続自由時間のクラシック(406) 日本人名指揮者(1)朝比奈隆を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは、数少ない、日本の名指揮者、演奏家のアルバムを採りあげていく予定です。今後、しばらく、ウキペデア他より「人となり」情報とYoutubeによる、主なアルバムの検索結果、手許保有のアルバム数などを下のエクセルフォームで整理し、毎回、数枚の名アルバムを聴いてみることにします。

 今日は第1番で、関西だけでなく、日本を代表する名指揮者「朝比奈隆」のアルバムをいくつか選んで聴いてみたいとおもいます。「朝比奈隆」の名盤を「レコ芸500」で調べてみると、「ブラームス交響曲1番」、「ブルックナー交響曲5,7番」の3点が日本のプロの評論家の推す、アルバムで、少し、がっかりしました。大阪フイルの知名度が物語っているのでしょうか、手許にもなぜか、3枚しかありません。

 この人はブルックナーを日本に広めたことで知られています。半世紀を超える指揮活動で、膨大な録音が残っています。今日は出来るだけ、数多くYoutubeで名曲を検索して、朝比奈節を聴こうと思います。朝比奈隆の代表作品はメジャーな作品はブルックナー、ベートーヴェン、ブラームスの新3Bで、Youtube検索で時間を掛けると、ほぼ、全曲揃うのではないかと思うぐらい、投稿されており、手軽にお愉しみになれそうです。

 特に、録音状態にいい、演奏をピックアップして、御自分のライブラリーとされてはいかがでしょうか。今日は、このブログをまとめながら、手許の「ドヴォルザーク9番」を聞き終え、下の表から●印のついたアルバムから1点、ブラームス:交響曲 第1番 」と他に「大栗裕 大阪俗謡による幻想曲」、R.シュトラウス:アルプス交響曲」の計3点を追加して、聴くこととします。有名な長時間のブルックナー作品については、今後の愉しみに残しておきます。少し、マニュアックな選曲となりましたが、適宜、追加検索して、お愉しみください。

今日は②項にこれまで、お勧めしてきました。日本人作曲家の集約リストと、③項にレコ芸500シリーズ (名曲名盤500 2017年版)で、登場する。日本の名指揮者、演奏家のアルバムを集約した結果を記しておきます。今後、この表から、各分野別に順次、名アルバム(3-5枚以上のノミネート)を検索して、聴いていきます。

①今日のお勧め曲

公開日                        2021・5・27

作曲家名                          朝比奈隆 

読み                              ア行

音源                            Youtube

出生地:                       東京府東京市牛込区

死亡:                         2001年12月

分類                            日本人指揮者

主な代表作

タワレコ われらがマエストロ 没後20年『巨匠・朝比奈隆 特集』 より (参考)

(1) ベートーヴェンの交響曲

(2) ブラームスの交響曲

(3) ブルックナーの交響曲

(4) その他の1960~70年代の録音

1960~70年代の大阪フィル、新日本フィル、札幌交響楽団との録音

アマゾン他にても多数紹介されています。

ウキペデア他より  朝比奈 隆は、大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽総監督を務めた日本の指揮者。 左利き。朝比奈の出生には謎があり、中丸美繪著『オーケストラ、それは我なりー朝比奈隆 四つの試練』が詳しい。 著名な家族に、長男の朝比奈千足。 最初の録音は1940年(昭和15年)に京都大学交響楽団を指揮して録音した、母校の京都大学学歌(テイチク)であり。1931年に京都帝国大学法学部を卒業。鉄道省勤務の実兄の推薦により、月給60円で2年間阪神急行電鉄(現阪急電鉄)に勤務。電車の運転や車掌、百貨店業務、盗電の摘発 などを行う傍ら、チェリストの伊達三郎の誘いで大阪弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者として大阪中央放送局 (JOBK) に出演。1933年(昭和8年)、会社員生活に飽き足らず「もう一度学問をやり直したい」という理由で退社し、改めて京都帝国大学文学部哲学科に学士入学。1960年には大阪フィルハーモニー交響楽団に改組、亡くなるまで半世紀以上にわたり常任指揮者・音楽監督を務めた。国内はもとより、ベルリン・フィル(1956年)、シカゴ交響楽団(1996年)といった世界一流のオーケストラの指揮台に立ち、海外の70近いオーケストラに客演した。ドイツ音楽を得意とし、特にベートーヴェンとブルックナーの交響曲をライフワークとして取り上げ、ベートーヴェンは実に8度の交響曲全曲録音を完成。また、日本でのブルックナー受容に大きな役割を果たした。

手許CD(3) ドヴォルザーク(9番)ブルックナー(8番)、リムスキーコルサコフ(シェラザード)

Youutbe検索結果より

・ ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 Op.68 朝比奈 隆 2000 ●

Bruckner: Symphony No. 7 - Osaka Philharmonic Orchestra/Asahina (1992)  ●

朝比奈隆=新日フィル ブルックナー交響曲第5番 ●

朝比奈隆=NHK響 ベートーヴェン交響曲第5番

朝比奈隆=大阪フィル ブルックナー交響曲第8番 2001 ★

大栗裕 大阪俗謡による幻想曲 ★★

朝比奈隆=NHK響 ブルックナー交響曲第9番

朝比奈隆ベートーヴェン交響曲全集特典 ★

朝比奈隆=新日フィル ブルックナー交響曲第5番 ●

Brahms - Symphony No 2 - Asahina, Osaka Philharmonic (1995)

朝比奈/大フィル:R.シュトラウス:アルプス交響曲 ★★

朝比奈=大阪フィル ベートーヴェン交響曲第9番

Tchaikovsky: Symphony No. 5 - Osaka Philharmonic Orchestra/Asahina (1990) ★

Beethoven Symphony No. 5 Asahina Osaka Philharmonic Orchestra 2000 Movie Live

朝比奈=大阪フィル マーラー交響曲第2番 1995/7/8

・ モーツァルト:交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 朝比奈 隆 1995

朝比奈隆指揮 交響曲/管弦楽 名演集 ★

朝比奈隆演奏集 

・ 追加検索ください。


ブラームス:交響曲 第1番」です。先ずこの演奏はいかがですか
新しい、アルバムも出ています。2-4番も揃うようです。

大栗裕 大阪俗謡による幻想曲」です。
生粋の関西人のおすきな方の演奏です。

R.シュトラウス:アルプス交響曲」です。
日本のカラヤンを彷彿とさせます。小澤も驚きでしょうか

②主な日本人作曲家の集約

 約20日間、お勧めしてきました、主な日本人作曲家を集約してみました。ご参考にして、名曲をお愉しみください。


③レコ芸500シリーズに推されている、指揮者・演奏家リスト

いずれも、日本を代表する方ですが、分野別整理すると、意外と少ないので、驚いています。日本の評論家は厳しい評価を下すようです。今後、この表(アルバム数)を参考にして、筆者好みの方のアルバムを選んでまいります。



コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く