毎日のクラシック曲(第258回) Haydn&美人Vn演奏家集
今日のお勧め曲はハイドンの「交響曲 第103番 (太鼓連打)」を選びました。第1楽章のテンパニの連打が特に有名です。ハイドンは交響曲の「父」といわれるだけに、わかっているだけで、108曲あるそうです。主に演奏されるのはその中で15曲ほどです。今回レコ芸500では6曲のハイドンの交響曲を推しています。
ハイドンは約30年間、侯爵の私設楽団の楽長を務め、このときに多くの曲を作曲したようです。
この曲はロンドンに渡って、書いた6曲の交響曲を含め、「ザ・ソロモンセット」の12曲の一つです。ソロモンは音楽会のマネージャーで、ハイドンのロンドンの興行を仕切ったとのこと。ハイドン時代のオーケストラの構成は弦楽器28人(vn*22,Va*2,Vc*2,bass*2)、管楽器6(3種*2)人の計34人の小さい編成と言われています。
ハイドンの数多くの交響曲を、シリーズで演奏している、指揮者・オーケーストラグループもあります。最近は、編成を小さくして、当時を模したスタイルで、演奏されることも多くなってきました。プロの推すリストの主なところは下の通りですが、室内楽団で演奏される演奏も好評価をえています。演奏スタイルを比較しながら、楽しめる曲といえます。
今日のお勧め曲
|
ソロモンとの契約について、興味がありましたので、少し、調べてみると、契約の詳細が解説書にあり、当時はオペラ1作と交響曲12曲は各300ポンド、ロンドンでの演奏会は200ポンド・回で当時のレヴェルでは破格な契約金額といわれています。大体、1ポンド、20,000円という説もあり、1890年代は200ポンドぐらいが平均サラリーマンの年収のようです。ざっと計算してもかなりの金額でしょうか。
前集に続き、vnの美人演奏家を3人、youtubeで検索し、手許のマイラブラリーに追加しました、是非お試し下さい。詳細は適宜拡大ください。著作権上、取り扱いに注意ください。
Janine Jansen |
Hilary Hahn |
コメント
コメントを投稿