毎日のクラシック曲(第321回) Haydn
今日のお勧め曲はハイドンの「交響曲 第104番 (ロンドン)」を選びました。ハイドンはその生涯に番号をついている交響曲だけでも104曲あるといわれて、『交響曲の父』と呼ばれていることはご存知のことと思います。
ハイドンはハンガリーの貴族専用の楽団の楽長を58歳まで務め、定年前に貴族の急逝で、職を失う事となりました。ロンドンの興行師がそのことを聞きつけ、ハイドンを訪ねて、新曲を依頼し、その時、作った曲が「ゾロモン・セット 93番から104番』と呼ばれており、ハイドンの代表的な交響曲で良く取り上げられる、有名な曲です。
昨日の「ヘンデル」のオラトリオに触発され元気なハイドンはこの104番以降の交響曲を作らなくなったようです。完成度の高いこの曲は良く聴かれますが、ネーミング「ロンドン」は19世紀に入ってから付けられてそうです。
今回レコ芸500は前回の300から、45,88、103番の3曲を追加してくれています。プロの推す名演のアルバムは下の通りですが、意外と手許に104番は無く、3枚のみでした。しかも、ノリントン盤は第2楽章が傷がつき、欠落していました。他のアルバムはYoutube で検索できましたのお示しします。30分ほどの短い交響曲ですので、3-4枚は聞き比べが可能です。是非お試しください。
今日のお勧め曲
日時(date) | 21-Jun-17 | |
ジャンル(Genre) | Classic | |
音源(sound source) | CD | |
作曲者(composer) | Haydn | |
分類(Classification) | 交響曲 | |
曲名(Song Title) | Symphony #104 "London" | |
演奏者(Performer) | ||
指揮者(conductors) | Nikolaus Harnoncourt | |
楽団(Orchestra) | Royal Concertgebouw Orchestra | |
専門家推薦盤(Expert recommendation ) | Herbert Von Karajan: Vienna Philharmonic Orchestra | |
Roger Norrington: SWR Symphony Orchestra Stuttgart | 2楽章目欠落? | |
J. Haydn - Hob I:104 - Symphony No. 104 in D major "London | ブルッヘン | |
Haydn - Symphonies 88,92,95,98,100,101,102,104 (reference | クレンペラー | |
Haydn - Symphony n°104 "London" - NYP / Bernstein - YouTube | バーンスタイン | |
Joseph Haydn Symphony nº 106 in D major Hob. I:104 "London .. | ヤンソンス | |
Haydn Symphony No 104 D major London Marc Minkowski Les | ミンコフスキー | |
Joseph Haydn / Symphony No. 104 in D major "London" (Mackerras . | マッケラス | |
推薦図書(Recommendation book) | クラッシク音楽鑑賞辞典 203 | |
レコ芸名曲名盤500 193 | ||
クラッシク不滅の名盤1000 | ||
名盤鑑定百科 交響曲編 | ||
コメント | 有名な曲だけに手許にもう少しあるかと思ったが意外と少なく3枚しかない、なぜか、101,103番まではあるが104番は少ない。ブルッヘン、クレンペラー、チェリピダッケは期待していたがこの作品は無いことがわかった、Yotubeで検索した結果が上のリスト通りでした。プロの推すアルバムはほぼ揃ったので、満足、 | |
いつも、ご紹介に使っているMuscBeeにYoutubeのブルッヘンの104番を動画から音声のみWAV変換して取り込みし、聴いてみました問題なく聴きけるようです。音声分離はフリーソフトの「Aiseesoft フリー」です。設定が少し難しいですが、何とかできました。なを、MuscBeeは動画ファイルを取り込むことも出来ることが確認でき、Ituneの機能に優るとも劣らない機能があるようです。音楽の取り込み等、著作権上は個人の責任でお願いします。
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