続自由時間のクラシック〔716〕現代の名指揮者のSimon Rattleを聴く

 今日の続自由時間のクラシックは現在、最も、アルバム数の多い、イギリス出身の名指揮者の「Simon Rattle」のアルバムを選んでいくつか聴いてみることにします。ベルリンフイルの音楽監督をキリルペトレンコに譲って、少し、経ちますが、ロンドン饗でも数多く演奏し、今後はドイツ名門のバイエルン放送交響楽団の音楽監督に内定していると有ります。真に、カラヤンの再来の如く、膨大なアルバムを残しています。

 手許のアルバム数ももうすぐ、100枚近くになる様です、まだ、まだ、現役で、活躍できるので、おそらく、カラヤンを抜きさる事が想像できます。しかし、これまで、イギリスのバーミンガム市交響楽団、ベルリンフイル、ウイーンフイル、ロンドン饗で指揮されていますが、Youtubeで手軽に聴けるアルバムは意外に少ないので、驚きました。

 ベルリンフイル時代のアルバムは、膨大ですが、殆ど、短いアルバムばかりで、インターネット会員になって、本編を有料で聴くことになります。やはり、ショップで購入するか図書館やレンタルショップで借りて聴くことが主体になりそうす。

 レコ芸500(2017)では下の表に示すとおり、40点近い、推薦曲がありますが、日本の評論家も厳しく、1-2位の高い評価をしているアルバムは意外に少ない様です。贅沢な悩みです。

 Youtubeで検索した結果を下に記します。膨大な短い曲は省いています。トピック欄の短い曲と20分以上の曲が充実して、聴く事ができそうです。ベルリンフイルは著作権の関係か、長い曲はやはり、非常に少ない様です。次のバイエルン放送交響楽団で指揮アルバムがYoutubeで公開されることを期待したいです。

 手許のアルバムをみると、凡そ、名曲といわれる、アルバムはほぼ揃っているようで、充分満足して、フルトヴェングラー、カラヤン、アバド、ラトルの4代のアルバムを、今後、10年は、じっくり、聴けそうです。

 「人となり」を簡単に記しますと「1955年、リヴァプール生まれ。幼い頃からピアノと打楽器を学び、イングリッシュ・ナショナル・ユース管弦楽団では打楽器奏者を務めた。1971年にロンドンの王立音楽アカデミーに入学し、指揮を学んだ。」

「1974年、ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクールに優勝し、ボーンマス交響楽団およびボーンマス・シンフォニエッタの副指揮者に就任した。以後イギリスの主要なオーケストラを指揮し、1977年には、ヤナーチェクの『利口な牝狐の物語』を指揮し、グラインドボーン音楽祭に最年少でデビューした」とあります。

「20代前半から既にヨーロッパ各地のオーケストラに客演し、様々なオーケストラからの主要ポストの申し出を受けたが、1980年に自国のバーミンガム市交響楽団の首席指揮者に就任した。ラトルの就任当時には決して国内的・国際的知名度が高いとは言えなかったこのオーケストラを、徐々に世界的なオーケストラに育て上げた。1990年には同オーケストラの音楽監督に就任した。同団との来日も数度果たしている。」ともありました。

 指揮者と音楽監督の権限に大きな差が有る様です。今日は彼の指揮する4つのオーケストラの特徴と歴代指揮者・監督をウキペデアにより、整理してみましたので、参考までに記しておきます。おそらく、名前の聴いた名指揮者が多く、登場してきます。

 今日は手許にある膨大なアルバムから「Mahler Symphony #10」を聴きながらブログを纏め、Youtubeで検索できたアルバムから、比較的聴く機会の少ない新しい、アルバムを選び、「The Nutcracker, Op. 71」、「BBC Proms - 2022」、「BBC Proms 2020 」、「Haydn: Symphony No. 91」、「Richard Strauss “Ein Heldenleben”」と「Stravinsky The Rite of Spring」の計6点を聴く事にします。

ラトルーベルリンフイルの組み合わせは、ショップでの購入、お近くの図書館やインターネット会員になられゲットする事をお勧めします。

今日のお勧め曲

公開日                          ・2022/9/5

演奏家名                           ・Simon Rattle

読み                             ・サイモン・ラトル

音源                                                       ・Youtube

出生地:                                                                            ・イギリス リバプール

生年                                                                                     ・1955年1月

死亡:                                                                             ・     ー

分類                                                                                     ・指揮者

知名度                                                                             ・名指揮者

レコ芸500(2017)の推薦アルバム(他の指南書は省略)

バルトーク 中国の不思議な役人◎

ベートーヴェン 交響曲9番、ピアノ協奏曲1番、2、3、4、5番◎

ベートーヴェン 歌劇 フイデリオ◎

ボロデン 交響曲2番◎

ブラームス 交響曲1,2番ピアノ協奏曲1番◎

ブリテン 戦争レクイエム◎

ブルックナー 交響曲4番9番◎

ドビュッシー 交響詩海、牧神の午後への前奏曲◎

エルガー ヴァイオリン協奏曲◎

ハイドン 交響曲88番、オラトリオ四季◎

ホルスト 惑星◎

ヤナーチェク シフォニエッタ◎

リスト ファウスト交響曲

マーラー 交響曲2,3,4,5、9、10番、カンタータ◎

メシアン トウーランガイア交響曲◎

モーツアルト 歌劇コジファントウテ◎

ラヴェル マー・メール・ロワ、ラ・ヴァルス、、左手のための協奏曲◎

    ・  ニールセン 交響曲4番 不滅

ロドリーゴ アランフェス協奏曲◎

シューマン交響曲1,4番◎

ショスターコーヴィチ 交響曲14番◎

チャイコフスキー くるみ割り人形

ワグナー ラインの黄金◎

レコ芸500(2017)では40点推薦 ◎ 下線は高い評価

人となりウキペデア他より サー・サイモン・デニス・ラトルは、イギリスの指揮者。2002年9月から2018年6月までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督を務めた。2017年9月からロンドン交響楽団の音楽監督を務める。1994年、30代の若さでナイトに叙され、サーの称号を得た

推薦図書

レコ芸500 2017◎

クラシック不滅の巨匠100 2008 

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ ◎

私だけのクラシック1001 宮城谷

手許CD(85以上) 詳細下記

Youtube検索結果より 

 視聴回数の多い短い曲抜粋(トピックより)

Adagio for Strings, Op. 11

Carmina Burana, Conclusion, Fortuna Imperatrix Mundi: O Fortuna

Cello Symphony, Op. 68: III. Adagio

Concierto de Aranjuez: I. Opening (Adagio)

Porgy and Bess, Act I: Summertime

The Nutcracker, Op. 71, Act II: No. 13, Waltz of the Flowers ★★

The Nutcracker, Op. 71, Act II: No. 14c, Pas de deux. Variation II 

     "Dance of the Sugar Plum Fairy"

The Rite of Spring, K 15, Pt. 2 "The Sacrifice": III. Glorification of the Chosen One

 20分以上のアルバムから抜粋

BBC Proms - 2022: Sir Simon Rattle and the LSO | Full Performance _ HDTV ★★

BBC Proms 2020 - Sir Simon Rattle conducts Gabrieli & Elgar ★★

Beethoven: Symphony No. 5 in C minor Op. 67 / Simon Rattle

Claude Debussy: «Jeux». Poème dansé pour orchestra, Simon Rattle

Gustav Mahler-Sinfonia N 1-Titan- Director-Sir Simon Rattle

      Orq Sinf Infantil de Venezuela

Haydn: Symphony No. 91 - Bavarian Radio Symphony Orchestra

     /Sir Simon Rattle (2012) ★★

Leeds International Piano Competition 1990, Schumann Concerto, 

     Lars Vogt, CBSO, Simon Rattle

Mahler: Das lied von der erde | Simon Rattle

Mahler: Symphony No 2 "Resurrection" (Rattle, City of Birmingham SO, 1998)

Maurice Ravel: «Daphnis et Chloé». 2ème Suite, Simon Rattle

Petrushka; Sir Simon Rattle & City of Birmingham Symphony Orchestra; 1988

Puccini "Le Villi" Anton Guadagno

Richard Strauss “Ein Heldenleben”|Rattle ★★(英雄の生涯)

Seong-Jin Cho: Ravel Piano Concerto in G major(with the BPO and 

     Sir Simon Rattle, 2017)

Simon Rattle Conducts Brahms

Sir Simon Rattle conducts the Australian World Orchestra, 

      Bruckner Symphony No. 8 2015

STEPHEN HOUGH & SIMON RATTLE Rachmaninov Rhapsody on a

      Theme of Paganini (Waldbuhne Berlin 2007)

Stravinsky The Rite of Spring // London Symphony Orchestra/Sir Simon Rattle ★★

STRAVINSKY_ 'Le Sacre du printemps' (complet) Simon Rattle & BP 

Walton: Symphony No 1 // Sir Simon Rattle & London Symphony Orchestra

Symphony No. 5 in E-Flat Major, Op. 82: I. Tempo molto moderato

Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109: I. Feierlich, misterioso

Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma": Theme

指揮者追加情報 1979年にロサンジェルス・フィルハーモニックを指揮してアメリカ・デビューを果たし、1981年から1994年まで同楽団の首席客演指揮者となっていた。1984年、大英帝国勲章コマンダー(CBE)に叙された。1994年、30代の若さでナイトに叙され、サーの称号を得た2002年、クラウディオ・アバドの後任として、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任した。2017年9月にロンドン交響楽団音楽監督に就任し、2021年末においても現任中である。そして次は2021年1月11日、ラトルが2023/24から5シーズン、バイエルン放送交響楽団・バイエルン放送合唱団の首席指揮者を務める予定であることが発表された

「Simon Rattleの手許アルバム抜粋」です。
凡そ90点ほど収集している様です。
カラヤンはこれ以上ありそうです。

「Mahler Symphony #10 ベルリンフイル」です。
個人的には、長大で聴く機会が少ない曲です。
今日は先ずこれを聞く事にします。

「The Nutcracker, Op. 71」です。
トピック欄で見つけました、分割され、全24曲あります。



「BBC Proms - 2022」です。最近の動画です。
「Mahler's mighty Second Symphony, 'Resurrection'」です。




「BBC Proms 2020 - Sir Simon Rattle conducts Gabrieli & Elgar」です。
こちらも比較的新しい動画です。

「Haydn: Symphony No. 91」です。
お得意のハイドンの交響曲です。初めて聴く様です。

「Richard Strauss “Ein Heldenleben” 英雄の生涯」です。
こちらもみつかりました。いかがでしょうか

「Stravinsky The Rite of Spring」です。
ラトル・ロンドン管版もお勧めです


②ラトルが指揮した、有名オーケストラについて

 彼が所属した(今後、所属する)オーケストラの概要と、歴代指揮者・音楽監督をウキペデアから抜粋し、整理してみました。このブログで登場した、多くの名指揮者が出てきます。

イ)、バーミンガム市交響楽団
        
 
ロ)、ベルリンフイル          
         

ハ〕ロンドン交響楽団     
        

ニ)バイエルン放送交響楽団        

 

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