2016年1月31日日曜日

塔の見所

リタイアして直後、国宝を中心ですが京都・奈良の塔を矢継ぎ早に
訪れた、古い建物の構造に、興味を広げる機会となり、参考書を見ると
、全国にこれほど多くの塔があるとは、正直、驚いている。
今回はこれまで、見た塔を少し、紹介します。写真は紙面の関係と入力不慣れで次号とします。

1.塔の歴史


インドから中国チュウゴク朝鮮チョウセン半島ハントウてわがクニツタわった仏教ブッキョウとともに釈迦シャカトシ建物として
塔という建築物がもたらされた。インドでツカカタチ中国チュウゴク木造モクゾウ楼閣ロウカク建築ケンチク形態ケイタイとなり、
飛鳥時代以降、日本でも各時代、各地で多数建てられましたが、落雷・戦乱で焼失したが、現存してい
るものも数多くあります。

2.塔の種類
 
何層ナンソウにもなっているトウのことをソウトウといいますが、ソウトウはいずれも奇数層で、偶数層はない。
三重、五重、七重、十三重、たとえば薬師寺の東塔のように見た目は六層ですが、実際は三重層で裳腰を
付け足した屋根がある場合もあります。多層は石塔に見られるが、木造の十三重は
奈良にある談山神社が唯一で必見です。
塔をざっくり分類すると、層塔、多宝塔、八角円堂となります。やはり、国宝・重文指定は層塔が多く、
下層は方形、上層は円形で、つなぎ部は白い漆喰が美しい多宝塔も楽しめます。
八角円堂としては法隆寺の夢殿がすばらしい。

3.塔の各部の構造

層塔の数、塔構成部品の違い、木組、九輪・水煙などの形状は作られた時代・背景などによって大きく異なlます。
しかし、基本構成がわかると建物ごとにその違いの面白さが見つかります。見学を計画した塔が
修理中の場合もあり、事前に調べることも必須で、又、より拡大してご覧になるため、
望遠レンズの付いたカメラなどを持参されることをお勧めします。
参考図として層塔の構造を下図に示しておきます。

                 参考文献 日本の形 塔より拝借






4.塔のある場所

これまで訪れた京都・奈良の主な五重塔を中心に塔の特徴をまとめてみた。三重塔は、同時期に

見学できたものを記し、三重塔・多宝塔の詳細については別途、追加したい。是非お近くに

塔がありましたら、御見学下さい。

①五重塔のある場所  

 全国にある五重塔は次の通りです。下線は関西地区


国宝コクホウ五重ゴジュウトウ 羽黒山ハグロサンキョウオウ護国ゴコクテラ醍醐ダイゴテラウミサンテラ法隆寺ホウリュウジ
海龍王寺興福寺元興寺室生寺メイオウイン瑠璃光寺ルリコウジ
重文ジュウブン五重ゴジュウトウ 東照宮トウショウグウキュウ寛永カンエイテラ法華経ホッケキョウテラ本門ホンモンテラ大石オオイシテラ興正キョウセイデラ
法観ホウカン寺、仁和寺ニンナジ備中ビナカ国分寺コクブンジ厳島イツクシマ神社ジンジャ
サイカツインミョウセンテラミョウセイテラ


②五重の塔の構造
 
その①
塔の名前/特徴トクチョウ 法隆寺五重塔 海龍王寺五重小塔 元興寺極楽坊五重小塔 室生寺五重塔
             
オトズれたか スミ スミ スミ
             
場所 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 奈良県奈良市法華字寺北町 奈良県奈良市中印町 奈良県宇陀市室生
             
             
建立年代 奈良時代 7世紀末-8世紀始 奈良時代 8世紀半ば 奈良時代 8世紀後半 平安時代 8世紀末-9世紀初
建物の規模 総高さ m 34.06 4.01 5.502 16.06
塔身高さ m 22.87 2.854 3.281 11.569
初重柱間 m 6.42 0.772 0.978 2.448
五重柱間 m 3.23 0.345 0.624 1.456
逓減率 0.503 0.447 0.656 0.595
             
             
構造形式 屋根 本瓦葺き 初重は板葺き 本瓦形の板葺き 本瓦形の板葺き 檜皮葺
組物 裳階がある      
       
雲斗 雲肘木 三手先組物 三手先組物 丸桁の断面は円形 軒は2間 三手先組物
裳階の力士像 隅木や尾垂木に飾り金具    
卍崩しの高欄 シン基壇キダンえられる    
           
相輪 タカラタマリュウシャ水煙スイエン九輪クリンウケハナフクハチバンよりなる。 元禄大修理で補修 長さ1.156 当麻寺に習う 長さ2.221 水煙と請花は鍍金 水煙のないデザイン宝瓶とタカラガイ
           
露盤下-宝珠m 9.69 長さ1.156 長さ2.221  
             
             
初重内部 須弥壇を改造後、塔方4面具に菩薩像・涅槃像・羅漢像 内部は箱作り 二重以上は側柱のみ 四天柱と芯柱お囲いこんで須弥壇を配し
             
指定 明治特別保護建造物から 昭和26年国宝 昭和26年 国宝 昭和27年 国宝 明治特別保護建造物から 昭和26年国宝
             
修理履歴 1604年 1288年   明治33-34年半解体
    昭和27.53年屋根瓦修理
元禄の修理 大正2年から奈良博物館    
昭和大修理 昭和40年修理開始    
  昭和46年戻る    
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その②


塔の名前/特徴トクチョウ 醍醐寺五重塔 海住山寺五重塔 興福寺コウフクジ五重塔 キョウオウ護国寺ゴコクジ
             
オトズれたか スミ スミ スミ スミ
             
場所 京都市伏見区醍醐東大路町 京都府木津川市加茂町 奈良市ナラシノボオオミチマチ 京都市キョウトシ南区ミナミク九条クジョウマチ1
             
建立年代 951年 1214ネン 1426ネン 1644ネン
             
建物の規模 総高さ m 38.16 17.7 50.81 54.83
塔身高さ m 25.35 12.73 35.66 39.602
初重柱間 m 6.63 2.739 8.85 9.478
五重柱間 m 4.09 2.02 6.11 6.69
逓減率 0.617 0.737 0.69 0.706
             
構造形式 屋根 本瓦葺き 本瓦葺き 本瓦葺き 本瓦葺き
           
組物   裳階がある     
三手先組物 手先組物 垂木タルキ垂木タルキ勾配コウバイツヨ垂木タルキケンとなっている 三手先組物
  ショジュウハナちのカイ 垂木タルキ角材カクザイカドマルめるエントビカド ハナナド装飾ソウショクブツはない
    ノキフカい ショジュウマド連子レンジマド ハシラフト古風コフウ
           
相輪 タカラタマリュウシャ水煙スイエン九輪クリンウケハナフクハチバンよりなる。 法輪と水煙は大振り 水煙スイエンマイ以外イガイ当初トウショザイをのこす   青銅製セイドウセイ 6380.5Kg
露盤下-宝珠m 12.8 4.97 15.15 15.24
             
初重内部 四天柱と芯柱お囲いこんで須弥壇を配し 心柱覆板連子窓と腰壁の裏板などに両界曼荼羅絵あり 四天柱のハシラカンイタトビラでふさぐイタ内側ウチガワソンゾウエガ 四天柱と芯柱お囲いこんで須弥壇を配し ケンキョウ四方シホウヨンフツサンソン配置ハイチ 四天柱ナイクロウルシりの須弥壇を配し四方シホウ金剛コンゴウヨンフツ安置アンチする。シンハシラ大日ダイニチ如来ニョライ見立ミタてる
             
指定 昭和26年 国宝 明治特別保護建造物から 昭和27年国宝 明治特別保護建造物から 昭和27年国宝 明治特別保護建造物から 昭和27年国宝
             
修理履歴 慶長2-3年 15世紀セイキナカ屋根ヤネ 1017焼失ショウシツ 1055.1270.1563.1635.焼失ショウシツ
昭和29-35年 解体修理 1661-1673に修理シュウリ 創建ソウケンから681ネンで5焼失 明治43ネン屋根ヤネ
  昭和37年 解体修理   昭和ショウワ35ネン屋根ヤネえ、ザイ取替トリカ
       
     
③その他の三重・五重の塔

  その他畿内で訪れた塔はつぎの通り



トウメイ 薬師寺ヤクシジ 法起寺ホッキジ 法輪寺ホウリンジ トウテラ 室生寺ムロウジ ダンヤマ神社ジンジャ 浄瑠璃ジョウルリテラ 西明寺サイミョウジ
トウ種類シュルイ 三重サンジュウトウ 三重サンジュウトウ 三重サンジュウトウ ヒガシ西ニシトウ 三重サンジュウトウソウトウ ジュウトウ ジュウサントウ 三重サンジュウトウ 三重サンジュウトウ
場所バショ 奈良ナラ 奈良ナラ 奈良ナラ 奈良ナラ 奈良ナラ 奈良ナラ 京都キョウト 滋賀シガ



            


                                                 


6..さらにクワしく調シラべたいカタのために
















さらにフカくお調シラべになりたいカタのために今回参考にした、文献を以下に示しておきます。
ホトンどは図書館トショカンつかるのではないかとおもいます。
1)宮大工ミヤダイクとあるく奈良ナラテラ 6)日本ニホン仏塔ブットウ集成シュウセイ
2)フル建築ケンチク入門ニュウモン講話コウワ 7)日本ニホン建築ケンチク見方ミカタ
3)京都キョウト寺社ジシャアルく・奈良ナラ寺社ジシャアル 8)日本ニホン建築ケンチク歴史レキシ
4)京都キョウト格別カクベツテラ 9)社寺シャジ建築ケンチク造形美ゾウケイビ web



5)日本ニホンカタチ トウ 10)カクテラのウキペデイアデータ web


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