続自由時間のクラシック(412) 日本人鍵盤楽器奏者(2)中村紘子を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは世界的にも日本を代表するピアニストの一人であった。「中村紘子」のアルバムをいくつか採りあげて聴いてみることにします。とにかく、優等生のピアニストで、数あるピアノ国際コンクールで日本人として、65年の第7回ショパン・コンクールで入賞および最年少者賞の快挙を達成しています。

 以降、日本のピアニストの代表的存在として国際的に活躍された方で、ショパンコンクール入賞以後、世界各国で演奏活動を続ける一方で、ショパン、チャイコフスキー、アルトゥール・ルービンシュタイン、ブゾーニをはじめとする様々な国際コンクールの審査員を務められている。同期には、小澤征爾、堤剛、江戸京子などがおり、この世代がいわゆる桐朋の黄金時代とされている。

 これまで、の演奏活動は国内外3800回をこえ、多くのアルバムが残っています。「20世紀最高の音楽批評家の一人とされるハロルド・ショーンバーグ(ピューリッツァー賞受賞)は、そのピアニストに関する代表的な名著『偉大なピアニストたち』(「The Great Pianists」Random House 1987)の中で東洋人ピアニストとしてただ一人中村紘子の名を挙げ、その特色を「絢爛たる技巧」と「溢れる情感」そして特に「ロマンティックな音楽への親和力(affinity)」にあると評した。

 また、ノンフィクション作家・エッセイストとしての顔も持ち、1989年には『チャイコフスキー・コンクール』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した多彩なピアニストです。残念ながら2016年7月にガンで逝去されました。「人となり」についてはウキペデア、公式HPや色々なWebで詳細に紹介されていますので、ご参照ください

 彼女の演奏アルバムはなぜか、レコ芸500シリーズでは1枚も推薦されていません。不思議な国内プロ評論家の評価でした。手許には6枚とこちらも少なく、驚きました。現役に近いので、Youtubeで投稿され、聴けるアルバムは少ないと思われましたが、意外と多く、検索できました。検索するとまだまだ、みつかるようです。追加検索してお愉しみください。

 今日は下のリストの中で、あえて、手許にもある、ショパン作品以外から、「ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」」、「Rachmaninoff Piano Concerto No.3」と「Tchaikovsky Piano Trio a-moll op.50 」の3点を選んで聴くことにします。

今日のお勧め曲

公開日                         2021・6・07

演奏家名                            中村紘子

読み                                ナ行

音源                             Youtube

出生地:                             甲州市

死亡:                            2016年7月

分類                               鍵盤楽器

主な業績 ウキペデア、公式HPより抜粋

1)レコーデイング

演奏会に加えてレコーディングも活発で、1968年ソニー・レコードの専属第1号アーティストになっ  て以来リリースされた50点近い録音は、クラシックとしてはすべて桁外れの売れ行きを示している。

2)コンクールの審査員

チャイコフスキー・コンクールの審査員をつとめて以来、ショパン、ロン・ティボー、ヴァン・クライバーン、リーズ、ダブリン、ブゾーニ、シドニー、パロマ・オシア、北京、上海など数多くの国際コンクールの審査員

3)若手の育成

近年は、広く国内外の若手ピアニストの育成や紹介に努め、1994年から15年間にわたって浜松国際ピアノコンクールの審査委員長として活躍。多くの俊英ピアニストを世に送り出すとともに、浜松国際ピアノコンクールを世界的権威のあるものに育成し、「世界のハママツ」の名を確立した

4)褒章他

日本芸術院賞・恩賜賞、紫綬褒章を初めとして、NHK放送文化賞、N響有馬賞、エクソンモービル音楽賞などを受賞。加えて、アルトゥール・ルービンシュタイン・ゴールドメダル、ポーランド共和国コマンダリー勲章、ポーランド共和国文化勲章「グロリア・アルティス」ゴールドメダルなどピアニストとしての国際的受賞も多く、その活躍に対して外務大臣表彰を受けている。また前述の大宅壮一ノンフィクション賞、文藝春秋読者賞などの文学賞や、ダイヤモンド・パーソナリティ賞、ダイアモンド・レディ賞といった音楽賞以外の受賞も多い。

ウキペデア他より 中村 紘子は、日本のピアニスト。 1965年のショパン国際ピアノコンクールで、日本人として、田中希代子の1955年初入賞以来、10年ぶり2人目の入賞者として広く知られている。 夫は小説家の庄司薫。国内外3800回を越える演奏会を行いながら、後年はコンクールの審査員や著述業に進出した。桐朋学園の「子供のための音楽教室」の第1期生で、4歳から井口愛子に師事した。同期には小澤征爾、堤剛、江戸京子などがおり、この世代がいわゆる桐朋の黄金時代とされている。慶應義塾幼稚舎在学中、1953年から1954年頃に両親が離婚。母に育てられる。1954年、全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学生の部で全国第1位入賞。慶應義塾中等部に進み、1958年、全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の部で全国第1位入賞。1959年、日本音楽コンクールで第1位特賞を受賞した

手許CD(6) ①Chopin Piano Sonata、②Adieu~中村紘子が選ぶショパン名曲集、③チャイコフスキー四季・ピアノ曲集、④Rhapsody On A Theme Of Paganini, Piano Concerto No.1、他

Youutbe検索結果より

Chopin Piano Concerto No.1 Op.11 ♪ Hiroko Nakamura (2009)

Tchaikovsky Piano Concerto No.1 1st.Mov. ♪ Hiroko Nakamura (1988

CHOPIN Scherzo Op.31 ♪ Hiroko Nakamura (1985)

CHOPIN Fantasie Op.49 ♪ Hiroko Nakamura (1973)

Liszt Trois études de concert "Un sospiro" Hiroko Nakamura (1968)

Liszt Mephisto Waltz ♪ Hiroko Nakamura (1985) 

Rachmaninoff Piano Concerto No.3 3rd.Mov. ♪ Hiroko Nakamura (1985) ★★

ムソルグスキー 作曲 組曲「展覧会の絵」 ピアノ 中村紘子 ★★

モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番ニ長調K 537「戴冠式」

     (中村紘子/ヘルベルト・ブロムシュテット/NHK交響楽団 1983年11月18日) 

中村紘子「展覧会の絵を出品するピアニスト達」

Mendelssohn, Felix Piano Trio No.1, Op.49 ★

Tchaikovsky Piano Trio a-moll op.50 ♪ Hiroko Nakamura (2007) ♪★★

公式HP http://www.nakamurahiroko.com/


Rachmaninoff Piano Concerto No.3」です。難曲です。
少し古い映像ですが、いかがでしょうか

ムソルグスキー 作曲 組曲「展覧会の絵」」です。
ショパンだけないのを証明してくれます。

Tchaikovsky Piano Trio」です。珍しいアルバムです。
桐朋の同窓会のメンバでしょうか

追記
家内もコロナワクチンの第1回目が土曜日に無事終了、幸い、家内も1回目は軽いようです。筆者が5月はじめに受けてから、相当数のワクチンの供給が自治体になされ、接種場所も混雑してきました。お蔭様で、我が家の老夫婦は6月中にコロナの恐怖が軽減されそうです。今日から、近くのスポーツジム(徒歩5分)に行く予定です。マスクにはいつもどおり、する予定です。京都・奈良めぐり再開と陶芸教室は7月頃になりそうです。盆休みには孫に会えるのが、愉しみです。やはり、コロナショックは1年続いたことになるようです。


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