71"Pas de deux"
・ Symphony No. 2 in E Minor, Op. 27: III. Adagio
・ Sibelius Symphony No.5 in E flat major op.82 Movement 2
20分以上の視聴回数の多いアルバム
・ Beethoven: Symphony No. 3 in E-flat major, Op. 55 "Eroica" ★★★
・ Beethoven Symphony No 9 D minor Mariss Jansons Concertgebow Orchestra
・ Dvorak: Stabat Mater, Jansons, Bavarian Radio Symphony Orchestra
・ Bruckner "Symphony No 9" Mariss Jansons ★★★
・ Haydn Symphony No 103 H. I:100 G major "Military" "Militar"
・ LANG LANG ~ Beethoven Piano Concerto #1 Mariss Jansons/
Bavarian Symphony ★★★
・ Mahler - Symphony No. 2 'Auferstehung' - Mariss Jansons
| Concertgebouworkest ★★
・ Mahler - Symphony No. 8 in E-flat major - Jansons/BRSO
・ Mahler "Symphony No 1" Mariss Jansons
・ Midori Prokofiev Violin Concerto No.1 with Mariss Jansons/BRSO ★★★
・ Rachmaninov Symphonic Dances op.45
・ Richard Straus: Vier letzte Lieder
・ Shostakovich - Lady Macbeth of Mtsensk - Jansons (Part 1)
・ Shostakovich: Symphony No.7"Leningrad" - M. Jansons & BPO (1992Live)
・ Strauss - Also sprach Zarathustra - Jansons
・ Strauss - Also sprach Zarathustra - Mariss Janssons | Concertgebouworkest
・ Strauss - Der Rosenkavelier Suite - Jansons
・ Strauss "Ein Heldenleben", op. 40 -- Mariss Jansons
・ Sibelius Symphony No 1 Jansons Oslo Ph シベリウス 交響曲第1番 ヤンソンス オスロフィル
・ Sibelius - Symphony n°2 - Mariss Jansons (live recording 2007)
・ Mariss Jansons' last concert in The Concertgebouw:
Dvorak - Symphony no. 9 - IV: Allegro con fuoco ★★
・ ミックスリスト Mariss Jansons ★★★
指揮者追加情報 1988年(45歳)にはオスロ・フィルを率いて来日、1993年、96年にもオスロ・フィルと来日し、1998年、2002年にはピッツバーグ交響楽団と来日しました。しかし、1996年4月(53歳)にはオスロでプッチーニの《ラ・ボエーム》の最終ページ指揮中に心臓発作を起こし、手術により奇蹟的に一命をとりとめましたが、その後は埋め込み型除細動器を使いながらの活動を余儀なくされました。1996年12月のオスロ・フィルとの来日は、この心臓発作からの生還直後に行われたものでした。
「Mariss Jansonsの手許リスト」です。 古いアルバムですが15枚ほどありました。 |
「Johann and Joseph Strauss - Pizzicato-Polka」です。 3回数程、ニューイヤーコンサートを指揮しています。 12年度は評価が高い様です。短いですから、いくつかいかがですか |
「Enescu:Rumanian Rhapsody No. 1」です。 この曲は始めて聴く様です。 |
「Beethoven: Symphony No. 3」です。 お勧めの名指揮アルバムです。 |
「Mahler - Symphony No. 2 'Auferstehung'」です。 評価の高い演奏です。いかがですか |
「Dvorak - Symphony no. 9 」です。 この演奏が本当に最後の指揮となりました。合掌 |
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