毎日のクラシック曲(第314回) Rachmaninoff&ベストCDの解説について
今日のお勧め曲はラフマニノフの「パガニーニの主題による、ラプソデイ(狂詩曲)』を選びました。ご存知のパガニーニのVn小品曲集24の奇想曲を主題にした、このVn曲はブラームス、リスト、シューマンも取り入れピアノ作品他で作曲している。
「ピアノ独奏とオーケストラのための変奏曲」と呼ばれる、協奏曲(通常3楽章)らしくない曲です。ピアノの名手である、ラフマニノフの手にかかると、パガニーニの「24の奇想曲」もこうなると言う感じでしょうか。とりあえず、好みは別として、強靭にピアノを弾き続ける必要があることだけは事実です。
手許はラン・ラン/ゲルギエフ盤の1枚だけ出したが、色々調べていくと、腕に自信のある、演奏家による、多くのアルバムが出ています。プロの推すアルバムを下の表に示しておきます。
①今日のお勧め曲
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②ベストCDの解説について
難しい曲を聴くと、評論家のコメントも随分、違いが出てきますので、どのアルバムをベストに選ぶか、選択に悩みます。 プロの音楽評論家は独特の解説表現があり、凡そ日常では使われていない、言い回しが多用されており、形容詞の宝庫の感じがします。SNSの時代となると、人気度が我々、素人の一番の目安になろうかと思います。今回の曲で最もアクセスが多いのはプロの評価にない、最後の Stephen 番で94万回のアクセスがありました。ユ・ジャワンは別のアルバムで好評をえたものもあります。プロの評価と一般の人の好みは異なると言う事でしょう。最近NHKのクラシック番組は実際演奏する、演奏家のコメントを重要視してきた。演奏する前に解説が語られるのは非常にいい。一番いい解説法と思うのは、筆者だけでしょうか。
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