続自由時間のクラシック(411) 日本人名指揮者(6)小澤征爾を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは世界の名指揮者に入る、「小澤征爾」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。今回で、日本人指揮者シリーズを終える予定で、最後に「小澤征爾」に登場していただきました。日本人指揮者では、断トツの知名度の指揮者です。85歳を超えられたそうです。最近は、さすがに、立って、指揮する、姿は拝見できなくなり、イスに座って、タクトを振っておられます。

 水戸饗での指揮を拝見する機会を失し残念でした。手許のアルバムも29枚もあり、レコ芸500シリーズでも、日本人で、最もおおく、23曲も推薦されておられます。Youtubeに公開されている、アルバムを時間をかけて、じっくり検索してみました、詳細は下の表のとおりです。著作権の関係で、相当絞られて、投稿されているようですが質と量は、さすがに、小澤征爾の実力です。

 実際に録音され、CD,DVDとして販売されている量は膨大で不明です。アメリカ、欧州の有名オーケストラの客演もあります。昨年、ボストン市から「小澤征爾の日」の表彰を受けるぐらい、ボストン饗での活動に見張るものがあります。このブログで詳細を書きたいが、紙面の関係で限界があるのは残念です.

 いつも、話題にされる、N饗との不和や和解などもありますが、現実に日本人指揮者の欧米での活躍の道を切り開き、作ってこられた、第一人者です。「人となり」はウキペデアや    Webで数多く足跡を知ることができます。今日はその中でWebで見つけた、一つの文章を記しておきます。

「小澤征爾が29年に渡り、音楽監督を務めたボストン交響楽団。同交響楽団の本拠地、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市が、小澤氏の85歳の誕生日である2020年9月1日を「Seiji Ozawa Day (小澤征爾の日)」に認定した。海外の都市で、日本人のための記念日が制定されるのは大変珍しい。この日、マーティン・J・ウォルシュ ボストン市長は宣言書を発表した。

 この一文が彼の偉大さを物語っています。今日は膨大なリストから、「Beethoven  Symphony No. 7」、「Bartók - Concerto for Orchestra」、「Anne-Sophie Mutter - Takemitsu: Nostalghia」、「MITSUKO UCHIDA ~ Beethoven Piano Concerto # 5 」の4点を選んで聴いてみることにします。下のリストをコピー&ペーストするだけで、小澤征爾の名演奏を愉しむ事ができます。是非いくつかお試しください。

明日からは、日本人の「鍵盤楽器奏者」特集を始めるよていです。

今日のお勧め曲

公開日                       2021・6・03
作曲家名                          小澤征爾
読み                             ア行
音源                           Youtube
出生地:                        旧 満州国・奉天市
死亡:                         -
分類                           日本人指揮者
主な代表作 ウキペデアより抜粋
     アルバム集
ラヴェル管弦楽全集(ボストン交響楽団)(ドイツ・グラモフォン)
マーラー交響曲全集(ボストン交響楽団)(フィリップス)
ブラームス交響曲全集(サイトウ・キネン・オーケストラ)(フィリップス)
ベートーヴェン交響曲全集(サイトウ・キネン・オーケストラ)(フィリップス)
春の祭典(シカゴ交響楽団)(RCA)
カルメン全曲(フランス国立管弦楽団)(フィリップス)
プロコフィエフ交響曲全集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)(ドイツ・グラモフォン)
ドヴォルザーク交響曲第8番、交響曲第9番(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
     (フィリップス)
   ・ 他多数
経歴
カラヤン、バーンスタインに師事した後、シカゴ響のラヴィニア・フェスティバル音楽監督、
     トロント響、サンフランシスコ響の音楽監督を歴任し、1973年にボストン交響楽団の
     第13代音楽監督に就任(タングルウッド音楽祭芸術監督は1970年より)、
     アメリカのオーケストラ史上でも異例の29年という長期にわたってその任を務め、
     世界最高のオーケストラの一つとの評価を確立した。さらに2002年秋から2010年春まで
     ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。
ヨーロッパでの評価と人気は絶大なものがあり、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、
     パリ・オペラ座など世界的オーケストラ・歌劇場で定期的に出演。
     中国とは1978年に中国政府の公式招待による訪中以来、度々意義深い音楽・
     文化交流を果たしている。
ウキペデア他より "小澤 征爾(おざわ せいじ、1935年9月1日 - )は、日本人指揮者。2002年-2003年のシーズンから2009年-2010年のシーズンまでウィーン国立歌劇場音楽監督を務めた世界的な指揮者である。栄典・表彰歴として、文化勲章受章など。主な称号は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員、ボストン交響楽団桂冠音楽監督、セイジ・オザワ 松本フェスティバル総監督、新日本フィルハーモニー交響楽団桂冠名誉指揮者など。楽曲について予習をする際、白地の五線譜に自ら各パートを書き写している1972年6月、日本芸術院会館で日本芸術院賞授賞式に出席した際、経営危機だった日本フィルについて「皇室が交響楽団のパトロンになってほしい」と昭和天皇に直訴したこともある"

手許CD(29) HDD内に下記リストを保有しているようです。

Youutbe検索結果より

Bartók - Concerto for Orchestra (Boston Symphony Orchestra, Seiji Ozawa) ★★
    ・ Anne-Sophie Mutter - Takemitsu: Nostalghia - Seiji Ozawa/
     Vienna Philharmonic Orchestra ★★
Beethoven  Symphony No. 7 in A major, Op 92 Seiji Ozawa /
      Saito Kinen Orchestra ★★
Beethoven Symphony No. 9 - Seiji Ozawa & Radek Baborák - 
              Mito Chamber Orchestra (ベートーヴェン)
Beethoven's Symphony No. 8 (Seiji Ozawa, Boston Symphony Orchestra)
Brahms : Symphony No.1 / ブラームス 交響曲第1番
             (アンコール有 生放送ノーカット版)【小澤征爾 / サイトウ・キネン・オーケストラ】高画質 高音質
Dvorak: Stabat Mater, op.58 - Seiji Ozawa(1978 Live)
Dvořák: Symphony No.9 in E minor - Ozawa / Wiener Philharmoniker
Hans Gansch - Alpine Symphony (Seiji Ozawa with Vienna 
                Philharmonic Orchestra 1994)
Ludwig van Beethoven: “Choral Fantasy” op. 80 - Seiji Ozawa, Martha Argerich
MITSUKO UCHIDA ~ Beethoven Piano Concerto # 5 / 
                Seiji Ozawa / Saito Kinen Orchestra ★★
Schubert Symphony No 8 B minor Unfinished Seiji Ozawa WPO
Schubert Symphony No 9 C major The Great Seiji Ozawa Saito Kinen Orchestra
Seiji Ozawa & SKO - Saito Kinen Festival 2001 - All Beethoven Program
Seiji Ozawa Beethoven 交響曲 No 5 (運命)
Seiji Ozawa, Junko Onishi Trio - Gershwin Rhapsody in Blue / 
                Saito Kinen Orchestra - Video 2013 ★
Shostakovich: Symphony No.5/Ozawa.Saito Kinen Orchestra
Tchaikovski. Serenade for strings. Seiji Ozawa. ★★
Tchaikovsky: Serenade for Strings / チャイコフスキー弦楽セレナーデ
              【小澤征爾 / サイトウ・キネン・オーケストラ】高音質
小澤征爾 春の祭典
齋藤管弦樂團1990年倫敦音樂會 Saito Kinen Orchestra London Concert, 1990
チャイコフスキー 1812年(序曲) 小澤征爾 
ドキュメンタリー『OZAWA』/ DOCUMENTARY "OZAWA" (1985)
ブルックナー/交響曲第2番ハ短調◇小澤征爾/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団◇
               1999年ウィーン芸術週間
ベルリオーズ/レクイエム - 小澤征爾/ボストン響他 1994.12.10、
               サントリーホール *当時の皇太子御夫妻御臨席 
マーラー復活 小澤指揮ボストンシンフォニー 


「筆者手許の小澤征爾アルバムリスト」です。29枚あるようですが、
同じ曲がいくつか重なっています。




Bartók - Concerto for Orchestra」です。
アメリカで最も長く指揮したボストン饗です。

Takemitsu: Nostalghia」です。来日した、
ムター、ウイーンフイルとの共演です。
最近はさすがに椅子に座っての指揮が多くなりました。

Beethoven Piano Concerto # 5」です。
内田光子さんとの共演です。



Beethoven  Symphony No. 7」です。
好きな7番以外もいくつか聴けるようです。検索して、お試しください。


追記

コロナワクチンの2回目(5/30)をおえ、まる、3日過ぎました。風邪の症状と同じ、微熱と気だるさのピークは2日目で、「熱冷ましシート」を腕と首筋に張り、市販の解熱剤(医者の指示)を2度、飲むだけで、心配した、ワクチンショックもなく、ほぼ、正常に戻ったようです。抗体が出来るまで、数日かかりそうですが、明日からは、近くのジムに行く、勇気が出てきました。このブログをご覧の方、余り心配する必要はないようです。是非、接種ください。とりあえず、経過報告まで。おかげで、本ブログも休むことなく、投稿できました。今週末「かみさんの予約(1回目)」もとれ、上手く、先導できればとおもっています。

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