名作をYoutubeで聴く(43) 司馬遼太郎を聴く

 今日の名作をYoutubeで聴くは日本を代表する時代小説作家の「司馬遼太郎」の作品を朗読で聴いてみることにします。筆者は時代小説が好きで、司馬遼太郎、宮城谷昌光、陳 舜臣の3人の単行本と文庫本が書架の大きなスペースを占めています。最近は、老眼で、めがねが離せなくなり、益々、本を読むことが減ってきました読みきれない量で、どうするか、次の世代に任せる予定です。今日の司馬遼太郎は車で30分ほどの所に記念館があり、何度か訪れています(図書館と同じぐらいの蔵書数に驚きます)

 ブログで採りあげてても、朗読作品が投稿されているか、不安を感じながら、Youtubeで検索し始めました。予想に反して、驚くほど、公開されていました。手許は近くの図書館で見つけた3点だけですので、大満足です。司馬遼太郎の歴史小説、紀行文はお勧めの本がいくつかありますが、今日は、時代の利器を活用して、朗読で聴きことにします。

 Youtubeで検索した結果を下に記しますが、短編小説などは、まだまだ、たくさん残っています。是非追加検索ください。人となり、作品などはウキペデアが詳しいので、一読ください。膨大な作品がでております。小説だけでなく、随筆、紀行文、対談、公演集があり、とても列記することは不可能で、小説の発行部数ランキング、20位の作品だけを参考までに記しております。

 ウキペデアから「人となり」のエピソードを抜粋すると「速読家として知られ、ある友人と家で話していたとき、その友人がコーヒーを1杯飲み終わるうちに、会話しながらであるにもかかわらず、文庫本くらいの大きさの本1冊を読み終わっていたというエピソードがある。この時読んでいたのは小説の資料(当事者の日記など)である。」とあります。

 又「資料集めへの執念はすさまじく、一度に何千万円単位という巨費を投じて買い集めた。司馬が資料を集め始めると、関連する古書が業界から払底したという逸話があった。当初は、軽トラックで乗り込み、古本屋に乗り込むや否や手当たり次第に乱読購入し、関係者らと荷台に乗せていったという。『坂の上の雲』執筆に際しては、神田神保町の神田古書店街の古書店主らに依頼し、「日露戦争」という記述のある本を片っ端から買い集め、当時同じ題材の戯曲を書いていた井上ひさしが古書店に行っても資料がなかったという逸話も残る。」とあります。

前置きが長くなりましたが、今日、検索できた、数ある、朗読作品から短い小説をいくつか選んで聴いてみることにします。手許の「人切り以蔵」は昨日、聞き終えましたので「盗賊と間者」、「言い触らし団右衛門」と「おれは権現」の3点はいかがでしょうか。少し時間を見つけて、今回見つけた、司馬遼太郎の朗読作品を聴いてみる必要がありそうです。

①司馬遼太郎の作品をYoutubeで聴く

公開日                       2021・10・29

作家名                        司馬遼太郎

読み                            シ行

音源                           Youtube

出生地:                        大阪府 大阪市

死亡:                        1996年2月

分類                           現代小説

主な賞暦と作品

 主な賞暦

1956年 - 『ペルシャの幻術師』で第8回講談倶楽部賞

1960年 - 『梟の城』で第42回直木賞

1966年 - 『国盗り物語』『竜馬がゆく』で第14回菊池寛賞

1967年 - 大阪芸術賞、『殉死』で毎日芸術賞

1968年 - 『歴史を紀行する』で第30回文藝春秋読者賞

1970年 - 『世に棲む日日』で第6回吉川英治文学賞

1976年 - 『空海の風景』ほかで第32回日本芸術院恩賜賞文芸部門[113]

1981年 - 『ひとびとの跫音』で第33回読売文学賞(小説)

1982年 - 朝日賞

1984年 - 『街道をゆく 南蛮のみち』で第16回日本文学大賞学芸部門

1985年 - NHK放送文化賞

1986年 - 『ロシアについて』で第38回読売文学賞(随筆紀行)

1988年 - 第14回明治村賞、『韃靼疾風録』で第15回大佛次郎賞

1991年 - 文化功労者

1993年 - 文化勲章を受章

1996年 - 東大阪市名誉市民、第1回井原西鶴賞、従三位・銀杯一組を没時追賜

主な作品の発行部数順位 (①2125万部ー⑳220万部)

1位 竜馬がゆく

2位 坂の上の雲

3位 翔ぶが如く

4位 街道をゆく

5位 国盗り物語

6位 項羽と劉邦

7位 関ヶ原

8位 菜の花の沖

9位 花神

10位 世に棲む日日

11位 功名が辻

12位 播磨灘物語

13位 この国のかたち

14位

15位 城塞

16位 新史太閤記

17位 義経

18位 箱根の坂

19位 胡蝶の夢

20位 最後の将軍

ウキペデアより抜粋  司馬 遼󠄁太郎は、日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名は福田 定一。筆名の由来は「司馬遷に遼󠄁に及ばざる日本の者」から来ている。 大阪府大阪市生まれ。産経新聞社記者として在職中に、『梟の城』で直木賞を受賞。歴史小説に新風を送る。。歴史小説に新風を送る。代表作に『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』『坂の上の雲』などがある。『街道をゆく』をはじめとする多数のエッセイなどでも活発な文明批評を行った。

手許CD(2) 人切り以蔵、芹沢鴨、司馬遼太郎語る(公演・対談集

Youtube検索結果(朗読他)

司馬 遼太郎 【 最後の将軍 徳川 慶喜 】 NHK 朗読 

≪AI朗読≫坂の上の雲[司馬遼太郎] 

『梟の城』司馬遼太郎 おとぎ峠 - a(2014.08.11)

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朗読 盗賊と間者 司馬遼太郎 ★★

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朗読 言い触らし団右衛門 司馬遼太郎 ★★

朗読 信九郎物語 司馬遼太郎

司馬遼太郎『花神』読書会(2019 3 1)

朗読 一夜官女 司馬遼太郎 

「信九郎物語」司馬遼太郎 西田敏行さん 竹下景子さん語り

司馬遼太郎 坂の上の雲 第七巻 会戦② 朗読平野直樹 

司馬遼太郎 講演の朗読2 小説と悟り

朗読 売ろう物語 司馬遼太郎

朗読 おれは権現 司馬遼太郎 ★★

【武田鉄矢】司馬遼太郎「竜馬が行く」

朗読 侍大将の胸毛 司馬遼太郎 

読書】燃えよ剣

他多数あります。追加検索ください。

作家補足事項 ウキペデア他より抜粋

自身の作品の中で最も好きな作品はと聞かれた際「空海と燃えよ剣」と語っている。

スポーツにはあまり関心がなかった。大阪市の西長堀アパートに住んでいたころ、

     当時の南海ホーク スの主砲野村克也が同じアパートにいたが、野村の顔も名前も

     知らなかったので、昼過ぎに家を出て深夜に帰ってくる大男を怪しげに見ていたという。

執筆活動以外はごろ寝をしてテレビを見るくらいで、ゴルフやギャンブルといったような

     ものへの興味は生涯なく、バンダナ収集が唯一の趣味であった。外出の際は気に入った

     バンダナを身につけていた。その多くは遺族が保存し、記念館で一部展示している。

   ・ 晩年は宮城谷昌光を高く評価し、宮城谷から送られてくる作品を読んで手紙などで励ましつづけ、

     没する間際には宮城谷に「どうしても会っておきたい」と述べて会談を行っている。

終生喫煙者であり、タバコ片手の肖像写真が多く残っている


「手許保有の司馬遼太郎朗読」です。わずか3点しかないようです。

盗賊と間者」です。これは昔々、読んだ記憶があるようです。

言い触らし団右衛門」です。こちらもいかがですか

おれは権現」です。これは読んだ記憶があるようです。
数多く、長編・短編小説が聴けそうです。

司馬遼太郎の手許作品

 ほんの少しですが、筆者がいくつか持っておる司馬遼リスト(殆ど文庫本)です、整理してみて、未読の積読作品もかなりありそうです。殆ど、今では、アマゾンやブックオフで揃うとおもいまます。司馬遼を是非いかがでしょうか





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