続自由時間のクラシック〔722〕現代の名指揮者のSimone Youngを聴く

 今日の続自由時間のクラシックはオーストラリア出身の女性指揮者の「Simone Young」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。女性指揮者として、初めて、ウイーンフイルを指揮した方で、基点はドイツの「ハンブルグ交響楽団」の指揮者ですが、世界中の多くのオーケストラに客演指揮をされています。

 このブログでは女性の指揮者が登場するのは、初めてです。手許に1枚もなく、推薦する、指南書はレコ芸500(2017)にブルックナー作品が3点だけ推されているだけで、少し不安ながら、Youtubeに頼って、検索することにしました。

 レコ芸が採りあげるだけあって、ブルックナーの名曲が随分揃います。Youtubeの検索では、マーラ、ブルックナー、ブラームス、ワグナーのオペラが主流として、指揮されている様です。まだ、これから、レパートリーが増えていく逸材の一人でしょう。検索結果を下に記します。まだまだ、有りそうです。追加検索ください。日本で指揮されているアルバムは、著作権の関係か、殆ど、みつかりませんでした。

 「人となり」をいくつかピックアップしますと、「ニューサウス・ウェールズ州音楽院(現・シドニー大学附属シドニー音楽院)で作曲、指揮、ピアノを専攻する。1985年にオーストラリア・オペラコレペティートル、指揮者助手に起用されチャールズ・マッケラス、リチャード・ボニング、カルロ・フェリーチェ・チラーリオ、スチュアート・チャレンダーらに師事する。1985年にシドニー・オペラハウスで指揮者デビューする。1986年に「オーストラリア最優秀新人賞」を受賞し、オーストラリア芸術評議会奨学生としてドイツへ留学する。

」とありました。

「ドイツではケルン歌劇場でジェームズ・コンロンに師事、ベルリン国立歌劇場でダニエル・バレンボイムに師事する。1993年、ウィーン国立歌劇場に女性指揮者としてデビューを飾る。国際的なキャリアをスタートさせ、世界中のすべての重要なオペラハウスや交響楽団に出演しました。」

 「2022/23シーズンの客演指揮者として、パリ歌劇場(「サロメ」)、ウィーン国立歌劇場(「エレクトラ」、「こうもり」)、メトロポリタン歌劇場(「薔薇の騎士」)で上演を指揮。」ともありました。

 詳細はHPとフェースブックが公開されていますので、一読されることをお勧めします。

 今日は手許に1枚もありませんが、Youtubeのおかげでみつかったアルバムから「conducting Hamburger Philharmonics」、「Der Freischütz J277 : Overture」、「Mozart Symphony 41」、「Bruckner "Symphony No 1」と「Mahler Symphony No.2」の計5点を選んで聴いてみることにします。彼女以外、もう数人、女性指揮者を出場していただく予定です。紙面の関係で名曲・名盤を省いています、是非時間の許す限りお試しください。

今日は②項のこれまでこのブログでお勧めしました、指揮者を勢ぞろいしてもらいます。Youtube検索の際、上手く、活用ください。

今日のお勧め曲

公開日                                                                            2022/9/12

演奏家名                                                                         Simone Young

読み                                                                                 シモーネ・ヤング

音源                                                                                   Youtube

出生地:                                                                   オーストラリア・シドニー

生年                                                                                  1961年3月

死亡:                                                                                ー

分類                                                                                    指揮者

知名度                                                                           名指揮者

レコ芸500(2017)の推薦アルバム

ブルックナー 交響曲第1番

ブルックナー 交響曲第3番

ブルックナー 交響曲第8番

レコ芸500(2017)では3点推薦 ◎ 

人となりウキペデア他より

推薦図書

レコ芸500 2017◎

クラシック不滅の巨匠100 2008 

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ 

私だけのクラシック1001 宮城谷

手許CD(0) 手許には1枚もない様です。

Youtube検索結果より 

視聴回数の多い短い曲抜粋

Professional VS Beginner Soloist (Ft. Hilary Hahn, Simone Young, SSO) ★★★

Simone Young conducting Hamburger Philharmonics ★★

Steve Davislim & Simone Young perform Foggy Foggy Dew

Der Freischütz J277 : Overture - Simone Young ★★「魔弾の射手」序曲

Tragic Overture, Op. 81

女性指揮者シモーネ・ヤングさん来日 オペラと交響曲指揮

Simone Young über "Das verratene Meer"

20分以上のアルバム抜粋

Mozart Symphony 41 / Simone Young / 2018 ★★

Johannes Brahms - Symphonies ★★★(全曲)

Benjamin Britten Violin Concerto - Giulio Plotino Violin -

      Simone Young Conductor - Waso

Chamber Sounds with Simone Young: Korngold, Schoenberg & Mahler

Bruckner ★★★

Bruckner "Symphony No 1" Simone Young ★★

Bruckner: Symphony No. 3 (1872 Version)

Symphony No. 5 in B-Flat Major, WAB 105

Simone Young conducts Bruckner - Symphony No. 6 

Simone Young conducts Bruckner - Symphony No. 6 (2018)

Bruckner "Symphony No 8" Simone Young

Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109 

Mahler ★★★

Mahler Symphony No.2 "Resurrection". Sydney Symphony

      Orchestra, Simone Young. 21 July 2022 ★★

Schmidt Symphony No. 4 / Royal Stockholm Philharmonic Orchestra / Simone Young

Simone Young conducts Mahler - Symphony No. 6 (2018)

Mahler: Das klagende Lied | Sydney Symphony Orchestra | Digital Season

OPERA ★★★

Simone Young conducts Parsifal (Hamburg 2011)

Richard Wagner “Gotterdammerung” (Deborah Polaski & 

      Simone Young • Hamburg State Opera, 2010)

WAGNER RING SIMONE YOUNG

指揮者追加情報 2005年5月からハンブルク州立歌劇場総支配人、ハンブルク・フィルハーモニカー首席指揮者を兼任する。このハンブルク州立歌劇場総支配人は、過去にカール・ベーム、クリストフ・フォン・ドホナーニらがなっており、女性指揮者の就任は初のケースとなった。同年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を女性指揮者として初めて指揮した。日本での演奏は1997年にNHK交響楽団と共演して以降、頻繁に来日公演を行っている。」とありました。

公式HP www-simoneyoung-com

facebook. https://ja-jp.facebook.com/SimoneYoungConductor


「 conducting Hamburger Philharmonics」です。
面白い動画が見つかりました。
ヒラリ・ハーンとの共演アルバムもありました。


「Der Freischütz J277 : Overture」です。
ウエーバの「魔弾の射手」序曲です。初めて聴く様です。

「Mozart Symphony 41」です。
定番の名曲です。ブラームスの交響曲は全曲聴けそうです

Bruckner "Symphony No 1"」です。
少し古いですがいかがでしょうか。得意とする
Brucknerの交響曲はさすがに、揃って聴けそうです。

「Mahler Symphony No.2」です。
こちらも定番の名曲です。
マーラーはいくつか聞けます。


②これまでこのブログに登場した、指揮者一覧

 これまで、このブログに登場した、指揮者を整理してみました、交響曲、管弦楽曲、協奏曲、オペラなど、クラシック音楽演奏の要になるのが、指揮者ではないでしょうか。下の表はほんの一部です。中には半世紀を超える、長い評価を得る、指揮者もおられます。今後もどんどん増えて、益々、充実するのでしょう、もう少し、若手の指揮者を入れる必要を感じています
 お好みの指揮者がおられましたら、Youtubeに指揮者名前を入力していただくと、20-30点以上のアルバムが検索可能です。年内一杯、このシリーズを続ける予定です。最終版をお楽しみにしてください。(できるだけダブらないようにエクセルとアクセスでデータ整理しています。)

             このブログに登場された主な指揮者一覧表


 追記

 我が家の居間にある、TVが故障した、浦和から、11年使ったことになる、昨年、暮れぐらいから、不調が始まり、前週、いくら、スイッチを押しても、入らなくなり、ご臨終となりました。長く持った様です。このTVはPCと連結して、Youtubeの画像やPCデータを拡大してみる事に重宝していました。クラシック番組の録画も担当しており、随分、過酷に使ったはずですが、長く、もってくれた、できるだけ同じ仕様で4Kに替える、ことにし、本日入ってくる、録画した、データは別途変換器がある様で、11年分の録画は大丈夫の見込みとのこと。

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