毎日のクラシック曲(第313回)Prokofiev(6)
今日のお勧め曲はプロコフィエフの「ピアノソナタ 第7番(戦争ソナタ)」を選びました。ピアノ曲で有名なロシアの作曲家をあげると、ラフマニノフとこのプロコフィエフのニ人が代表的です。(スクリャーピン、も有名なピアノ作曲家ですが、時代が異なるりますので別途取り上げます)
どちらもピアニスト出身で、違いは当時の政治体制を嫌い、ロシアから、亡命しそのまま、戻らなかったラフマニノフと戻ったプロコフィエフとの作品の比較を、現在のロシアの人はこの二人の巨頭をどう評価しているのだろうか興味深い。話はそれましたが、プロコフィエフはピアノ協奏曲を5つ残し、中でも3番は特に有名、ピアノソナタ曲は9番まであります。このピアノソナタのうち6-8番は戦争ソナタといわれ、7番が最も人気作品で、巨匠、若手、どちらも多くのアルバムを残しています。
第7番(戦争ソナタ)はテンションが大きく上下する曲で、好みがはっきりするかと思います。この、不協和を良いとする意見もあります。どちらも初演は自作自演が多い作曲家ですが、プロコフィエフはこの曲の初演をリヒテルに任した事で有名。ポリーニとアルゲリッチの両巨頭が一推しです。
下に主な演奏家のリストを示します。是非、お試し下さい。ヴァニアシヴィル盤は、最近、YOutubeで視覚的に取り上げられるピアニストです。昔のアルゲリッチを彷彿させ、必見です。
今日のお勧め曲
日時(date) | 7-Jun-17 | |
ジャンル(Genre) | Classic | |
音源(sound source) | CD | |
作曲者(composer) | Prokofiev | |
分類(Classification) | 器楽曲 | |
曲名(Song Title) | Piano Sonata No. 7(戦争ソナタ) | |
演奏者(Performer) | Maurizio Pollini | |
指揮者(conductors) | ||
楽団(Orchestra) | ||
Prokofiev - Piano Sonata No. 7 - Argerich (Live Tokyo 2000) - YouTube | アルゲリッチ1 | |
Sviatoslav Richter | ||
上原彩子 | ||
Mikhail Pletnev | ||
専門家推薦盤(Expert recommendation ) | Argerich, Martha Prokofiev Sonata No 7, Live in Carnegie Hall | アルゲリッチ2 |
Horowitz plays Prokofiev Sonata No. 7 in B Flat Op. 83 - YouTube | ホロヴィッツ | |
S Prokofiev - Sonate no 7 - I Allegro inquieto - Samson François ... | フランソワ | |
Vladimir Ashkenazy - Prokofiev - Sonata per piano N.7 in B-Flat Major | アシュケナージ | |
S. Prokofiev Piano Sonata no.7 Opus 83 (B) By Khatia Buniatishvili . | ヴァニアシヴィル | |
Prokofiev Piano Sonata No 7 1st mvt. Peter Jablonski Piano - YouTub | ヤブロンスキー | |
Prokofiev Piano Sonata No.7 in B flat op.83 - YouTube | カブリーロフ | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 NA | |
レコ芸名曲名盤500 334 | ||
クラッシク不滅の名盤1000 | ||
ピアノ名曲・名盤1053 | ||
コメント | 有名な曲だが始めて聞いた。戦争ソナタは6-8番まであり、7番は特に有名。多くのピアニストが腕を競っているようだ。手許は4枚、多くはYoutubeで検索できた、アルゲリッチ、カブリーノフ、ヴァニアシヴィルの演奏は素晴らしい。日本人の上原のアルバムがあった。短い曲だけに、聞き比べが出来る。終始、テンションの高い曲で連続して聴くといささか疲れる。 |
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