自由時間のクラシック(第54回)Weber(2)
今日の自由時間のクラシックはカール・ウエーバーの「クラリネット協奏曲1,2番」を選んでみました。管楽器中心の協奏曲は比較的少ないようですが、フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、オーボエといくつか管楽器の種類別に作品がありますが、フルートが最も作品が多いようです。
このクラリネットの作品は、ぐっと少なくなり、このウエーバーとニールセン、モーツアルト他数人作品がありますが、今日の協奏曲は特に有名で、はずせない名曲でしょう。このブログでは、追加して、いくつかの名作と演奏者をご紹介したいと考えています。
最初に小協奏曲を作ったところ、好評で、新たに2曲依頼され、名演奏家「ベールマン」に献呈したと有ります。ウエーバーは余程、この管楽器奏者が気に入ったのか、協奏曲を3点、五重奏曲、ピアノニ重奏曲を各1点も作りました。「つややかな音色だけで勝負するのが潔い。クラリネットの弱音は「静謐」という言葉がぴったり当てはまる。速い音符を軽々を渡っていく様子などは、さながら妖精が森の中を飛び回っているような風情である。」とうまい表現の解説があります。
手許のアルバムは2枚だけで予想通り少ないですが、Youtubeでいくつか検索できました。まず名手の「サビネ・メイヤー」の演奏をお聴きください。1番の軽やか、2番はいささか技巧的といわれていますが、どちらも、美しい曲です。是非お試しください。
今日のお勧め曲
ジャンル(Genre) | ロマンテック楽派 | ||
音源(sound source) | |||
作曲者(composer) | Carl Weber | ||
分類(Classification) | 協奏曲 | ||
曲名(Song Title) | クラリネット協奏曲1(Op73),2番(Op74) | ||
演奏者(Performer) | C.Mv.Weber - Concerto in f minor No.1 , op.73 (Sabine Meyer) | ||
指揮者(conductors) | |||
楽団(Orchestra) | |||
Karl Leister | |||
Sharon Kam | |||
Weber : Clarinet Concertos nrs 1, 2 | Ernst Ottensamer | ||
専門家推薦盤(Expert recommendation ) | C.Mv.Weber - Concerto in f minor No.1 , op.73 (Sabine Meyer) | Sabine Meyer | |
Carl Maria von Weber - Clarinet Concerto No. 2 in E flat major, Op. 74 | Sabine Meyer | ||
C. M. Von Weber - Clarinet concerto n°1 in F Minor, op. 73 | Laura Magistrelli | ||
Carl Maria von Weber: Clarinet Concerto No. 2 in E flat major, op. 74. Anna Paulová | Anna Paulová | ||
Weber: Clarinet Concerto No.1 / Steffens Maazel BRSO (1994 Movie Live) | Karl-Heinz Steffens | ||
Weber clarinet concerto 1 f-moll. Valentin Uryupin, MusicAeterna | Valentin Uryupin | ||
Valentin Uryupin plays Weber Concerto n2 | Valentin Uryupin | ||
推薦図書(Recommendation book) | クラシック音楽鑑賞辞典NA | ||
レコ芸500NA | |||
200CD 管楽器の名曲・名盤 | |||
名盤鑑定百科協奏曲編 | |||
コメントウキペデア他より | ウェーバーのクラリネット小協奏曲がミュンヘンにおいてベールマンの独奏と宮廷管弦楽団によって初演された。これを聴いたバイエルン国王マクシミリアン1世は大いに感動し、新たに2曲の協奏曲の作曲をウェーバーに依頼した。クラリネット奏者であったハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために書かれた名曲 | ||
Carl Weberその他お勧め曲 | 祝典序曲 | ◎ | |
ピアノ協奏曲1,2番 | 参考 | ||
歌劇 オペロン |
手許の二人の演奏も秀逸です。 |
女性がベルリンフイルに入る時、話題となった第一人者 |
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