続自由時間のクラシック〔713〕現代の名オーボエ奏者のThomas Indermuhle を聴く

 今日の続自由時間のクラシックはようやく、朝晩が涼しくなり、オーボエの音が丁度良い季節となりました。今日は「Thomas Indermuhle」のオーボエの音色をいくつか採り上げて聴いてみることにします。「Thomas Indermuhle」は手許には3枚もあるのですが、不思議な事に、レコ芸では1点のみ、推されていますが、巻末の演奏家インデックスになく、どうするか悩みましたが、現代の名演奏家シリーズで2人目のオーボエ奏者に登場願いました。

 オーボエの名曲としては他の指南書を含めても数少なく、下の表に記すぐらいです。このクラスの演奏家になると、作曲家が提供してくれることも多いので、Youtubeを頼りに検索した結果、トピック内に数多くアルバムが公開されておりました。今日は充分すぎるくらい、オーボエの音色に浸ることができそうです。

 さて「人となり(訳文)」をいくつかピックアップしますと「1951年にベルンでスイスの音楽一家に生まれたトーマス・インダーミューレは、パリのフライブルク音楽大学でハイインツ・ホリガーとモーリス・ブルグに師事。 1974年プラハ国際コンクール入賞、1976年コロンビア国際ARDコンペティション優勝。」

「国でソリストとして演奏しているマンフレッド・トロヤーン、ヴォルフガング・リーム、西村昭、デヴィッド・フィリップ・ヘフティなどの主要な作曲家が彼のために協奏曲を書いています。」とありました。

「インダーミューレは指揮も始め、定期的にアンサンブル・クープラン、イギリス室内管弦楽団、その他のアンサンブルに出演している。指揮者としての彼の仕事と彼の生徒たちとの仕事。が集まっているもう1つの分野です。Indermühleはチューリッヒ芸術大学 (ZHdK) でオーボエのクラスを何年も指導してきました。1989年、カールスルーエ音楽大学が彼を教授に任命した。」ともありました。 草津で開かれる、草津夏期国際音楽アカデミー音楽祭にも講師として参画されておられる様で、知日家の演奏者といえます。

 今日は手許のアルバムから「Play Schmann」を聴きながら、ブログを纏め、検索できた、アルバムリストから、日本人の作曲家の作品も入れ、聴く機会の少ない曲を選んで、「Bach - Concert for oboe - BWV 1053」、「Telemann - Suite 2」、「Strauss - Oboe concerto」、「Vivaldi: Chamber Music」と「Karura: Works for Oboe Solo」の計5点を聴いてみることにします。オーボエを聴く機会が少ないで、今日省いた、★★★の名曲・名盤は後日、再度聴くことにします。

今日のお勧め曲

公開日                            2022/9/1

演奏家名                          Thomas Indermuhle

読み                             トーマス・インデアミューレ

音源                                                                                         Youtube

出生地:                                                                                 スイス(ベルン)

生年                                                                                          1951年10月

死亡:                                                                                           ー

分類                                                                                             管楽器奏者 

知名度                                                                                  名オーボエ奏者

レコ芸500&200CD 管楽器、管楽器の名曲名演奏のオーボエ名曲としての推薦曲

プーランク オーボエ ソナタ

モーツアルト オーボエ協奏曲

R・シュトラウス オーボエ協奏曲

ヴォーン・ウイリアムズ オーボエ協奏曲

サンサーンス オーボエ ソナタ

モーツアルト オーボエ四重奏曲◎

レコ芸500 2017では1点推薦 ◎

人となりウキペデア他より 1951年、スイス(ベルン)の音楽一家に生まれる。フライブルク国立音楽大学でハインツ・ホリガーに師事し、パリでモーリス・ブルグに学んだ。その後、数年にわたりアムステルダムのオランダ室内管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・オーボエ奏者を務めた

推薦図書

レコ芸500 2017 音楽之友社 ◎

200CD 管楽器 立風書房◎

管楽器の名曲・名演奏 伊藤◎

クラシック不滅の名盤2007 音楽之友社

名盤鑑定百科 各編 吉井著

私だけのクラシック、宮城谷

手許CD(3) 詳細は下記参照ください。

Youtube検索結果より 

 視聴回数の多い、短い曲抜粋 ★★★

Vivaldi Concerto für Oboe in C-Dur RV447 Thomas Indermühle, Strings of Birds

Antonio Pasculli - La Favorita - Thomas Indermühle

OboeOrch.Conc.Thomas Indermuhle LudwigAug.Lebrun 1/3

Quintet for Flute, Oboe, Violin, Viola and Cello in D Major: I. Allegro con brio

Bach - Concert for oboe - BWV 1053  ★★

Capriccio ★★★

Oboe Concerto: I. Rondo pastorale. Allegro moderato

Telemann - Suite 2, B-Dur, aus "6 Konzerte, 6 Suiten" TWV 42 (1734)★★

Indermühle, Hummel Introduction, Kusatsu Academy

2つのリラ・オルガニザータのための協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIh/1: III...★★★

 20分以上のアルバムより抜粋★★★

Strauss - Oboe concerto - Thomas Indermühle ★★

Francis Poulenc - Sonata for Oboe and Piano ★★★

オーボエ・ソナタ ニ長調 作品166

 トピックで公開されているアルバム。★★★

Rameau: 5 Concerts ★★★

Nishimura: Karura

Couperin: Nouveaux concerts, Complete ★★★

Vivaldi: Chamber Music ★★

Karura: Works for Oboe Solo ★★

Famous Oboe Sonatas

Contemporary Oboe Solo

Mozart: Oboe Sonatas (Arr. for Oboe and Piano) ★★★

Italian Opera Fantasy ★★★

Britten, Haas, Hindemith ★★★

指揮者・演奏者追加情報 自ら主宰する「アンサンブル・クープラン」では指揮者、また教師としても熱心に活動を続けている。1984年からチューリッヒ音楽大学でオーボエのクラスを持ち、1989年から、カールスルーエ国立音楽大学に教師として招かれている。レコードは、フィリップス、イェックリン、EMI、クラーヴェス、ノヴァリス、カメラータ・トウキョウより多数発売されている。」とありました。



「Thomas Indermuhleの手許リスト」です。
3点保有していました。シューマンのアルバムを聞くことにします。


「Bach - Concert for oboe - BWV 1053」です。
先ずこちらはいかがでしょうか、全曲聴けそうです。

「Telemann - Suite 2, B-Dur, aus "6 Konzerte, 6 Suiten" TWV 42」です。
初めて聴く曲の様です。


「Strauss - Oboe concerto」です。
名曲・名盤です。いかがでしょうか


「Vivaldi: Chamber Music」です。
指南書には有りませんが、いかがでしょうか


Nishimuraの
「Karura: Works for Oboe Solo」です。
こちらも初めて聴きます。2つありましたが、こちらを聴いてみます。


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