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週末のジャズ(第111回) Chris Connor

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 今週のジャズは女性ヴォーカルの「クリス・コナー」を選んでみました。1930年代生まれの、評論家の青春時代の曲で、おそらく、いつも、耳にしていたのでしょうか、 特に辛口評論家のT氏やI氏の年代の人は忘れられない人でしょうか、 今でも、いい歌と思える曲で一杯のアルバムがあるようです。はやった時期が1950-60年代といわれる歌手です。学生時代はクラリネットを吹いていて、プロのジャズシガーになったようです。  10年後の年代では「少しのノスタルジーを感じさせる曲」だぐらいで、通り過ぎます。ジャズは聴く方と演じる方の年代に一定のルールがあるようです。この点がクラシック曲と大きな相違点です。古くて、ダサいジャズも好きな人がいるという多様性を持っています。日本人の歌謡曲と同じでしょうか。  この人のアルバムは9枚も手許にありました。おそらく、この人のアルバムを探すのが、難しい時代となりつつあります。やはり、最近はカサンドラ・ウイルソンやノラ・ジョーンズですが、10数年後にはやはり、このクリス・コナーと同じになるのでしょうか。お勧めは「大きな口をあけている」ジャケットが特徴的な「バートランドの子守唄」はいかがでしょうか、今年も残り2日で終えようとしています。ハスキーで少しお色気のあるこんな曲もたまにはいいでしょう。 今週のジャズ お勧め回数 95回目 日時 2017・12・30 音源 生年 演奏者 Chris Connor 演奏者国籍 アメリカ 楽器分類 ヴォーカル Myベストア ルバム★ Lullaby Of Birdland ★ ⑥⑦⑪ Chris Connor - "This Is Chris" 1955 ⑥⑦⑪ 主なアルバム 名と推薦本 A Portrait Of Chris Chris Connor - Chris Craft - Rem

週末のジャズ(第110回)Manhattan Jazz Quintet

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 今週のジャズはクインテットの「マンハッタン・ジャズ・クインテット」を選んでみました。マンハッタン・ジャズクインテットはMJQ(モダーンジャズ・カルテット)と異なるメンバで、デヴィッド・マシューズが率いる、クインテットです。発足が日本の雑誌社とレコード会社で出来上がったプロジェくトで、活動中心が日本という、珍しい、ジャズQとなっています。  デヴィッド・マシューズ自身が居を日本に構えています。ジャズの中には、アメリカンジャズ、日本人の作るジャズ、ヨーロッパジャズと多様性があるので、お勧めのジャズメンバも絞ることが難しいところですが、特定のレコード会社に所属して活動することが多い。このQは日本のキングレコードに所属したアメリカのジャズメンバということになります。  多くの日本人ジャズ評論家は殆ど、このQを採りあげていません、 ジャズのアルバムは1演奏者1枚ということもあります。辛口の寺島が5枚以上選ぶことは少ないという世界でこのQも推していません。 しかし、日本人好みのスタンダードジャズを聞かせることで有名です。手許に11枚あり、比較的数多い、アルバム数でした。数枚、Youtubedeでも見つかり、整理した結果が下の通りです。BGMとして、聴きやすいジャズです、いくつかお試しください。 今週のジャズ お勧め回数 94回目 日時 2017・12・29 音源 生年 1983  結成 ケッセイ 演奏者 Manhattan Jazz Quintet 演奏者国籍 アメリカ 楽器分類 楽団 ガクダン Myベストアルバム★ Manhattan Jazz Quintet ★ 主なアルバム名と推薦本 Autumn In New York Manhattan Jazz Orchestra – Moanin' 1989 (full album) Caravan Manhattan Ja

毎日のクラシック曲(第429回)附インターネットラジオ局について

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 今日のお勧め曲はモーツアルトの「ミサ曲K317(戴冠式ミサ)」を聴いてみる事にしました。宗教音楽ながら人間的な暖かみのある曲で、天才、モーツアルト23歳の時の作品とある、「戴冠」と名がついているが、聖母像の戴冠式に演奏されたとされてますが、諸説あり、作られた時期(いつもぎりぎりに出来上がる〕から、復活祭のミサ用に作られたとも有ります。面白いことに、その後のレオポルト2世の戴冠式に演奏され、定着したとある。楽譜の解釈は学者にも、楽しいことでしょう。  ミサ曲形式の6章からなる、曲です。モーツアルト本人は余り、長いミサを好まなかったようです。今も昔も、発注者の意向に従わざる得なかったようですが30分ほどでした。手許にはカラヤン盤のみあり、 全面的にYoutube のお世話になりました。プロの推すアルバムを検索した結果を下に記します。おそらく、時間をかければ、もっと見つかる、 お目出度い時の宗教曲の 名曲の一つです。ピノック、アーノンクール( 原文 リハーサル解説付き)、トンコープマン の 2-3まいのアルバムはいかがでしょうか。 ①今日のお勧め曲 日時(date) 28-Dec-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) Youtube 作曲者(composer) Mozart 分類(Classification) 宗教曲&歌曲 曲名(Song Title) ミサ曲ハ長調(戴冠式ミサ)K317 演奏者(Performer) 指揮者(conductors) Herbert Von Karajan 楽団(Orchestra) 専門家推薦盤(Expert recommendation ) Mozart, Kronungs Messe K 317, Rafael Kubelik クーベリック Mozart - Missa Brevis in C KV 317 [COMPLETE!!] (Coronation Mass) by Ton KOOPMAN トンコープマン

毎日のクラシック曲(第428回)附動画配信サービスについて

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 今日のお勧め曲はフランクの「ピアノと管弦楽のための交響的変奏曲」を聞いてみることにしました。全く初めて聴く曲です。レコ芸500がこの15分ほどの曲を選ぶにはそれだけの意味があろうと考えました。分類は何だろうから始まり、手許の解説書をいくつか調べたところ、音楽鑑賞事典でようやく、解説が見つかった曲です。フランクは交響曲とVnソナタが特に有名です。ピアニストを目指していたので、ピアノ曲もいくつか残しているようです。(前奏曲とアリアと終曲、 前奏曲コラールとフーガなど)  評価は「一連のピアノ曲中(上述?)最も傑作で、ピアノ協奏曲のような感じで、フランクらしい美しさが終始生かされた、澄明な曲」とある。最近は演奏される機会が少ない曲の様ですが、著名プロ評論家10人による選曲で推薦されていました。  おそらく、手許に1枚もないことが想像できるので、全面的にYoutubeのお世話になりました。 結果は下の通りで、有名なピアニストの演奏が数多くあり、意外と有名だった曲です。プロの推す、ワイセンベルグ・カラヤン盤はみつからなった。フランス作曲家好みで フランク嫌いの宮城谷氏はさすがに選曲はなかった。 お勧めはギーゼキングとルービンシュタイン、若いラ・ローチャはどうでしょうか 今日のお勧め曲 日時(date) 27-Dec-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) Youtube 作曲者(composer) Franck: 分類(Classification) 管弦楽曲(?) 曲名(Song Title) Franck: Symphonic Variations (ピアノと 管弦 カンゲン 楽 ガク のための 交響的 コウキョウテキ 変奏曲 ヘンソウキョク ) 演奏者(Performer) ギーゼキング 指揮者(conductors) Franck: Symphonic Variations, Gieseking & Karajan (1951) フランク 交響的変奏曲 ギーゼキング&カラヤン 楽団(Orches

毎日のクラシック曲(第427回) Debussy

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 今日のお勧め曲はドビュッシーの「版画」を選んでみました。ドビュッシーはフランスの作曲家でも特に有名で、当初ピアニストを目指していたこともあり、ピアノ作品に傑作が揃っています。和声やペダルの効果的に利用する手法が画期的といわれています。その初期的な曲として、この作品が上げられます。  全3曲からなる、15分弱の短い曲です。殆ど、他の曲とアルバムが作られており、個別に取り出すのも不思議ですが、レコ芸500はあえて、ピアノ作品集としない理由があるのでしょう。  手許に3枚見つかりました、おそらく、もっとあるはずですが、探しきれなかった。時間節約のため、Youtubedeで検索して、整理した結果が下の通りです。ピアノの難易度はどうだろうかと調べたら、  ピアノの ヘンレの 難易度*では中級(A+)が第2曲、上級(S)が第1、第3曲との事.ちなみに ドビュッシーの 最難易度( SS+) は「12の練習曲集」の7,12番だそうだが今回は レコ芸500では 推されていない曲。  昨日のクリスマスは一杯プレゼントをあげましたか、もらいましたか、いくつになっても うれしいものです。 このブログでは、ジャズとクラシックの名作をお贈りしました。 今日のお勧め曲 日時(date) 26-Dec-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Debussy 分類(Classification) 器楽曲 キガクキョク 曲名(Song Title) Estanmpes (版画) ハンガ 演奏者(Performer) Samson François 指揮者(conductors) 楽団(Orchestra) 専門家推薦盤(Expert recommendation ) Walter Gieseking Michel Béroff ベロフ Claude Debussy, Images Livres I et II, Estampes,

毎日のクラシック曲(第426回)Berg

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 今日のお勧め曲はベルグの「ヴァイオリン協奏曲」を選んでみました。個人的には殆ど、聴いた記憶のない名曲が残っていました。ひときわ、甘く、妖しい官能的な響きから、美人のVnソリストが弾くと、「ぞくぞく」するようだと解説にありました。 「ある天使のために」という副題の意味も複雑な内容を持つ曲です。調べてみると、やはり、著名な女性Vnニストが演奏しています。  この曲は意外に、手許にアルバムがない曲で、最近、CDとして市販されることの少ない、曲なのでしょうか、幸い、プロが第1に推す、スターンのアルバムが見つかりましたが、殆ど、Youtubeのお世話になりました。結果は下の表のとおりです。プロは男性を推しますが、イザベル・ファウスト、 諏訪内、ムター、と歴史的名演のIsaCStern はいかがでしょうか。 今日のお勧め曲 日時(date) 25-Dec-17 ジャンル(Genre) 音源(sound source) 作曲者(composer) Berg 分類(Classification) 協奏曲 キョウソウキョク 曲名(Song Title) ヴァイオリン協奏曲 演奏者(Performer) Isaac Stern 指揮者(conductors)  Leonard Bernstein 楽団(Orchestra) New York Philharmonic Orchestra 専門家推薦盤(Expert recommendation ) Alban Berg - Violinkoncert - Til minde om en engel - Isabelle Faust - DRSO - Thomas Dausgaard イザベルファウスト Concerto] Berg, Violin Concerto [Akiko Suwanai, Pierre Boulez, Gustav Mahler Youth Orchestra 諏訪 スワ 内 ナイ Berg Violin