続自由時間のクラシック(423) 日本人鍵盤楽器奏者（13）近藤嘉宏を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは日本を代表する若手ピアニスト、「近藤嘉宏」のアルバムを幾つか聴いてみることにします。昨日の｢関孝弘｣氏と較べ、積極的にＳＮＳを活用されている、ピアニストで、今後も、数々の名演奏を聴かせてくれる楽しみな、演奏家の一人でお勧めできる方でしょう。

　ピアニストの実力はオーケストラをバックに協奏曲で発揮できるといわれています。演奏に集客力がないと、大きなホールを満員にすることができないので、ホールの責任者も必ず、お客を呼べる人を選んでいます。室内楽曲やソナタ曲の演奏との規模の違いがあるようです。しかし、プロの評論家は必ずしも、集客力で評価をしないようです。レコ芸５００の｢名曲・名盤」では、彼の名前は有りません。少し若い世代の海外で活躍する｢小菅優｣の方が評価が高いようです。将来のレコ芸には必ず、登場するはずですが。期待しています。

　今日の「近藤嘉宏」は１９９５年に国内デビューして、２０年近くなり、これからの円熟味の出て来る人でしょう。手許のアルバムではショパンとベートヴェンが数枚あるだけですが、Ｙｏｕｔｕｂｅで検索すると、意外に多くのアルバムが公開されています。内容は協奏曲、ソナタ曲、室内楽とピアニストとしての演奏の王道を進んでおられます。　難易度の高い曲も弾きこなす実力者で、今後の愉しみが窺えます。

　「人となり」を読むと「大学卒業後ミュンヘン国立音楽大学マイスターコースにおいて名匠ゲルハルト・オピッツのもと更なる研鑚を積み、92年ミュンヘン交響楽団との共演でデビュー、大成功をおさめる」とあります。また、「日本を代表するピアニストとして第一線で活躍。これまでDenon、Philips、Deccaをはじめとする数多くのレーベルから30タイトル以上のCD及びDVDを国内外でリリース、その内容もソロ、協奏曲、室内楽と多岐に渡る。」とあります。

　写真を拝見するとイケメンで、女性ファンが多い、現代の若手ピアニストです。詳細はブログを公開されていますので、是非、一読ください。今日は手許のアルバムから珍しい「井上陽水いっそセレナ-デ」を聴きながら、ブログをまとめましたので、Ｙｏｕｔｕｂｅの数多い、検索結果から、選曲に悩みながら、｢Rachmaninoff:Piano Concerto No.2｣、｢千葉純子×近藤嘉宏　デュオリサイタル｣と｢Brahms:Piano Quintet｣を選んで聴いてみることにします。

今日のお勧め曲

公開日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２１・６・２２

演奏家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近藤嘉宏

読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カ行

音源 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

出生地： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川崎市

死亡： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー

分類 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピアニスト

主な経歴と ディスコグラフィー　ウキペデア他より抜粋

・ 英雄ポロネーズ/ピアノ名曲集（1996）

・ エリーゼのために / ピアノ名曲集2（1996 ）

・ ロミオとジュリエット～シネマ・オン・ピアノ（1997 ）

・ 別れの曲～ショパン２４の練習曲集（1997 ）

・ ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第14番ハ短調作品27の2<月光>（1998 ）

・ 「アダージョ・カラヤン」へのオマージュ（1999 ）

・ ショパン・リサイタル（1999 ）

・ ラヴェル作品集 ピアノ協奏曲 ト長調ほか（2000 ）

・ DREAMS COME TRUE いつのまに a-mix feat.Yoshihiro Kondo 

　　　　　※ピアノ・バージョン（2001 ）

・ 幻想即興曲（2002 ユニバーサル）

・ ピアノ名曲ベスト（2003 ）

・ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番&第14番&第23番&第26番（2004 ）

・ ショパン:ピアノ協奏曲第1番（2005 ）

他多数

受賞暦

1987年 - 日本音楽コンクールピアノ部門第2位

ウキペデア他より 近藤 嘉宏（こんどう よしひろ、1968年6月13日 - ）は、神奈川県出身の、日本のピアニスト、桐朋学園大学を首席卒業。1987年日本音楽コンクール第2位。大学卒業後ミュンヘン国立音楽大学マイスターコースにおいて名匠ゲルハルト・オピッツのもと更なる研鑚を積み、1992年ミュンヘン交響楽団との共演でデビュー、成功をおさめる。国内では1995年に正式にデビュー。翌1996年にはCDデビューを果たし一躍注目を浴びる存在となる。以来、日本を代表するピアニストの一人として第一線で活躍。これまでDENON、Philips、Deccaを始めとする数多くのレーベルから30タイトル以上のCD及びDVDを国内外でリリース、その内容はソロ、協奏曲、室内楽と多岐に渡る。これまでに数多くの国内外のオーケストラに客演し、ネーメ・ヤルヴィ、トーマス・ザンデルリング、クリスティアン・マンデアル、外山雄三、広上淳一など多くの指揮者と共演を重ね、その音楽性に厚い信頼が寄せられている。またプロデューサーにギタリストの鈴木大介を迎え、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音、深化した音楽性に高い賞賛が寄せられている。

手許CD(５） 下表の手許リスト　Chopin:２４ Etudes　他

Ｙｏｕｔｕｂｅ検索結果より

・ Chopin:12 Etudes Op.25/Yoshihiro KONDO[live 1997]

・ Beethoven:"Appassionata"/Yoshihiro KONDO[live 2016]

・ SMC 『千葉純子×近藤嘉宏　デュオリサイタル』★★

・ Rachmaninoff:Piano Concerto No.2/Yoshihiro KONDO[live 2001]　★★

・ Chopin:12 Etudes Op.10/Yoshihiro KONDO[live 2007]

・ Tchaikovsky:Piano Concerto No.1/Yoshihiro KONDO[live 2002]

・ Chopin:Piano Sonata No.3/Yoshihiro KONDO[live 1999]

・ Schubert-Liszt:Wanderer-Fantasie/Yoshihiro KONDO[live 2004]　★

・ 【対談リレー】ヴァイオリニスト 西野 ゆか × ピアニスト 近藤 嘉宏

・ Schumann: Piano Quintet E-flat major Op.44

・ Chopin:Piano Concerto No.1/Yoshihiro KONDO[live 1999]　★★

・ Dvoｒｚａk:Piano Quintet/Y.Kondo&Szymanowski Quartet[live 2013]

・ Yoshihiro Kondo plays Franz Liszt's "Réminiscences de NORMA

・ Brahms:Piano Quintet/Yoshihiro KONDO&Quartet Excelsior　★★

・ Chopin:Piano Concerto No.2/Yoshihiro Kondo[live 2013]　★★

・ 追加検索ください。

公式ブログ https://ameblo.jp/yoshihiro-kondo/

「近藤嘉宏の手許リスト」です。１０年ほど前に集めた５枚のアルバムです。

「Rachmaninoff:Piano Concerto No.2」です。難曲を簡単に弾きこなしています。

「千葉純子×近藤嘉宏　デュオリサイタル」です。
いい演奏です、是非、いかがですか、お試しください。

「Brahms:Piano Quintet」です。名曲です、是非お試しください。